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水9 相棒 season10 第一話感想。 [・相棒]

まさかの、花の里閉店。
そりゃまぁ最近、花の里のシーン減ってたけどさ
それでもなあ、やっぱりたまきさんは優秀だったと思うんだけどなあ。
うーんまぁ、コスパとかの兼ね合いなんだろうか。
というか、これからも相棒に頑張ってほしい身としては
制作費とかそういった事情で降板のほうがましかもしれませんね
今回脚本が、生みの親輿水氏なんで終わらせたいのかなとも思えます。

神戸君の過去は、冤罪を生み出すことに加担してしまったということ。
なにか少し釈然としないものがありませんかね。
警察が絶対でないと気づいたから今また、調べなおす気になったという話でしたが
これって基本的には、特命に来てからの経験を指すはず。
そうなると、S8ミスグリーンの秘密とかのまだ警察関連の話がなかった頃に見せたやさしさとか
S8神の憂鬱での顔認証システムの強行導入に反対したことなんかの行動が
つじつまが合わない気がします。警察を絶対と思ってる描写ではないですしねえ。
うまく表現できませんが、今の神戸に繋がらない過去のように思えました。
神戸のパーソナルな部分については、やはり太田氏に一日の長はあると思いますし
神戸の過去ってなんとなく、踊るの室井管理官みたいなイメージがあります。
あと、家族とのつながりが薄いとかね。
まぁ、期待度が高すぎた気もしますがね。
管理人も拙いとはいえ物書きとしては、整合性にはもう少し気を使ってほしかったかなあ。

さて来週は、マグロでおなじみ渡がゲスト。
微妙に不安しかないけど大丈夫かなあ。


「プレゼントよ」
なぜ、そこをチョイスした……。

水9 相棒 Season10 第二話感想。 [・相棒]

Season7元日SPのときよりは、渡もちゃんとしてたとは思うのですが
大物はやっぱ、接待脚本的な部分がないとは言い切れないですかねえ。
渡主役のSPドラマででもやったほうが、よかったように思えます。
まぁ、あまりいっても始まりませんか。

しかし、最近櫻井氏の脚本がなんか変化してきているなーという印象。
今回は特にという感じですが、人情系でも容赦なくなってきてる気がします。
Season9のもがり笛と今回はちょーっときつかったですかねえ。
正直二度みたいとは思いませんが、Season9のボーダーラインみたいな話なら
いくら鬱要素ぶちこんでも、現実はこれよりひどいだろうとかもあるので
耐えられると言うか、納得することができるのですが
今回のように、少しでも救いがあることを望むような話で
最後まで一切ないのはきついですね……。
以前は、Season5サザンカの咲く頃とかSeason8神の憂鬱では
少しは、視聴者がすっとするラストだったと思うのですけど。
脚本は同じく櫻井氏だし、状況としてはあまり変わらないはずなんだけど
Season3ありふれた殺人が、なにか印象が違うのは
亀山が被害者の立場で苦しんでいたからでしょうか。

管理人はあまり、被害者感情に寄り過ぎる司法のあり方がいいとは思いませんが
今回の、賠償の履行のようなことについては、もっと柔軟に対応する必要があるのでしょう。
そして、報道なんかの意識で変えていけることは、すぐにでも始めなければならないのでしょうね。


まさかの2連続鬱回ということで
太田氏が担当する次回が、ぐっとくる人情系だといいなあ。

水9 相棒 Season10 第三話感想。 [・相棒]

面白かった、面白かったとは思うんだけど
またもや救いのないお話でございました。
ワンパターンといわれるかもしれないけど
今回は、神戸が前に出るべきだったんじゃないでしょうか。
管理人は、太田氏の脚本ではやはり
S8ミス・グリーンの秘密が最高と思っているので、そう思っちゃうのですが。
愛ちゃん+老女+神戸の親和性は異常。異論は認める。

後半怒涛のどんでん返しの二段重ね。
華道家元あたりの設定にして、片平なぎさが2時間で解決すれば
確実に、今日の2サス面白かった!! という評価がもらえた気がします。
いや、面白かったですよ? 管理人はこういう情緒的なのは好きです。
ひぐらしの演出も、雰囲気が上手く出せていたと思います。
S9もがり笛のびょお~~と違って、やりすぎな感もなく
夏の終わりの儚い命と、終わりを迎える夏のような恋とが
鍵となる、短歌のごとくに掛詞になっているのがすばらしかったと思います。
といってもこれじゃ、演出の感想か。

