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霧原流F1ガイド(1) [F1]

そんなに長くファンしてるわけではないので
おこがましいかなとは思いますが
少しでもファンが増えてくれると嬉しいので
その辺、少しずつ語っていこうかなと思います。

F1に限りませんが、モータースポーツというと
・同じとこぐるぐる回ってるだけで面白いか?
・クルマの性能のほうが大きいし、スポーツと言えるの?
・環境重視のこの時代にガソリン浪費するな
とか、思う人が多いかと思います。
しかし、これはモータースポーツに限らず
サッカーや野球にしたって興味ない人にすれば、似たようなもんでしょう。
とはいえ、なんとなく敷居が高い気がするのは皆さんあるかと思います。
これは、サッカーや野球は何かしらでやったことがある
メディアで毎日のように取り上げられるので目に入るなどで
ルールとかどんな選手がいるかといった情報が
わざわざ調べなくてもなんとなく知っているというのが大きいでしょう。
まぁ、そんなわけで少し他に比べると面倒な部分があるのは否定しません。
しかし、なんでもそうですが少し深く知るだけで劇的に面白くなるのです。

じゃあ、何を予習しておけばいいのか?
とりあえず、チーム名・ドライバー名・見るレースのコース図ぐらいでいいと思います。
え? 今年はいろいろ複雑だからそれだけじゃ厳しいだろう?
そうかもしれません、というか多分そうです。
できれば、KERS・DRS・タイヤ交換について軽く触っておきましょう。
オーストラリアのレポートでちょちょっと書いてますが
そのうち説明しようかと思います。

まぁ、ここでも少しずつ語っていこうと思います。
それでは今日はこの辺で。



ちなみに、興行などで移動が多いスポーツのほうが
エネルギーの浪費なら多いと思いますよ?
F1の場合大体3Lで5kmぐらいですから、燃費ものすごい悪いのは事実ですけどね。

霧原流F1ガイド(2) [F1]

というわけで第2回。
前回ああは言ったけど、調べるのめんどいよ!!
という人が大半でしょうから、ちょいちょい紹介していきましょう。
今回はチーム・ドライバーの紹介。

レッドブル
1  セバスチャン・ベッテル    VET  ドイツ
2  マーク・ウェバー        WEB オーストラリア

マクラーレン
3  ルイス・ハミルトン       HAM イギリス
4  ジェンソン・バトン        BUT イギリス

フェラーリ
5  フェルナンド・アロンソ     ALO スペイン
6  フェリペ・マッサ         MAS ブラジル

メルセデスGP
7  ミハエル・シューマッハ    MSC ドイツ
8  ニコ・ロズベルグ        ROS ドイツ

ロータス・ルノーGP
9  ニック・ハイドフェルド      HEI  ドイツ
10 ヴィタリー・ペトロフ       PET ロシア

ウィリアムズ
11 ルーベンス・バリチェロ     BAR ブラジル
12 パストール・マルドナド     MAL ベネズエラ

フォース・インディア
14 エイドリアン・スーティル    SUT ドイツ
15 ポール・ディ・レスタ      DIR イギリス

ザウバー
16 小林可夢偉           KOB 日本
17 セルジオ・ペレス        PER メキシコ

トロ・ロッソ
18 セバスチャン・ブエミ      BUE スイス
19 ハイメ・アルグエルスアリ   ALG スペイン

チーム・ロータス
20 ヘイキ・コバライネン      KOV フィンランド
21 ヤルノ・トゥルーリ       TRU イタリア

ヒスパニア
22 ナレイン・カーティケヤン   KAR インド
23 ビタントニオ・リウッツィ    LIU  イタリア

ヴァージン
24 ティモ・グロッグ        GLO ドイツ
25 ジェローム・ダンブロジオ   DAM ベルギー

見方は左から、カーナンバー・名前・レース中の略称表示・出身となっております。
カーナンバーとは、所謂ゼッケンで前年のチャンピオンが1、そのチームメイトが2
更に、それ以降は前年のチームとしての順位の順に2つずつ番号が振られていきます。
チーム内では前年の成績が良かったほうが若い番号を付ける場合が多いですが
別に、必ずそうしなければならないというわけではないため
シューマッハは奇数がラッキーナンバーなんだということで
チームメイトのロズベルグから譲ってもらったりしています。
移籍があった場合は、以前からいるドライバーが若い番号をつけることが多いです。
また、西洋のスポーツなので不吉な13は欠番となっています。
レース中の略称表示は、基本的にファミリーネームのアルファベット前3文字となっていますが
シューマッハはかつて弟ラルフがいたときの名残で、ファーストネームのMが入っています。

このように、1チーム2名で走っているわけですが
同じチームのマシンは当然カラーリングが同じわけで
どうやって見分ければいいのか? という問題は当然あるかと思います。
ヘルメットみて、見分けられればベストではありますが
簡単なのは、ドライバーのすぐ後ろの上に赤か黄色のT字状のものが見えるかと思います。
それが赤いほうがカーナンバーが若いほうのドライバーになります。


そんなわけで、ざっと紹介だけでしたが
次回からちょっと詳しく、紹介して行こうかなと思います。

霧原流F1ガイド(3) [F1]

今週はモナコなので、金曜日に王室主催のパーティーがある関係上
明日、木曜日にフリー走行があります。……土曜日書くことないな。
とはいえ昨日ターン1のサン・デボーテ手前でトラックが炎上した関係で
ごっそり、路面はがして再舗装しているようです。
場所的に、ブレーキングで大きな負荷がかかるので
はがれたりする可能性もあり、なにかしら変更があるかもしれません。
DRSがホームストレートに設定されていますが、これはダメかもしれませんね。
もともと、サン・デボーテはオーバーテイクに適したコーナーではないんですが
ストレートがあってないようなもんであるモンテカルロ市街地コースでは
どうしても設置したいならここしかないというかんじですかねえ。
モナコの話が長くなりましたが、これはまた明日か土曜にでも。

ちょっと詳しくチーム・ドライバー紹介でもしていこうかと思いましたが
その前に、中継でなに言ってるか分かるように用語の解説を

DRS
Drag Reduction Systems
リアウイングを一時的に寝かせることで、最高速をあげるシステム。
スタート後3周目から、前走車との差が1秒以内の場合、各サーキットの指定区間で使用可能。
計測は、指定区間手前のコーナーで行われる場合が多いが
オーストラリアやトルコでは2~3前のコーナーだった。
ちなみに、予選ではどこでも使用可能。ただし、モナコではトンネル区間での使用は禁止。

KERS
Kinetic Energy-Recovery System
ブレーキ時のエネルギーを回収して再利用するシステム。
1周につき、約80馬力のパワーブーストを6.67秒間使用可能。
どこでも使えるので、主に各コーナーの立ち上がりやDRSと絡めてオーバーテイクに利用される。
また、DRSは後続車しか使えないため、抜かれないための防御の要でもある。
2009年にも一度導入されたが、重さなどの理由で使わないチームが多かった。
結果、当時から搭載していたチーム(フェラーリ、マクラーレン)のもののほうが完成度が高い。

