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踊る大捜査線 THE LAST TV 感想。 [・単発/終了済みシリーズ]

まぁ、もう二週間経ってますけど、9係も京都地検も遺留捜査も終わっちゃったんで
今更ながらに感想をかいたりしてみようかなーと思ったりしました。

大半の見られた方は感じてるんじゃないかと思いますが、狙いすぎて見事に滑ってましたね。
というか、踊るのコンセプトって
『まぁいろいろ言われるけど、現場はこんなにも頑張って、市民の生活を守ってんだ』
みたいなかんじだったんじゃないんですかねえ……。
それを伝えるためには、ある程度リアリティが必要になってくると思いますが
特に、映画3からはリアリティ放棄が著しいと思います。
新湾岸署の超セキュリティーとか、今回の結婚式とかね……。
(交渉人真下もそういうところあるけど、スピンオフだからまぁ、許容範囲?)
王刑事がそんなに重要な立場なら、警視庁で研修させろよとか
そもそもなツッコミがいくらでも浮かんできますし。
加えて、キャラを増やし過ぎて持て余しているにも程がありますわな。
まぁ、様々な理由で出演NGになった方の代役を入れるのはある程度仕方ないとして
スピンオフ関連で増やし過ぎだったり、ほとんどのキャラを退場させなかったりはなあ。
今回なんて、大体顔みせ終わったなとおもったら、既に30分以上経ってましたし。
そんな状態ですもの、ストーリー薄くもなりますわな?
あと、小栗旬の鳥飼管理官はどうしたいんでしょうねえ。
どーも露骨に悪役っぽい演出がされてますから、またミスリード要員かもしれませんが。
それからキャラと言えば、青島を昇進させたのもどうかなあと。
そらまぁ、警視とかまでいかなきゃヒラっちゃあヒラでしょうけど
警部補はどーも、ヒラとは思えんのよねえ。本庁でも主任には成れるわけだし。

それから、ギャグが大して面白くなかったのもあるなあ。
確かに、なんか言う→無言でためる→話を戻すなんてのは踊るのお約束ではありますが
さっきの、キャラやし過ぎの件も重なって、テンポを殺しまくってました。
やっぱ、本筋を進められなくなるほどギャグを入れるのはどうかと思いますよ。
いっそ、TRICKとかぐらい開き直るっていうなら、それはそれでありですけどねえ。

さて、真面目な事件の方ですが
青島が犯人からのメールでおびき出し、そこで捕まえようという作戦だったわけですが
あの作戦のどこにリスクがあんの? 中国高官に対して粗相をするってことか?
大事な交流員が騙されるなんて、国際問題だと言ってるくらいなんだから
事情を知らないわけではないんだし、説明して協力を求めりゃいい話じゃないかと。
また、拳銃があるという情報はあの段階でなかったわけですから
高官が危険だからやらないというのは、なりたちませんし。
それに、必死になってホテル玄関から会場までの間に顔の照合してましたが
なんでそんなことせにゃならんのか、全く意味不明と言わざるを得ません。
青島を玄関に配置しときゃ済む話ですよ?
寸借詐欺の件で事情聴いて指紋照合すれば、なーんの問題もない。
そのあたりを百歩譲るとしても、なんでそんなギリギリの段階になって
写真の鮮明化なんてやってんのよ? 科捜研に依頼して先にやっとけよバカじゃねーの?
似顔絵と照合するっつーのも、何の意味があるのか全く分かりませんし。
おかしな状況を無理やり作ろうとして、あちこちえらいことになってる感じしかしませんね。

で、るろ剣に行ってきたときの劇場での予告では
死ぬ死ぬ詐欺なシーンがあったんですが、なんで削ったんでしょうね。
身内をだれ一人殺してない、踊るで今更誰か殺すわけはないだろうとはいえ
分かっていても一定の訴求力があるシーンじゃないのかね。
まぁ、CMで流してるっちゃそうなんだろうけどね。


管理人のいく気は……、かなり微妙になりましたねえ。
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