話としては、自分の命の刻限を知ったことをきっかけに
かつて愛した人を殺めた人間が知ることになるが
本来なら憎むべき人間を愛することを止めるには遅すぎて
確かめようとした愛はすれ違い、永らえることを儚んだ。そんなかんじでしょうか。
悲恋の物語は数多ありますが、そこに右京さんとは酷な事をするものでございます。
相棒の感想でなに言ってんだではありますけどね。
おそらくは、時効となってもはや罪に問われることのない男でも
それでも贖罪を求める、それが右京さんですね、やはり。
S7の特命を思い出しますね。
今回は人の情、太田氏の真骨頂だったんじゃないでしょうか。

次回は、ヤミ金とか貸しはがし? とかそんな話のようで
まさか、ボーダーラインと双璧をなす? レベルの欝話じゃないかと
既に戦々恐々なのですが、サブタイトルがライフラインなんですよね。
もう、○○ラインはそれだけで怖い予感しかしない。


しかし、精一杯情緒的に書いてみたけど我ながら語彙が厳しい。

水9 相棒 Season10 第四話感想。 [・相棒]

後々、相棒ベストセレクション○○ラインとかやるつもりか?
というわけで、ボーダーラインの経営者版というかんじでしたね。
まぁ、二番煎じ感は否めないものでしたが。
また欝展開ということでしたがまぁ、ボーダーラインほどには
心にくるものはなかったですかね。
現実問題、助かった人もいたわけですからねえ。
それに、ボーダーのほうとは違って
割と普通のミステリーの体裁をとっていたこともあるでしょうか。
ボーダーはドキュメント見てるみたいでしたからねえ……。

今回は、遺族を後半にも出すべきだったような?
娘の、他殺と知って安心してしまったことが怖いみたいなのは
最期に、ありがとうと言って死んでいったと言うのを
聞いてから言わせたほうが効果的だったような気がします。
あとはそれに、謝る台詞を加えると。
あまり言うのは、無責任な管理人には辛いところなのでこのぐらいで。

さて、来週は劇場版1から懐かしの? 本仮屋ユイカ出演と言うことですが
ジャーナリストになってるとかいうから、またさらに鬱展開続けるのか!?
と思いましたが、予告を見る限りは右京さんの親戚、杉下花が出てきた
S4天才の系譜みたいな話のように見えましたね。
迂闊なことしてピンチっぽい感じでしたしねー。
やっとこ、気楽に見れそうなので期待したいと思います。


もし戸田山氏まで鬱展開だった日にゃー、徳永氏に期待なんてことがあるかもしれない。

水9 相棒 Season10 第五話感想。 [・相棒]

なんだろう、予告から想定されたストーリーの
まさしく想定内だったなあというかんじ。
事件については、予告じゃ何も言ってなかったも同然なので
本仮屋ユイカの行動についてですけどね。

今回は、劇場版1と脚本家は一緒ですから
キャラの動かし方については、しっかりしていましたね。
ただよく考えると、劇場版のストーリー的に
日和見なマスコミにかなりひどい目に合わされていたわけで
ジャーナリストを選ぶのは、やはりちょっと違和感ありますかねえ。
別に今回、ジャーナリストじゃなければならない理由はなかったんで
警察でもよかったんじゃないかなあ。
 追記:そういえば、親族が犯罪者だとはじかれるんでしたね。警察は。
後今回みたいな脚本の場合、最後にかけた言葉に一番センスが問われると
管理人は思うわけですが、そこはちょっとイマイチだったかなあ。
管理人なら、『ごめんなさい』かな。
一応言っておきますが、売春の件を暴いたことに対してではないですからね。

捜一との絡みとか、暇課長とか
あの辺の動かし方は、流石戸田山氏というかんじでしたね。
オールラウンダーな彼ですが、オーソドックスな事件モノは
彼の作が一番、安心して見れる感じですね。
まぁ事件としては、はぐれ死だったり伏線のようにみえて
全然、関係なかったりとか多いですけども。
それでも、今シーズンの重たい流れを切ってくれたのはありがたい限りでした。

さて次回は、研ナオコがゲスト。
前々から、出たい出たいと言っていたそうで
念願の出演権をGETしたぞ!! というやつでしょうかね。
予告見る限りちょっと、ジャズ歌手役はきついんじゃないかと思いましたがね。
久々に、しつこく付きまとう右京さんが見れるかもね?