シケイン
chicane
スピードの出すぎを防ぐ、減速時の追い抜きを助長する意味で設置される障害コーナー。
ほとんどがクランク状をしている。
有名なものは、モナコのヌーベル・シケイン、スパ・フランコルシャンのバスストップシケイン
鈴鹿の最終コーナー手前のシケイン(旧カシオトライアングル)など。

スティント
スタートからピットイン、ピットアウトからピットイン、ピットアウトからチェッカーの間隔をさす。

セクター
サーキットを3分割した各エリア。
ストレートが多いエリア、コーナーが多いエリアといったかんじで分割されている場合が多い。

セイフティカー
大きなクラッシュが起きた場合などに、マシンを先導し安全を確保するために走らせる車。

タイヤ
今年からピレリのワンメイク。
柔らかいほうから、スーパーソフト・ソフト・ミディアム・ハードの4種類があり
各レース毎に4種中2種が毎回供給される。
供給された2種のうち、柔らかいほうをオプション、硬いほうをプライムという。
予選10位以上は予選最終セッションでベストタイムを記録したタイヤでスタートしなければならない。
雨天レースを除き、決勝ではオプションとプライムを、最低各1回使用しなければならない。
雨用は少雨用のインターミディエイト、大雨用のウェットがある。

ダウンフォース
空気の流れを利用して、マシンを路面に押し付ける力。
主に、中高速コーナーを速くまわるのに力を発揮する。
リアウイングを立てれば簡単に得られるが、そうするとその分最高速が犠牲になるため
いかにそれ以外の部分で得られるかが重要。

バックマーカー
周回遅れのマシン。

フラッグ
旗の種類によりいろいろな意味がある。大概下記の意味。
黄旗:追い抜き禁止区間の始まり。
緑旗:追い抜き禁止など前に振られた旗の区間の終了を示す。
青旗:周回遅れのマシンに対し、コースを譲るように促す。あまり譲らないとペナルティ。
赤旗:荒天などにより、レース中断・中止を示す。
黒旗:カーナンバーとともに示されピットインを指示する。大概失格。
チェッカー:レース終了。
ナイトレースとなるシンガポールなどでは、見やすさを確保するため電光掲示板が用いられる。

ペナルティ
軽微なものにはピットレーンを素通りするドライブスルーペナルティ。
重大なものにはピットインし、10秒静止するストップゴーペナルティがある。
レース中に判断できなかった場合などに
該当のペナルティ相当としてフィニッシュタイムに20秒・30秒加算などもある。
予選などの行為に対しペナルティが課される場合は
グリッド降格処分や予選のベストタイム抹消などがある。

マーブル
タイヤカス。千切れたゴムの塊。
これを踏んでしまうとグリップを失う。

えー、大体こんなかんじ。
ざっと分かるように書いたつもりですが
分かりにくいかもしれません。
チェックしたので間違ってはいないと思いますが、なんかあればすみません。
青旗については、滅多に(同一周回の)ただ速い車が来ているはないので、あえて書いてません。


何言ってるかわかれば、多少は楽しめるようになるかと思いますし
モナコはいつもよりは放送時間も早いので、見てあげてください。

霧原流F1ガイド(4) [F1]

まぁ、月1回どこかF1のある週に入れていこうかと思います。
小説のほうはね自分すべってればいいんですけど
こっちはねー、嘘書いてないかホント緊張するんですよね。
以前、チーム・ドライバー・コースの把握をオススメしたので
今回はコースを紹介しましょうかね。
申し訳ないですが、コース図はいつもどおりウィキぺの画像にリンクで。

Rd.1 オーストラリアGP
アルバートパーク・サーキット 全長5.303km コーナー数16 F1周回数58 通称メルボルン
公園内のアルバートパーク湖周回路を利用する公道サーキット。公道サーキットではあるが、公園内であるため極端に狭くはない。シケインが多いレイアウトだが、比較的高速で通過できるものが多く、高速サーキットに含まれる。

Rd.2 マレーシアGP
セパン・インターナショナル・サーキット 全長5.543km コーナー数15 F1周回数56 通称クアラルンプール
現在開催されているヘルマン・ティルケデザインのサーキットでは比較的評価が高い。彼のデザインにしては高速コーナーが多い中高速サーキット、オーバーテイクポイントも多い。熱帯地方にあるため、毎年スコールが来るかどうかが勝負の分かれ目である。

Rd.3 中国GP
上海インターナショナルサーキット 全長5.451km コーナー数16 F1周回数56 通称上海
漢字の“上”をデザインしたレイアウトとなっている。ここもティルケによるデザインであり、より彼らしいデザインである。典型的なストップアンドゴーサーキットと言える。

Rd.4 トルコGP
イスタンブールパーク 全長5.338km コーナー数14 F1周回数57 通称イスタンブール
ティルケの最高傑作と言われるサーキットで、高低差を上手く利用したデザイン。

Rd.5 スペインGP
カタロニア・サーキット 全長4.655km コーナー数16 F1周回数66 通称カタロニア
低速から高速までバランスよく配置されたデザインであり、オフシーズンテストにもよく利用される。最近まで、ここでのスペインGPを制したドライバーがチャンピオンになるというジンクスがあったが、昨年破られた。

Rd.6 モナコGP
モンテカルロ市街地コース 全長3.340km コーナー数18 F1周回数78 通称モンテカルロ
コートダジュールの海岸線を駆け抜ける、市街地サーキット。非常に狭くワンミスで即クラッシュとなりやすい。ここだけはかつてのF1では305kmを2時間で走りきれなかったため、現在でも約260kmで争われる。

Rd.7 カナダGP
ジル・ビルヌーブ・サーキット 全長4.361km コーナー数13 F1周回数70 通称モントリオール
高速コーナーが全くない、特殊なレイアウトで極端なストップアンドゴーサーキットである。中州に作られているため非常に狭い。アルバートパークと同じく公園内にあるがこちらは常設サーキット。

Rd.8 ヨーロッパGP
バレンシア市街地コース 全長5.419km コーナー数25 F1周回数57 通称バレンシア
市街地サーキットではあるが比較的広め、コーナーでウォールが近い場所はほぼない。ヨットハーバーなどもあるのだが、ウォールが高かったり工場施設が多かったりで、あまり景観はよくない。

Rd.9 イギリスGP
シルバーストン・サーキット 5.901km コーナー数18 F1周回数52 通称シルバーストン
F1最古参サーキットのひとつ。昨年、レイアウトが変更され全長が2番目に長いサーキットになった(だたし、昨年はバーレーンもレイアウトを変更したため3番目)。