『花の里』は杉下花から取られているので
次の飲み屋は『弥生の里』ですね、キャラの共通点的に。

水9 相棒 Season10 第六話感想。 [・相棒]

うーん、渡や三田回よりは面白かったですかねえ。
ちょっと最後が強引だった気はしますけどね。
似た話があるとどうにも比べてしまいますが
S3書き直す女のほうが面白かったかなあ。
まぁ、出たい出たい言ってただけはあって
気合は入ってるな、という感じでしたが
こういう系統の話のテンプレート的な感じは否めないかも。
歌のほうはどうなんだろう、全盛期とかしらないし
ジャズとか、どういうのがすばらしいのかもよく分からないので
あんなもん? というかんじですね。
とりあえず、こういうジャンルは年食ったほうが味とかあるんでしょうね?

まぁ、しょーもない男もまた
なにかしらの意義はあったということか、或いはまた
しょーもない女だったということか。
安心して背中を任せられるというのも
分からないではないですけどね。
そんな高尚な関係じゃない、ただの依存ですかねえ。

さて次回ですが、どこかの研究施設で云々という話のよう。
神戸くんにキレてたのは気になりますけど
管理人は、相棒に限らずですが
『なにかしらの研究が絡む事件ものは面白くない法則』
というものがあるような気がします。
先週の金プレ・浅見でも遺伝子組み換えをタブーとか言っちゃってねえ。
もう、アホですかとしかいいようがなかったしね。
もちろん、法則破ってくれればいいですけど。


最後は、神戸のツレの話で〆るもんだと思ってたらスルーだった。

水9 相棒 Season10 第七話感想。 [・相棒]

徳永氏は本当に上手くなりましたなあ。
二人のそれぞれの捜査だったり、最後の語りの尺の問題か
すこしまぁ、あっさり話が進んだ感はありましたけど
それでも、まとまりはよかったと思います。
ちょっと残念だったのは、先週の予告の段階で
「あなたが信用にたると思ったことは一度もありませんよ」
という台詞は、演技? or神戸に向けたものではない? のいずれかでは?
というのは、大概の人が予想できていたとは思いますが
それでもやはり、あーこりゃ演技だというのがバレバレな展開だったことかな。

前回言った点については、今回は例外でいいんじゃないかな。
あんまりまぁ、研究そのものが絡んでこなかったというのもあるけどね。
そして、今回のはほんの少しの救いが見えたのがよかったね。
櫻井氏も、このぐらいのさじ加減を思い出してほしいな。
ダークな社会派ものは面白いけど、『相棒』はドラマで
すなわち、エンターテイメントでもあるのだから
現実を思い知らされて、沈んだ気分で終わりたくはないですよ。
まぁ、そういうのができるのも『相棒』のカラーだとは思うけどね。
9係や遺留、京都枠でやれって言っても無理でしょうしね。

さて次回は、報道関係のようですが
S8ミス・グリーンの秘密の変形パターンぽいかな?
予告見た限りですけども。


神戸「ついよ、つい」
魔女の宅急便、ジジはこの前なんていったんだっけな……。

水9 相棒 Season10 第八話感想。 [・相棒]

今回の脚本は、年2回ぐらいあるお試し回だったようで
まったく知らない人でしたが、S8マジックやS9死に過ぎた男がまともに見えた。
当該2回を担当されたブラジリィー・アン・山田氏のほうが
相棒テンプレートという感じではありましたけど、大きく外れてない分ましでしたかねえ。
ここ数年のお試し回では、S8フェンスの町でを担当された方が一番でしょうか。

いやはや、今回はどう評価していいのかわからない。
相棒だと、なんで信じてやれなかった(S7希望の終盤)とか、
なぜ話を最後まで聞かなかった(S4殺人講義)などのようなパターンが多いかと思いますし
一応、今回もこのパターンではあるのですが……。
ラストでの、冒頭神戸の評『スクープ取れれば何でも良い』を覆す価値があったとは
管理人には思えません、いやそうではない心は確かにあったのでしょうが
それは一面ですよ、やはり。右京さんが全面擁護する人間ではないと思う。
なぜなら、展覧会のポスターに飛び降りるシーンの写真を採用していることと
通り魔に刺された女性に対して、結局自分も助けに入らなかったことの2点。
前者は、そこまで想定して書いているかはわかりませんが
おそらく、被害者女性が自殺するその画をメインにすえることによって
より多くの人に、見せたかった後半二枚を見に来てもらう意図があるかもしれません。
とはいえ同僚が、そして自身も認めてはいたように、画に刺激を求める大衆が
それによって、展覧会へやってきたとするならば、おそらくはさっさと飛ばされるでしょう。
もちろん、ちゃんと見てくれる人も増えるかもしれませんが
ことこういう場合においては、望み薄に思えますね。
後者については、大衆心理の恐ろしさを写し取ることができたとしても
その場で自身もまた、大衆心理に飲まれて行動しなかった以上は
そんなことを訴える資格はないと、そう言わざるを得ないでしょう。
まぁ、どっちにしてもですよ。暴行自殺事件の後半二枚、毒殺事件の最後一枚
写真そのものの評価はともかくとして、あんなんで事件が犯人や被害者のすべてではないとか
そもそも、掘り下げが浅いと思いますよ。自己満足の域だと思います。

さて、次回はまたなんか研究所もののようです。
予告を見て、神戸卒業もレベル4なのか!? とか思ってしまいました。
そんな気がしただけで、実際は卒業はないですよ? 一応。
まぁ、法則に飲まれなきゃ良いけどなあ。


今回ミスリード要員多すぎだろー、交番巡査とか区民センターのおばはんとか。

水9 相棒 Season10 第九話感想。 [・相棒]

そうそう、このぐらいの仄かな希望があるといいね。
ちょいと、最後のバクテクロリス全滅展開はご都合主義かなあと思いますが
それ以外は、よかったかなと思います。
一応、唐突にはならないように伏線は張ってありましたからね。
まぁでも、読みやすかったのは読みやすかったですかねえ。
流石に、完全には当たりませんでしたけどね。
管理人が予想した動機は、バクテクロリスは油を作るが
副産物として硫化水素をつくるため、実用化するには危険な代物で
高松教授はこの点を隠したまま、共同研究しようとしていたため殺すしかなかった。
研究を続けていたのは、この特性をなんとかするため。
でもまぁ、これ以外はほぼ当たってたかな。
今回は、動機から手口から悉く科学に囚われた殺人というかんじでしたね。
動機はもちろんわかりますよ、まぁ自ら作り出す立場にはないので
その大変さはわかりませんからあまり言うことはできませんけど、志はすばらしいと思いますよ。
最低限、中国韓国あたりの高速鉄道計画とかに、参入目指すのは止めいと思いますがね。

今回は、キャラ描写もよかったですねー。
米沢さんはお疲れ様でしたというかんじですが
三浦さんがものすごくカッコよかったですな。
イタミンや芹沢も出番多かったし、久しぶりに熱かったり日和見だったり。
暇課長は暇課長でしたが(笑)。

さて、今年の放送はこれでおしまい。
次はもう、来年の元日SPということになります。感想は2日に書けると思います。
太田氏の脚本で、擁護の余地のない誘拐事件というのは少々不安な部分もありますし
2時間は初ですからね期待したいところでもあります。
まぁ、相棒の2時間自体があまり当たりがないことで有名だったりするのですがね。
あんなに面白かったS9も、元日と最終回2時間は微妙でしたしね。
管理人が当たりかなと思うのは、2サスだったプレシーズン3作を除くと
S4閣下の城、S5杉下右京最初の事件、S5バベルの塔、S6黙示録
S7特命、S8神の憂鬱ぐらいかなあ。
1時間*2とかもいれるなら、S3女優、S4密やかな連続殺人はおもしろいかな。
まぁ、元日SPを待つ間に見てみるといいかもね。


ゲストの一人が、のぞみちゃんというあたりがなんとも
彼女ももはや、あの人は今になりつつあるということか……。

元日SP 相棒 Season10 第十話感想。 [・相棒]

面白かった!! 間違いなく、元日SPの中では最高傑作だと思います。
正直、前半は太田氏の脚本が1回しかなくて、寂しかったんですけど
これを書くために、頑張ってたなら仕方ないかな!! と思いました。