Rd.10 ドイツGP
ニュルブルクリンク 全長5.148km コーナー数16 F1周回数60 通称ニュル
ストップアンドゴーサーキットで低速コーナーが多いレイアウト。ここそのものよりも、北コース(ノルドシュライフェ)のほうが有名かもしれない。


流石に長くなり過ぎそうなので、残りはまたということで。
ハンガリーには間に合うように残りを紹介します。
金曜の宣伝回でも紹介は続けていきますのでよろしくお願いします。

霧原流F1ガイド(5) [F1]

そんなわけで、サーキット編後半。


Rd.11 ハンガリーGP
ハンガロリンク 全長4.381km コーナー数16 F1周回数70 通称プタペスト
常設サーキットのモナコと言われる、中低速コーナー中心のテクニカルサーキット。抜けないが、ポールトゥウィンは意外と少なく、ここで初優勝したドライバーも多い。

Rd.12 ベルギーGP
スパ=フランコルシャン 全長7.004km コーナー数20 F1周回数44 通称スパ
現在の開催地では最長を誇るサーキット。急勾配を全開で駆け上がるターン3~5のオー・ルージュは名物となっており、この先のストレートでのオーバーテイクを演出する。毎年、山間の変わりやすい天候がレースを左右する。

Rd.13 イタリアGP
モンツァサーキット 全長5.793km コーナー数11 F1周回数53 通称モンツァ
フェラーリのお膝元。現在開催コースではもっとも速度が出るサーキットで、2005年には370.1km/hを記録したこともある。高速サーキットだが、コーナー自体はターン3とターン11以外はほぼ全て低速で、ダウンフォースがほとんど必要ないため、特別仕様のほぼ平らなリアウイングが用いられる。

Rd.14 シンガポールGP
シンガポール市街地コース 全長5.073km コーナー数23 F1周回数61 通称マリーナ・ベイ・ストリート
F1唯一のナイトレースが行われるサーキットで、夜の街を駆け抜ける姿は美しい。コース自体は市街地らしくウォール近くて直角コーナーが多い。レイアウト変更の話があったはずだが、真偽不明。

Rd.15 日本GP
鈴鹿サーキット 全長5.807km コーナー数17 F1周回数53 通称鈴鹿
言わずと知れた、鈴鹿サーキット。スパと並んでドライバーの腕が試されるコースとして名高い。前半のS字コーナーが連続するセクター1を如何に速く走るかが重要。

Rd.16 韓国GP
韓国インターナショナルサーキット 全長5.621km コーナー数18 F1周回数55 通称霊岩
昨年から開催の韓国。前半ストレート、後半コーナーとはっきりしたコース。レース運営やら開催1週間前に完成やらで、酷い有様だったがレイアウト自体は悪くない。

Rd.17 インドGP
ブッダインターナショナルサーキット 全長5.141km コーナー数16 F1周回数60 通称グレータノイダ
今年初開催のため評価不能だが、パッとレイアウトを見た場合アブダビのような評価になりそうに見える。コーナー数の数え方や通称は変わる可能性もあり。

Rd.18 アブダビGP
ヤス・マリーナ・サーキット 全長5.554km コーナー数21 F1周回数55 通称ヤス・マリーナ
トワイライトレースが行われるサーキット。現在のF1では最長ストレートなどもあるのだが、これでもかと言うほど抜けないサーキット。2010年は最終戦でその抜けなさが大逆転劇を演出した。DRSをもってしてもオーバーテイクが増えなければ、レイアウト変更を行うつもりのようである。

Rd.19 ブラジルGP
インテルラゴスサーキット 全長4.309km コーナー数15 F1周回数71 通称インテルラゴス
低速から高速までバランスよく配置されたサーキット。ピットロードがものすごく長い。また、ここも雨がよくレースを左右する場所でもある。


ざっと紹介でしたが、こんなかんじ。
次回からは各チームについて紹介して行こうとおもいます。

片山右京さん出演。 [F1]

大体いつも、日本GPの前ぐらいに
いいともとか、ごきげんように出ますけど
今年は早いですね。
若いころの話とか、興味ある管理人にはよかったですが
如何せん、場の空気は下がってましたねえ。

管理人もこうしてじみーに布教活動してますが
厳しいですよねえ、こういうの見ると。
前にも書いたけど、まずいろいろ覚えないと分からないのはつらいところですよ。
ツボがわかると、俄然面白くなるんですけどねえ。
まぁ、これからも地味に続けていきますから
見てみようと思ってくれたらうれしいですよ。


しかし、華意外と少なかったな……。

霧原流F1ガイド(6) [F1]

ネタがないなら進めればいいじゃないということで
夏休みの間に全チーム紹介を目指して頑張ろうと思います。
F1の放送を一見さんしてみるにはこれぐらい知っておけばいいよレベルですが
まぁ、それ以上詳しく知りたいならウィキペディアをあさったほうが、間違いがないと思います。
去年のコンストラクター順に紹介して行きましょう。



レッドブルレーシング
代表 クリスチャン・ホーナー  テクニカルディレクター エイドリアン・ニューエイ
今年のマシン RB7  搭載エンジン ルノーエンジン
ドライバー セバスチャン・ベッテル マーク・ウェバー


地方の飛び込み大会にまでスポンサーロゴが見られるほど
あちこちでスポーツ支援しているドリンクメーカー所有のチーム。
レッドブルエナジードリンクは、アジア以外だと栄養ドリンク自体がほとんどなかったらしく
売り出したところ、バカ売れしていてぼろ儲けらしい。
そういうわけで、プライベーターではあるが資金は潤沢である。

2009年の大幅レギュレーション変更に伴って大躍進を遂げ
今や、空力面では他の追従を許さない。
ただ、エイドリアン・ニューエイの作るマシンは速いが壊れやすいことが多く
チャンピオンとなった昨年も薄氷の勝利であった。
今年はそこらへんがしっかり修正されており、非常に安定感もある。
ちなみに、テクニカルディレクターの彼はコンピューターが発達した昨今でも
マシン設計の際は、未だに鉛筆で図面を引いているらしい。

参戦7年目ということで、新興チームというには長くなってきているが
伝統とか、ブランドというには程遠いので
やっぱり、レースキャリアの最後は
フェラーリやマクラーレンに行きたいドライバーのほうが多いようだ。
基本的に、生え抜きを昇格させるドライバー人事なので
ジュニアチームのトロロッソのドライバーぐらいしか
可能性がないという事情もあるが。

ピットでのタイヤ交換は抜群に速い。
ただ、タイヤ戦略含めた戦術面はイマイチ。
参戦歴もっと長いのに更に微妙なチームもありますが。



ざっとこんなかんじ。
ドライバーのことも書くと長いので、それはまた終わったらになりそうです。

霧原流F1ガイド(7) [F1]

そんなわけで、今回はマクラーレンです。
テクニカルディレクターは今後TDで

マクラーレン
代表 マーティン・ウィットマーシュ  TD パディ・ロウ ニール・オートレイ
今年のマシン MP4-26  搭載エンジン メルセデスエンジン
ドライバー ルイス・ハミルトン ジェンソン・バトン


イギリスの名門チームその1。
プライベーターではあるが、実績の高いチームであるため
スポンサーには困っておらず、毎年チャンピオンシップ争いに加わる強豪である。
とはいえ、2008年以降タイトルからは遠ざかっている。
今年は一部開発で大きく出遅れそうになったが
2週間で改善して見せたのはさすがといえるだろう。

作戦面などでは、比較的隙がないチーム。
ドライバーラインナップもおそらく現状全チーム最高。
今年は、割とリタイアが多くなってしまっているが
それがなければ、コンストラクターはレッドブルと争えている可能性もある。


まぁ、堅実なチームと考えて問題ないかと。

霧原流F1ガイド(8) [F1]

チーム紹介3回目は言わずと知れたフェラーリです。
流石に、真っ赤なフェラーリぐらいは誰が見てもパッとわかるはず。
今週末はイタリアGPですし、フェラーリは紹介して置きませんとね。

フェラーリ
代表 ステファノ・ドメニカリ シャーシ責任者 パット・フライ
今年のマシン 150゜イタリア エンジン フェラーリエンジン
ドライバー フェルナンド・アロンソ フェリペ・マッサ


イタリアの高級車メーカーで、F1やるために車を売ってるメーカー。
若干、プロ野球で言うところの巨人ぽい言動が目立つ。
(レギュレーションが気に食わないと、別シリーズたちあげると脅すとか)
シューマッハが引退した次の年に、キミ・ライコネンがタイトルを取って以来
ドライバータイトルからは遠ざかっており、コンストラクターも次の2008年以来獲得していない。

イタリアでの人気はすさまじく
毎年、イタリアGPが行われるフェラーリのお膝元モンツァサーキットは
熱狂的なフェラーリファン“ティフォシ”たちによって真っ赤に染まる。
大体、地元ドライバーのファンが多くなるのが常だが
ここだけはフェラーリのファンで埋まるため
イタリア人ドライバーにホームグランプリはないと言われる。

チームとしては、お世辞にも良いとは言いがたい状況。
シューマッハ時代は、がっちりしたチーム体制だったが
もうその遺産は食い潰されたといっていいと思われる。
ラテン系の人がトップじゃダメな典型のようなかんじ。


最近CMやってるので紹介。
でも、フェラーリ+シューマッハなら圧倒的勝利だったF2004のほうが……。


公式フェラーリF1コレクション2011年 09/14号 [雑誌]

公式フェラーリF1コレクション2011年 09/14号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アシェット・コレクション・ジャパン
  • 発売日: 2011/08/31
  • メディア: 雑誌



霧原流F1ガイド(9) [F1]

今回はメルセデスGPです

メルセデス・グランプリ
代表兼デザイナー ロス・ブラウン  
今年のマシン MGPW02 搭載エンジン メルセデスエンジン
ドライバー ミハエル・シューマッハ ニコ・ロズベルグ

有名メーカーメルセデスのワークスチーム。
メルセデス本体がF1に参戦するのは久々のことである。
メルセデスが買収する前年に、ホンダが2年かけて開発したマシンで
ダブルチャンピオンを獲得するも、その後あまり振るわない。

名将ロス・ブラウンが率いるだけあって
作戦面については卒がないものの
マシン性能の限界で活かしきれていないのが現状。
また、ピット作業が特にすごいわけでもないのが
足を引っ張っている面もあるかと思われる。
また、40越えのシューマッハをロズベルグが圧倒できないあたり
現状では両ドライバーの問題もあるかもしれない。


まぁ、一応はワークスなんだからもうちょっと上で安定したいところですね。

霧原流F1ガイド(10) [F1]

シーズンオフ12~2月はもう少しやらなきゃいけませんね。
F1の夏休み中どころか、来シーズン始まっても終わらないはまずかろう……。
そんなわけで今回は、ロータス・ルノーGPです。

ロータス・ルノーGP
チーム代表 エリック・ブーリエ  TD ジェームス・アリソン ボブ・ベル
今年のマシン R31  搭載エンジン ルノーエンジン
ドライバー ロバート・クビサ→ニック・ハイドフェルド→ブルーノ・セナ ヴィタリー・ペトロフ

第一声こんなこというのもなんですが
今まで形の上では、ルノーのチームだったわけですが
来期からは、別の自動車メーカーであるロータスのチームになることが
F1の管理団体FIAにより承認されました。
まぁ、わかりやすくいえば今季限りと。
横浜ベイスターズなんざ目じゃないくらいに
ぽんぽん売ったり買ったりがある世界ですから
特に珍しくもないですけどね。

さて、今季は1stドライバーであったロバート・クビサが
昨年オフに、趣味で出場していたラリーにおいて
右手首切断一歩手前という大怪我を負ってしまい
代役に継ぐ代役で、非常に安定しない成績となってしまっています。
2ndのペトロフは、去年よりはだいぶ安定していますが
ロシアからのお金期待されて乗っているので
まぁ、そこまで才能があって速いとは言いづらいので。
マシン自体は、前方排気など特徴的な技術を盛り込んだ
なかなかポテンシャルのあるマシンだったのですが……。
もっとも、極度のストップゴーサーキットではダウンフォース不足でしたが。

チームとしては、2008年シンガポールGPにおける
クラッシュ・ゲート事件の関係で、それまでと首脳陣が一新されるなど
難しい局面もありましたが、流石に2年も経過して
無難なチームという感じにはなってきましたかね。
去年はピット作業ミスとか割と多かったのですが。


ただ、来年はクビサの復帰も難しい上
想定されるドライバーラインナップも強力とは言いづらく
最悪、ルノーエンジンまで失う可能性まであるため
低迷しそうな感じがしますねえ……。

霧原流F1ガイド(11) [F1]

さて、今回はウィリアムズです。
まぁもう、来年向けのを載せていったほうがいいですね。
突然、シャーシ名の法則を変えたりするのはフェラーリぐらいなんで
たぶん間違いないと思いますが、変わってたら後ほど修正します。

ウィリアムズF1
チーム代表 フランク・ウィリアムズ TD マイク・コフラン
2012年のマシン FW34 2012年のエンジン ルノーエンジン
2012年ドライバー パストール・マルドナド TBA

もはや多くはない古参チームのひとつで
車椅子の闘将、フランク・ウィリアムズ率いる名門チームなのですが
2011年は、実質最下位のようなものでした。
まぁ、昨年末に大口スポンサーに逃げられたり
株式を公開すれば、ダダ下がりだったりで
お金に関してきついシーズンだったでしょうね。
まぁ、開発がうまくいかなかったからというのが、やはり大きいですけどねえ。
首脳陣の高齢化も、結構な問題のような気がしますねえ。