何はともあれ、レギュラー全員に見せ場があったのがよかったよね。
米沢さんは、見せ場というほどのところはなかったかもしれないけど
それでも、要所要所で出番は多かったし、存在感はあったと思います。
イタミンはいうまでもなく、出ずっぱりだったし
「伊丹のせいじゃない」→「あんたまで降ろされたら誰が芹沢の……」とか
かなりかっこよかったです。それに、記憶している限りでは
イタミンが右京さんと、長時間捜査したことってあまりなかったかと思うので
高層ビルを見上げて、話すシーンとか新鮮でした。
しかし、まさかの芹沢撃たれる。
以前、S7越境捜査で大木が撃たれたときは、防弾チョッキを着ていて事なきを得ましたが
今回は、着ていなかったですからね、すわ退場かと結構焦りました。
びっくりして、そのとき思い出せませんでしたが
めったに話に出てこない彼女に電話とか、考えてみれば死亡フラグっぽいですしね。
ホント最近、容赦ないからなあ。科捜研ほどではないけども。
今回、大河内監察官の神戸愛がはんぱなかったなー。
ひっくり返されたネームプレートをみて、手伝っちゃうあたり弱いなーと。
大河内監察官*元日SP=キャラ崩壊が多かったから、今回はちゃんとしてた。
そういうのが好きなわけではないけど、うまく動かせてたのは事実ですよね。
内村刑事部長と中園参事官も、これまたいいかんじでしたね。
上の嫌なやつをぎゃふんと言わせたいから、あえて右京さん放置でしたもんね。
最後の「あなたのとこの捜査方針無視して解決しちゃってすみません」とか
この人たちはブレないなーと。
そういえば今回、参事官が検問設置で意外と素直に従ったのは
S6ついている女で、痛い目みたからなんでしょうかね?
最後に、最近は台詞や出番も増えてるけど
大木・小松ペアにも目立てるシーンがあったのは、すばらしかったと思います。
のぞみちゃんも成長しましたねえ、これなら活動休止しないで
今後も頑張っていくのもありじゃないかと思いましたよ。

さて、特命の二人。
神戸は女絡みや単独行動に強いですよねー。
加えて太田脚本は神戸の動かし方が、一番といってもいいぐらいですから
幼女+単独行動+太田脚本の今回が面白くないわけがなかった!!?
ただ最近、チラッと聞いたA467と、亮太の素性から現金強奪を看破するとか
犯人の証拠動画を利用したメッセージとかを見ると
亀山には無理だなあこれと思ってしまうんですが。
別に、亀山が嫌いなわけじゃないですよ? 最後の答え以外はね。
でもまぁ、あの答えじゃないとレベル4で死んでたかも知れないけども。
だから、神戸がなんと答えるのか、その回は太田氏に書いてほしいな。
あの回は櫻井氏だったから、何が何でも輿水氏が書くというわけでもないだろうし。
右京さんは、ちゃんと今回断罪してくれたのがよかったよね。
変わらないとわかっていながら行動した彼らに、変われるはずだと
あきらめない希望も示せたんじゃないかと思うしね。
まぁ、若干殺したのは二人というべきだったかもしれないけども。
「まさかここで、除夜の鐘を聞くつもりではありませんよね」とかも
相変わらずウィット効いてますよねー。こういう台詞書ければいいなーと思います。

人情系を得意とする太田氏と、誘拐事件は相性が悪いのではないかと思いましたが
まったくそんなこともなくそして、昨年のような重過ぎる情でもなく
しかし、うまく絡めていくという本当に面白い元日SPでした。
映画でやってもよかったくらいだと思いますね。
来年も、これぐらいのクオリティがあればいいですねー。

さて、次回は1/11ですからもうすぐですね。科捜研はまだ一ヶ月近くあるというのに。
S5名探偵登場にでてきた、マーロウ再登場でございます。
あの回はかなり面白かっただけに、今回も期待です。ノリもあのままのようですしね!!
S5はせんみつや殺人ワインセラー、女王の宮殿など面白い回が多いのでおすすめ。
復習をかねて、暇な正月ですし一気見してみてはいかがでしょうか!?


助かってよかったけど、独り身イタミンに見せ付ける芹沢……。

水9 相棒 Season10 第十一話感想。 [・相棒]

なんだろう、隠し子だった人には幸せになってほしかったけど概ね面白かったと思います。
マーロウはあれで有能だから困りますな。
戸田山氏は、強烈なキャラクターをもつ登場人物がいる回は上手いですね。
今回、前回の名探偵やS5せんみつ、S6蟷螂たちの幸福とか、
または左門寺右京だったS8招かれざる客とかね。
逆に、古沢氏あたりはこういうのが苦手っぽいですな。

真犯人が連行された後の
「ときには心に秘めておけるのが探偵で、できないのが刑事」
こういうのかっこいいですよね。
たぶん毎週じゃあウザかろうけど、冒頭の言葉通り
「新しい相棒です」
というのもありかもしれないですな。
まぁ、こういうキャラがいるとある程度までなら超展開が許されるのも
ありがたいんでしょうね、1hって結構短いですから。