ここ数年、戦略面なんかがかなりお粗末。
特に、中嶋一貴のときは酷かったですね。
よくわからない変則2ストップとか多かったですからねえ。
もしわかっててやってたのなら、そういうことなんですかね。
もちろん、あーんな攻める気の見えない走りじゃあ
全力でサポートしようという気も、なくなるのはわかりますけど。
人事関係も、もう相当切羽詰っているようですからねえ。


来期は、ルノーエンジンということですから少しは持ち直せればいいですね。

霧原流F1ガイド(12) [F1]

3月は流石に、2012レギュレーションのことなんかを書きたいので
もう余り時間もない感じではございます。回数使えばいいだけですが。
というわけで、今回から2チームいきます。
今回はフォース・インディアとザウバーですね。

フォース・インディア
チーム代表 ビジェイ・マリヤ TD マーク・スミス
来年のマシン VJM05 搭載エンジン メルセデスエンジン
来年のドライバー 14.ポール・ディ・レスタ 15.ニコ・ヒュルケンベルグ

3年ほど前までは、現在の新興3チームを笑えない立場だったが
極限まで、空気抵抗を減らしたマシン作りをしたことで
09年のベルギーGPにて初PPを獲得。
当事フェラーリの、キミ・ライコネンには抜かれたものの、2位でフィニッシュ。
続く、イタリアGPにおいても好成績を残し
直線が速い(メルセデスエンジンのパワーのおかげもあるが)マシンで
ここ数年は、中堅チームの立場を確固たるものとし
特筆すべき点があるためか、中堅の中でも頭ひとつ抜けた感はある。

戦略やピット作業などはかなり無難。
あまり奇をてらうような作戦をとったりはしない。
このほど、前身のチームであるスパイカー時代から一筋で活動してきた
エイドリアン・スーティルの放出を発表した。


ザウバーF1
チーム代表 ペーター・ザウバー TD ジェームス・キー
来年のマシン C31 搭載エンジン フェラーリエンジン
来年のドライバー 16.小林可夢偉 17.セルジオ・ペレス

もともと、プライベーターだったが現代表のペーター・ザウバーが
そろそろ、引退を考えていたこともあってBMWに一度売却されたが
リーマンショックに始まる一連の流れの中で
2010年に、再びペーター・ザウバーが買い戻す形となった。
青田買いで外さないことに定評があり、これまでに
キミ・ライコネン、フェリペ・マッサなどを発掘した。

戦略は無難ではあるが、今季はタイヤに優しいという特性に囚われていた感はある。
ピットは、タイヤが外れてリタイヤといったレベルはないものの
手間取ることは多くあったりしたシーズンだったため、改善が望まれる。


次回は年明けにー。

霧原流F1ガイド(14) [F1]

カーナンバーに習って13は欠番ということで(笑)。
今日と月末にもう一度やりまして、チーム紹介はおしまいです。
今回は、トロ・ロッソとケータハムです。

スクーデリア・トロ・ロッソ
チーム代表 フランツ・トスト TD ジョルジオ・アスカネッリ
来期のマシン STR7 来年の搭載エンジン フェラーリエンジン
来期ドライバー 16.ダニエル・リチャルド 17.ジャン・エリック・ベルニュ

まぁ、今年走っているのでリチャルドが16だと思います。たぶん。

トロ・ロッソとはチーム本拠地を置くイタリア語で”赤牛”の意で
要するに、レッドブルのセカンドチームです。
主に、レッドブルが育成したドライバーのテストを行うチームということで
人事関連など、上から押さえつけられることが多く
チーム代表は、胃の痛い日々じゃないかと心配な気もします。
F1関係で一番老害じゃねーかというやつが、レッドブルのドライバー人事握ってますからね。
そんな関係か、来期はドライバーラインナップを一新。
ものさしもないですから、ドライバー評価が可能なマシンが出来上がることを祈りたいところ。

ベッテルがまだトロ・ロッソにいた2008年には
本家レッドブルよりも早く初優勝を達成し、解説の右京さんも泣いていたなんてこともありました。
そんな、チーム発足数年で大当たりを引き当ててしまったため
ドライバーラインナップやら何やらが、つまらないといわれるチームではありますが
最近は、シャーシが独自開発になったこともあって少しは個性が出てきた模様。
まぁそれも、本家から依頼されてるのかもしれませんけど。
戦略などは普通。
あまりへんなことをして、ドライバー評価を難しくするわけにはいかない事情もありそうですが。


ケータハム・F1チーム
チーム代表 トニー・フェルナンデス TD マイク・ガスコイン
来期のマシン CT01 来期の搭載エンジン ルノーエンジン
来期ドライバー 20.ヘイキ・コバライネン 21.ヤルノ・トゥルーリ

チーム名変わったので、シャーシ名変わるかもしれない。
 追記:変わりましたので、変更しました。

1994年まで活動していた、チーム・ロータスとの関係やロータス名称問題など
いろいろありましたが、代表が別のスポーツカーメーカーを買収し
2012年より、そちらの名義に変更することを発表したため
ロータスは、旧ルノー系で今年JPSロータスカラーで参戦していた方のみということに。
わかりやすさなどの問題もありますし、これでよかったですかね。

とりあえず、2010年から参戦した新興3チームでは
やる気、お金、実力ともトップで最も安定したチームです。
今年は、ウィリアムズが凄まじく低迷した関係もありますが
KERSさえ積んでいれば、その尻尾を捕らえられたのではないかといわれているようです。
来期からはエンジン・ギアボックスを、それぞれルノー・レッドブルから提供を受けるため
より強力に、念願の初ポイントも見えてきたといえるでしょう。
まだまだではあるとも思いますが、HRTとマルシャがあの体たらくを続けるのであれば
中堅と呼ばれる日も遠くはないかもしれません。


では、次回は月末。残ったHRTとマルシャとなります。

F1 地上波放送終了と今後について。 [F1]

そんなわけで、地上波での放送が終了ということで決着したようです。
管理人は正直、なんだかんだでやってくれるだろうと
たかをくくっていた部分があるため、かなりショックなのですが
まぁ、決まってしまったものは仕方ない。
とりあえず、実家に帰れば録画しておいてくれるはずなので
遅れてもいいなら見ること自体は可能と思われますが、どうなるか。
こうして、細々と布教活動している身としては
特に何か用意をせずとも見れる地上波での放送が必要ではあるのですが
ここを見てくださって、F1見てみようと思った方がそうそういるわけはないと思うので
きっと、大きな支障はないでしょうね。いては欲しいのですが……。

そんなわけで、一応これまで通りに
金・宣伝、土・初日レポ、日・予選レポ、月・決勝レポ
ということでやって行きたいとは思いますが、無理かもしれない。
ごにょごにょで見れればいいんですけどねえ。
というか、FOMが公式で配信すればいいと思うんだけどなあ。
少なからずネットで見る人間もいるはずなので
年間一万ぐらいとれば、結構儲かると思うんだけどなー。そう簡単にはいかないか。


地上波の実況はあまり好きじゃないけど、右京さん好きだからなあ……。
BSでは実況を控えめに、右京さんとか森脇さんとか中心に解説やってほしいですなあ。

霧原流F1ガイド(15) [F1]

チーム紹介最終回、HRTとマルシャです。

HRT F1
チーム代表 ルイス・ペレス=サラ TD ジャッキー・エッケラート
2012年のマシン F112 2012年のエンジン コスワースエンジン
2012年のドライバー 22.ペドロ・デ・ラ・ロサ 23.TBA

どうみても、ぶっちぎりの最下位チーム。
旧ヴァージンもそうだが、参戦許可から開幕までの準備期間が短く
参戦一年目は非常に苦しい戦いを強いられた。
チーム財政の問題もあり、2011年半ばで売却が発表された。
新オーナーの意向で、現在はオールスペインを目指しているようである。
2つ目のシートは600万ユーロだそうです。

現状、完走を重ねて荒れたレースで少しでも前にという戦いである。


マルシャF1チーム
チーム代表 ジョン・アルフレッド・ブース TD ?
2012年のマシン MR01 2012年のエンジン コスワースエンジン
2012年のドライバー 24.ティモ・グロック 25.シャルル・ピック

2012年よりロシアの自動車メーカーマルシャに完全売却され
チーム体制の変更が行われた。
参戦権を金儲けの道具にしたヴァージンのリチャード・ブランソン卿には
罰が当たることを、管理人個人としては願っております。
HRTよりも速いことは速かったが、一昨年に続いて昨年も
ワンチャンスをものに出来ないようではある。

一応はワークスチームとなったことで
いつまでもブービー争いをしているわけにはいかなくなったと思われるので
今年一年、見ものであると思われる。


HRTのほうがまだ好感が持てるんですよね。

管理人のF1事情。 [F1]

そう言えば、F1について管理人のスタンスは説明してないなと思ったりしました。
まぁ、感想を見てればなんとなくは、ご理解いただけるかとは思いますが
一度ちゃんと、書いておこうかな。お察しの通り、ネタがありません。

応援しているドライバーは、可夢偉・ベッテル・シューマッハあたりかな?
クビサが居た頃は、クビサ推しだったんですけどねえ……。
戻ってきてほしいなあ、チャンピオン獲れる器だと思ってたんだけどなあ。
チームは、ザウバー以外は特にないかな。

現行のレースレギュレーション下で、マシンが全員同じとした場合の
レースの強さの評価は以下の通り。
アロンソ>バトン>ハミルトン>ベッテル>ライコネン>ロズベルグ>ウェバー
 >シューマッハ>ディ・レスタ>小林>以下だんご
という感じでしょうかねえ……。あ、最下位はマッサかグロージャンかな!!
それぞれの軽い評価。
アロンソ
 現役最強は間違いないと思う。とはいえ、盤石かというと微妙かも。
バトン
 堅実すぎてつまらないけど、だからこそ強い。ただ下がるとやる気が……。
ハミルトン
 落ち着けば速くて強いと思うが、ピレリの間はこれ以上上は無理かな。
ベッテル
 ライコネンが帰ってきたのでわからなくなったが、最速は彼でいいと思う。
ライコネン
 やる気さえなくさなければねえ。ブランクは感じさせないね。
ロズベルグ
 ハイドフェルドの後継者に、最近評価は落ちつつある気がする。
ウェバー
 スタート下手、DRS下手、タイヤ下手。ハミルトン以上に今はキツイか。
シューマッハ
 今年は、いけそうなの気がしないでもないので期待。ブロックなんかは流石よね。
ディ・レスタ
 堅実で賢しい。メルセデスが相手からが勝負?
小林
 1勝はできると思いたい。まずは、自ら引退と言える年まで走ってほしい。


まぁ、こんな感じで評価しております。

F1 霧原流F1ガイド(16) [F1]

用語解説とかやって、すっかり忘れていたことがあります。
ルール(以下レギュレーション)解説なんですが、管理人かなりアホですね……。
というわけで、今回はそれについて触れてみようかと思います。
これを知っておくと、面白くなるよ程度なので、いくつか抜粋という形ですが。

まず、F1マシンという道具を使ってやるスポーツなので
そのマシンについて規定したレギュレーションと
実際に、レースを走る上で守らなければならないレギュレーションとに分かれます。
まぁ、初めての方がちょちょいと見るのには、マシン規定の方は半分どうでもいいので
今回は触れません。まぁ、こっちの方は管理人もそこまで詳しくはないですしね。

まず、レースである以上単純明快に、規定周回数を走り切ったときに先頭のクルマが優勝です。
また、規定周回数はサーキットごとに違いますが、モナコのモンテカルロ市街地を除いて
305kmを越えた最初の周回が終わるまでと規定されているため
一周が短いサーキットは多く、長いサーキットは少ないということになります。
ではひとつずつ見ていきましょうかね。

・給油禁止
2009年までは、ピットインした際にガソリンを給油することが認められていましたが
2010年以降は禁止されました(理由はコストカットのため)。
最近は、ハイテクが発達しているのでレース中にガス欠リタイアなんてことは
滅多にないですが、それでもレース終盤に
「ガソリンが無くなりそうだから、あんまり飛ばすな」なんて無線はたまにあります。
・タイヤ交換義務
レース毎に4種類の中から2種類を選んで、タイヤが配られますが
レースの中で、硬い方のタイヤと軟らかい方のタイヤを最低1回ずつは使う必要があります。
現在では、タイヤを一社のメーカーが作っているため
レースのショー的側面を演出するための規定と思って大丈夫かと。
・順位を守るための進路変更は1回まで
レースの醍醐味のひとつである、追い抜き(オーバーテイク)。
とはいえ、300km/hでぶっとばしながらの追い抜きになるので
前走車がいくら抜かれたくないからと言って
ジグザク走行なんぞしようものなら非常に危険なので
ブロックそのものは禁止ではないですが、回数が決められています。
ヨーロッパは紳士のスポーツであるから、というのも多分にありますが。
・セイフティカー
コース上でマシンがクラッシュしたり、大雨が降ったりした場合に
コース上の安全確保のために走る車。
しかし、強制的にゆっくり走らされるため、前のクルマとの差がなくなるなどの
レース的恩恵がどうしても発生してしまう。仕方ない話ではあるのですけれど。

こんなところでしょうか?
まぁ、3つ目とかは厳密に守られているかというとそうでもないですけどね。
ハミルトンとかシューマッハとかなー、たまにえげつないブロックしてるし。


書いてみたものの、かなり用語紹介とかぶった気がする。

F1 HONDA復帰正式決定。 [F1]

やはり、F1関連は後回しにして土曜日と言うわけには行きませんから
ドラマ関連は、ずらしーということで。

そんなわけで、HONDAのF1復帰が正式に決定。
記事を見る限り、2015年からのマクラーレンへのエンジン供給のみで
チームとしての復帰は、これから次第なのかどうなのかと言うところのようですが
なんにせよ、戻ってきてくれるのは嬉しいですね。
まぁ、往年のマクラーレン・ホンダカラーは
タバコ広告禁止な現状だと、無理かもしれませんが。
今のロータスの復刻JPSカラーは、赤の配置が残念だったり
チームとしての繋がりがほぼないこともあって
ただそういうカラーリングとしか思いませんけど
タバコ広告絡みのマシン、カッコいいのが多いんで残念です。
……頑張って、もっとカッコいいカラーリングを考えて欲しいところですな。
ちなみに管理人は、最近だとラッキーストライクホンダとか
BMWザウバー(2009除く)が好きですかね。


しかし、チームとして復帰するとなったとき、ホンダは誰引っ張ってくるんでしょうかねえ?