さて次回ですが、月本幸子が三度登場で古沢回。担当者変わりませんね。
まぁ、そのほうがキャラ崩壊とか防げるんでしょうけど。
ということは、たとえ2年に一回ぐらいしか出番がなくても
陣川君はレギュラー側ということか……。
正直、次回あまり予告からして面白そうに見えませんでしたが
担当者変わってないのに、豹変してますなあ。
また演技でした、かもしれませんけどね。


遅刻の罰がだんだん、パワーアップしてきたなあ。

水9 相棒 Season10 第十二話感想。 [・相棒]

いや、キャラの生みの親が担当した割には、キャラ崩壊酷くなかったか?
もっと冷静に、物事を見れるキャラクターだったと思うんだけどなあ。
それに、S4ついてない女・S6ついている女を経て
「私がこんなについているはずがない!!」とかいうかなあ……。
確かに疑うレベルのとんとん拍子ではあったのは間違いないけどねえ。
やりたいこと決めて、そこに一直線っぽい古沢氏だからこのぐらいは想定内かなあ?
まぁ、管理人が見た中での最高の古沢脚本は
ゴンゾウ~伝説の刑事~だと思うので、1時間じゃ良さが出せないのかもね。
関係ないけど、古沢氏ってコンバトラーV好きなのかな……。
ゴンゾウではやたら、こだわってたけど。

というわけで、月本幸子が花の里を継ぐことになりましたが、正直なところ心配ですねえ。
今日ですらキャラ崩壊を感じたので、もう今更他の方が書かれても
どうこうということはありませんけど、扱いきれるか心配ですなあ。
いきなり来週、たまきさんレベルに達観してたらそれもどうよですが
今日のノリで、ガンガン前に出られても困ってしまう感じ。
こうなってくると陣川くんと違って、古沢氏しか書いていないのが不安要素。
今いるメンバーで、女性キャラの動かし方が一番上手いのは、やっぱり太田氏かなあ?
太田氏の脚本で印象に残るたまきさん、というのはあまりないですけど(S9最後のアトリエぐらい?)
さっきも書いたけど、たまきさんまんまの動かし方されても困るから
そういう意味ではやはり、太田氏に期待かな?
まぁ、実際問題S8ぐらいから花の里シーン減っていたので
管理人個人としては、別に復活させなくても良かったかなというのが本音。

さて次回は、そういえば染物の話とかはなかったなあと思いました。
科捜研では、ありましたけどねえ。
なんかまた、雰囲気が暗そうなかんじだったのでちょっと心配。
今週のが空回ってる感じだったので、ギャグ回来て欲しいかなあ。
マーロウは意外とまじめだしねえ……。
まぁ、そうなると徳永氏期待ということになっちゃうのかしら。


たまきさんを連れ出してる回を書いた人に期待とも思ったけど
今のメンバー大体書いてた……。

水9 相棒 Season10 第十三話感想。 [・相棒]

今回はいつものメンバー以外の人が書かれてらっしゃいましたが
泣かせに来るなら、こっちのほうが断然上手かったですね。
日本の職人技は、本当にすばらしいものがたくさんあるというのに
どこも後継者問題で悩んでいるのは、本当に悲しいことですね。
まぁ、じゃあまずは自分からやれよといわれると苦しいところですが。
しかし、カンボジアには日本の草木染で使われる植物はあるのか?
山を管理して、素材を作るとこからやってる人だったから
カンボジアでもそこからやんのかもしれないけど。
あとは、ちょっと一点分かりづらかったのが、染色廃液の投棄はやってたのかどうか。
動機が、投棄がばれたを返して後継者を守りたかっただから
そこで引っかかったかな? まぁ実際汚染されてんだから投棄してたんでしょうけど。
とはいえ、やっとS8フェンスの町でレベルの新人がきたというかんじ。
情けないけど管理人は、脚本見るまでは
不法就労者とかのギミックの使い方は徳永氏かな? だけど、こういう泣かし方は太田氏か?
とか、思ってましたからね。精進が足りんですな。
いやまぁ、徳永氏はS9右京のスーツみたいに、職人ものも意外と上手かったですから
泣かしきらないというわけじゃないとは思いますけども。

さて、今回は新しい脚本家さんだったから仕方ないけど
不安要因の月本幸子でございます。やはりというか、結構達観してたなあ。
まぁ、今回はラストでの登場パターンだったので
無難といえば無難でしたが、ヒント出しに中盤登場するパターンはどうなるやら。
とりあえず、いつものメンバーがどう扱うかに注目していきたいですね。