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F1 ホンダエンジンのサウンド公開。 [F1]

さて、再来年の話ですので、実戦で聴けるのは当分先ですが
開発中の1.6リッターV6エンジンのサウンドが公開されました。

当然、管理人にはそれでエンジンの戦闘力と言う意味での善し悪しは分かりませんが
普段、音っていうのは、あまり意識はしませんけど
雰囲気だったりなんだりを作り上げるのに、重要な役割を果たしてますから
その意味では、やっぱ軽いのかなーっていう感じでしょうか。
まぁ、それはもう気筒数が減るたびに言われてることなんで
今更と言うか、またかってところではあるんでしょうけどね。
尤も、真面目に見始めたときには
既にV8になってた管理人が、言うこっちゃないのでしょうけども。
でもま、これもそのうち慣れるんでしょうねえ。


Formula-Eは……、たぶん静かすぎて寂しそう。
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F1 ミハエル・シューマッハのスキー事故 [F1]

一度は他を書こうと思ったんですけど、やっぱりファンですからね……。

朝から、既にかなり流れてますが
スキーを楽しんでる最中に、崖から転落して頭部に重傷を負い、重体とのことです。
頭の傷は、最初何ともなくても後からくる場合もありますし
今回もろにそれだったようです。
今までも、F1はもちろんバイクなんかでも事故やってますから
そのあたりも、若干心配ではありますが……。


一ファンとして、回復されることを切に願っております。
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F1 シューマッハの件。 [F1]

さて、2013年も押し迫った頃のお話ですので
興味ない人は、さっぱり覚えてないと思いますが
シューマッハのスキー事故から早3ヶ月となりました。

まぁ、管理人も経験がないと言うと、若干ウソになってしまう部分が
あったりなかったりするのですが、流石に覚えてるような時期のことではないので
そーゆーことも出来るというか、することもあるんだなーとしか言えませんが
だいぶ前から、人工的な昏睡状態を維持ということらしかったので
命の危険と言う意味では、割かし早い段階で脱していたのかもしれませんが
とにかく、最近では声に反応したりと、覚醒に向けて動いてはいるみたいですね。
まずは、良かったんじゃないでしょうか。

流石に、もうレースは無理になるんでしょうけど
せめて苦言コメントでも出し、時々はサーキットに来つつ
生活に不自由しない程度には、なんとか戻って欲しいなーと思いますね。
まぁ、しかしホント、お悔やみコメント出すことにならなくてよかったです。


……尤も、シューマッハが来ると特にフェラーリはいいことないですけど!!
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F1 シューマッハ退院。 [F1]

もう周回遅れですが、去る15日に退院されたみたいですね。

まぁ、転院ということみたいですし
“昏睡状態ではない”と言う発言が、不安を煽る感じではありますね。
……流石に、半年近くも入院していたんですから
ここから、何かの拍子にぽっくりなんてことはないと信じたいですが
もっと酷い事故だったとはいえ、最近だとヴィロタの件がありましたからねえ。
どうしても、心配にはなってしまいますな。
後遺症が残らなければいいのですが……。


ちゃんと見始めタイミング的に、やっぱ未だに一番の大物って感じですしねえ。
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懲りない人たちが多いことで。 [F1]

対抗心と見栄だけで、まともにファンすらいないのに開催して
逆に感心するぐらい酷い有様だった韓国GPですが、なんでも2016年の復帰を目指して
ソウルでのナイトレースをバーニーに提案したのだとか。

そりゃま、僻地でやるということは集客にも影響しますから
ソウルでやれば多少はマシだとは思いますが
アジア大会の集客に関する話を聞く限り、一般的なスポーツでもガラガラなのに
F1に来るわけがないと思いますけどね。
……まぁ、ソウル一極集中の韓国ですから
僻地も僻地な霊岩でやるのとは違って、動員は掛けやすいかもしれませんが
自国民が活躍してないと、全く興味持たない人たちですからねえ……。
もちろん、どこの国でもあることではあるでしょうけど
結局は、客が来ないとイベントとしてはダメなんですから
現代でも起亜でもいいから、オール韓国体制で参戦することから始めて
軌道に乗ってきたら、開催すればいいと思うんですけどね。
……まぁ、今のレギュレーションでそんなことやろうものなら
全戦リタイアになる未来しか見えませんし
WRCの未払い問題を解決しない限り、参戦させてくれないかもしれませんが。

そしてもう一つ問題が、安全性ですね。
霊岩を見ても分かりますけど、まともにメンテすると言うことを知らない人たちですし
どこそこが陥没しただの、ビルが斜めってるだの
マンホールが突然吹っ飛んで走っていたバスを貫通しただのと
道路の面だけとってもかなり危険だと思いますが、照明がかなり心配なんですよね……。
まぁ、韓国人が走ってなければ、ソウル五輪のときみたく
意図的に電気消したりはしないと思いますけど
サーキットと違って暗くなったりしようもんなら、それこそ死人が出るので
やるにしても、ナイトレースだけは絶対にやめて欲しいと思います。


ホント、バーニーは懲りねえなあ……。
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F1 スーパーライセンス規約の話。 [F1]

簡単に出し過ぎと、散々批判されてきましたからねえ……。

一番大きいのは、ポイント制度の導入で
2016年以降にF1でレースするためには
各下位カテゴリーの成績によって付与されるポイントが
過去三年間で40P以上ないと、申請が出来ない形になるようです。
もちろん、今まで通り一定マイレージの走行などもありますが。
ポイントは、例えばGP2の場合はチャンピオンで50Pですが
最近、出身が多かったフォーミュラ・ルノー3.5はチャンピオンでも30Pとなっており
それだけでは足りないこととなりました。
まぁ、3年間の結果ですし、18歳以下は不可という条件も出来ましたから
もう、そこからの道は閉ざされたってほどではないと思いますけどね。
ちなみに、日本のスーパーフォーミュラも
一応、ポイントがもらえるカテゴリーに指定されていますが
FR3.5よりも、更に少ない20Pですから
現実的には、かなり厳しいですね……。