ということで次回は、まさかの穴掘り三人組。
徳永氏覚醒の第一歩でしたからね。気になるところではあります。
まーた、横取りしようとしてつかまらなきゃいいけど。


……激しくもったいないだけで、食べられなくはないと思うけどね、生ハムボイル。

水9 相棒 Season10 第十四話感想。 [・相棒]

なんか、心配したとおりになってしまった感じ。
いやまぁ、そもそも主犯が微罪だし三人組も話聞かれて終わりだけどさ。
それでも、一応二人は努力してたっぽいしよかったのかもしれんけど。

ちと流石に、通訳の癖でドイツ→徳国は強引かなーと思いましたが
それ以外は特にどうということもなく、無難なお話という感じ。
ああ、暴力団の頭が出てくるのが罪状に対してちょっと早いような気もしたか。
まぁ二転三転が多い分、ストーリーの把握に関して少し
大変なところがあったかなとは思いますけどね。
流石に、今回の犯人はさっぱりわかりませんでしたし
ミスリード要員が非常にうまく機能してたなというかんじです。
生みの親だけあって三人組はよく動いてたと思いますし
これからも徳永氏には、ギャグ回担当で頑張って欲しいですな。

今回の花の里パートは、たまきさん的なこともしつつ
月本幸子の範囲内というかんじで、これもまた無難ではあるんだけど
なーんか、演技の問題なのかどうなのかわかりませんが
白々しい印象が無きにしも非ず。つきすぎた女での言動のせいかなあ……。

さて次回は、まさかの鑑識米沢守の事件簿からのゲスト出演。
流石にこれはびっくりしましたねー。まぁでも、劇場版1からのゲストもいたんだし
そんなに驚くことでもないのか? 劇場版2からのゲストは小西だろうから
あんまり、積極的にきて欲しいとは思わないけども。


とりあえず、参事官(笑)(笑)(笑)。

水9 相棒 Season10 第十五話感想。 [・相棒]

相変わらず、ウザいなーこの人。相馬君なんか目じゃないウザさ。
こういう後先考えないキャラは、あまり好きではなかったり。
今シーズン後半、いろんな人が再登場してますけど
こういうキャラはあまりいないですよね……。
まぁ、右京さんとそもそも初絡みでしたからねえ。
脚本家は、同じ櫻井氏(鑑識~の脚本・飯田武は櫻井氏の別名義)
だったんですけど、なんとなく手探り感もあったような。
まぁ、最近櫻井氏も仄かな希望とかの
さじ加減を思い出してきたようで一安心ではありますな。
しかし、こういう話もわりと櫻井氏は書くこと多いですが
あんまり、合ってないような気もするんですけどねえ。

今回の犯人は、三十分覚えてもいなかったわ……。
そのぐらい、印象薄かったなあ。
夏の9係ほど、毎回毎回そうというわけではないですけど
相棒もかなり、開始十分の~を疑っておかないといかんのにー。
まぁ、しかしあの夫婦はお互いにどう対応しないといけなかったのか。
難しい問題ではありますがねえ。
やることなすこと、癇に障ることってありますからねえ。

さて次回は、というかここから今季はEDへ向けてひた走る感じでしょうか。
といっても、一話完結の良さがなくなるか。後4回はあるようですしね。
次回も、戸田山氏脚本ということで、輿水氏はストーリー進行に大きくかかわる話を
戸田山氏に丸投げしてばっかりな気がするなあ、最近。
流石に最終回書かなかったら怒るよ?


なーんか、伏線的なこといってた+飛ばされるようなことばっかしてるけど
まさか、新相棒なんてことは、……ないよなあ。

水9 相棒 Season10 第十六話感想。 [・相棒]

この手の話を戸田山氏がやると、結構すべる場合が多いように思いますが
今回はよかったんじゃないかなと。
だけどほんとは、輿水氏が書くべきだったろうこの話。
誰になるかまだわからないけど、次の人はちゃんとやってあげてほしいなあ。

事件のほうは、五年前の事件が(冤罪+証拠捏造)+(情報漏洩+隠蔽)で
現在の事件はそれに加えて、殺意を認めるとかなり重い話でしたね。
しかし、最後の聴取の際の言葉を考えると、なぜ一回目の聴取の際に、口裏あわせしたのか。
生安課長が動ける状況で、真実を話してもまた握りつぶされると判断したのかな?
そこらへんが分からなかったのが、気になったかな。
それから五年前の事件だけど、これ五年前の段階で
右京さん引っかかってそうな事件に見える……。
五年前のいつかまでは分からなかったけど、別の事件にかまけてたときと思っておこう。
あとこれ、SPでもなんでもないから、そんなところに金かけてどうするではあるんだけど
当時の事件を担当されたのはどこの班でしょう? →7係です。じゃなくて
こういうときこそ、9係とか遺留1係とかにゲスト出演してもらいたいなー。