フォーミュラEは、もうちょい速くならないと入れてもらえないかなー?
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言わなきゃいいのに……。 [F1]

来年の2016シーズンから、ヨーロッパGPとして
東欧の果て、アゼルバイジャンはバクー市街地でのグランプリが予定されていたりします。

3ヶ月ぐらい前には、コースレイアウトが発表されてたんですけどね。
まぁ、特に言うこともないんで、ネタにはしませんでしたが
なんで今さらするのかと言うと、レイアウトを決めたティルケが
地図上のレイアウトだけ見て批判すんじゃねえ的な、コメント出したもんですから
流石にちょっとは、ネタにしておこうかなと。
たまには、イスタンブールやセパンなどの良いサーキットもありますが、要素要素を見ると
大体いつもおんなじような感じの組み合わせで、バリエーションを感じないのに
いつも受注してますからね……。ティルケが批判されるのは仕方ないと思います。
ですが、市街地に関しては、管理人個人としては余り批判するのもどうかなと思います。
都市計画からやってるわけじゃないんですから
コース幅だけではなくて、観客席やらマーシャルの通路やらと言った制約で
必ずしも、思い通りに作れるわけじゃありませんし
シンガポールのマーライオンコーナーとか考えると
目立つ建造物の周りを走ってくれとか、そういう要望もあるでしょうからね。
……まぁ、マーライオンはナイトレースなこともあってほぼ見えないし
バレンシア市街地とか、微妙に景観考えてないだろとかはありますが。
それにまぁ、ティルケ本人の仰る通り
高低差も重要な要素ですが、地図じゃ見えませんしね。
やって見ないと分からないのは、その通りかなと思います。
そりゃー、そういうことは、思っても黙っておけとは思いますが!!


ちなみに、こんな感じですが。
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頑張れバーニー。 [F1]

本来なら、16年シーズンカテゴリに入れるべきかもしれませんが
別件でアホなこと抜かしてるかぎり、契約通り来年で終わる問題とも思えないのと
流石に開幕前から来シーズンと言うのもねえ?
全体的な話ならともかく、個別な話ですし。

そんなわけで、紆余曲折を経て15年カレンダーからは削除された韓国GPですが
まぁ、違約金請求のために載せた様なもんでしたから
当然、請求されたわけですが、その額約102億円。
開催料の倍ぐらいということですから、額的にはそんなところかなと言う感じですが
開催していた10~13年の間の1年ごとの赤字が、大体50億ぐらいということらしく
「それなら、やった方がましだからやる」とか言い出しやがったわけで御座います。
おそらく魂胆的には、韓国側に責任がない形で止めさせたいんでしょうけど
やると言うからには、天候などの要因は仕方ないですが
それ以外では、安全にレースできる環境を提供する必要があるわけですから
それが出来なかったら、ドライバーたちがボイコットしたりしても
韓国側の責任だと思いますけどね……。
まぁなんにせよ、粛々と違約金回収してもらいたいもんです。


でもマジで、サキールは霊岩のレイアウトにして欲しい。
タグ:F1

乗り気ではあるみたいですが。 [F1]

F1の女性部門を作ろうとかバーニーが言ってますねえ……。

別に、管理人は反対という訳じゃありませんが
本当に分けることが正しいのかという気はしますかね?
まぁ、完全に同じ土俵でとはいかないでしょうけど
インディとか見れば、活躍してる方もいらっしゃいますからねえ。
男性限定としているんじゃなければ、それでいいような気はしなくもないですが
やっぱ難しいんですかねえ……、アレは別の理由もある気はしますが
フォーミュラEからも、結局いなくなっちゃいましたし。
尤も、本人たちの希望が最優先されるべきだとは思うので
そちらでやりたいドライバーがたくさんいらっしゃるなら
バーニーに頑張ってもらいたいかな?


しかしまぁ、前座レースとか言う訳にもいかないだろうし、モナコとか大変そう……。
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永久に固定。 [F1]

なんてことはね、出来るわけないことは分かってるんですけどねー。
2017年から、給油が復活の方向と言うことなんだそうですが
せめてこー、慣れた頃に変えるのはやめて!!?

まぁまだ再来年の話ですし、正式決定でもないので
詳細はこれからと言うことになるんでしょうけど
仮に、2009年までと同じレギュレーションでの復活となった場合は
目指すところの、“よりエキサイティングなレース”になるのか微妙な気がしますね。
当時のレギュレーション最大の問題は、やはりQ3の扱い。
Q3での燃料搭載量のまま、決勝をスタートしなければならないというもので
数年前までの、Q3専用タイヤがなかったころと同じように
ある程度スターティンググリッドは諦めて、燃料を増やしピットを遅らせ回数を減らすとか
そーゆー戦術もあったために、Q3が一番速くはないと言うような問題がありました。
そりゃ、決勝が一番重要はそうですけど
だからと言って、予選がつまらなくてもいいわけじゃないですしねえ……。
それから、今は給油がないためにピットでの静止時間は3秒程度ですが
当時よりは燃費に気を使っているため、多少は短いでしょうけど
流石に、5秒以上の静止時間はあるものと思われます。
そうなると、今は全くミスれないタイヤ交換作業が
ちょっとならミスっても大丈夫になるため、そこの緊張感は薄れるかなと言うのもあります。
さらに、今は決勝の燃料100キロ制限がありますが
給油ナシなら、スタート前に「100キロ積んだんだな」で終了ですが
アリとなると、どのくらい積んだのかが分からないと、制限する意味がない気がします。


戦略の柔軟性もなあ……。
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意外にも? [F1]

現在のタイヤサプライヤー、ピレリとの契約は来年末までということで
現在はそれに向けて、新サプライヤーの募集中なのですが
そこにミシュランが応募したみたいです。
まぁ、ミシュランが希望する変更は
バーニーやら各チームやらに、あまりウケがよくないようなので
実際、そうなるかは微妙なところかもしれませんが。

コメント見ると、ピット回数を増やすことは
デグラデーションの大きいタイヤを使わなくてもできると言っていて
コンサバなタイヤを作りたいみたいですけど、なんかそう出来る手段ありますかねえ?
今の、両方のコンパウンドを使用する以上の
ピット強制レギュレーションをつくると言うのは、流石にどうかと思いますしねえ。
やっぱり、分かりやすく給油入れろってことでしょうか?
あれもまぁ、本当に復活するのか予断を許さない状況みたいですから
復活しなかった場合の手も、必要だと思いますがねえ……。
まぁもちろん、あるのかもしれませんけど、管理人はパッとは思いつかないです。
しかし、数周走るためのタイヤを作りたくないって言っても
ピット増やせば、結局入った時には替えるだろうから
やろうと思えばその後も走れるかどうかの違いはあれ
数周走るためのタイヤと言うには、違いがないような気がしますが……。


どっちにしろ、タイヤ戦争は無理そうですが。
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