しかし、こういう事件だと官房長がいないことを久しぶりに痛感しますな。
大河内監察官も頑張ってはいると思うんですけど(役者の神保さんも)
やっぱり最後、神戸くんに甘かったりしてなんともねえ。
今の特命は大河内監察官にとってはベストだから、甘いのはいつものことだけどね。
Season10最終回はきっと大活躍? だとおもうので頑張ってほしいなあ。

さて、このタイミングでくる陣川君、いいのかなあ……。
まさか、年貢の納め時ってわけじゃないよね!?
てかまぁ、お腹の子がーできる時点で、そんなの陣川君じゃないやい?
京野ことみを待たなくていいのかー。警察やめないといかんけどさ。


神戸くんには上に戻るか政治の世界で戦ってほしかったけど、無理そうだなあ。

水9 相棒 Season10 第十七話感想。 [・相棒]

うーん、第八話フォーカスよりは進化してた気はする。
でも、誰か抜けてこの守口氏がインは勘弁してほしい。
亀山と時を同じくして岩下氏が抜けたことを考えると
神戸とともに、太田氏が抜けそうな予感がしないでもないので特に。
櫻井・戸田山・徳永・太田の各氏+輿水氏でいいじゃんよー。
現状、新人入れる必要性を感じないよー。

最後の、実は被害者遺族でしたー!! 以外は普通に見れたと思う。
今回はまぁ、フォーカスのときみたいに被害者全面擁護もなく
きちんと、越えてはいけない一線を越えたといってくれたしね。
とはいえ、酷いご都合主義でぶち壊した後ではね……。
それに、越えては~を含めたその後の右京さんの言葉
「あなたに川野さんを殺す理由はどこにもありませんよ」
という台詞が、被害者遺族云々をいれたことでぼやけてると思う。
やらせだったとしても、殺す理由にはならないと言いたいわけだから
実際にやらせだった方がよかったと思う。
ホント初参加の人とかにこういう返しを入れる人多いけど
難しいんだからやめときゃいいのにといつも言ってるんですがねー。
こんなところじゃ仕方ない? そりゃすみませんでした。

さて、次回は久々に狙撃とかそんなお話。
相棒でやったのもう大分前だよねえ。
脚本も久々に、ハセベバクシンオー氏なので楽しみかもしれない。


でも、今季で神戸卒業なのに、太田氏の脚本が少ないのは残念です。

水9 相棒 Season10 第十八話感想。 [・相棒]

泊さんには撃たれた方向を判断できないという前提だったけど
出血や傷口から判断可能ではないかしら?
 一発目→土方さん行動→撃たれた方向の判断→逃げたと思う→二発目直撃
というのは無理だけどさ、逃げたと思ったのはすべてが終わった後でも構わないわけで
 一発目→土方さん行動→二発目直撃→撃たれた方向の判断→逃げたと思う
みたいな流れなら、問題はないと思うんだけどな。
まぁ、そんな緊迫した状況下で素人にそこまでの理性的な判断が可能かと言われれば
それは無理でしょうし、それでもなお狙撃時に落ち着けていたというなら
知っていたからと考えることに、無理はないと思うからいいんだけどね。

しかしやっぱり、ハセベバクシンオー氏はいい脚本書きますよねー。
先週とは違って、素直に面白かったですもん。
いやー諸事情で、先週の見直したんですけど、注意してみるとダメなもんはやっぱりダメだった。
できるならやっぱり、何回か見なきゃダメですね。
神戸は動かせてねえし、序盤の台詞に投げっぱなしが多いしなあ。
まぁ、あまり書くと先週の感想になるのでやめますが、割とマジに二度と書かないでほしい。
で、なんでわざわざ先週の話をしているかといいますと、少し共通する部分があるから。
それは、被害者が信念のある人だったということ。
右京さんが言ってたように、川野さんは一線を越えてしまってますけどね。
つまりはですよ、今週の土方さんは信念に従って行動するというキャラクターであり
先週の川野さんは、これに一線を越えるという+αがあったわけです。
にもかかわらず、同じように最後で実は信念のあるいい人、という風に見せようとすれば
そりゃー描写がより難しくなるに決まってます。
相棒に限らずシリーズものに途中参加するというのなら
作風にあわせるのはもちろん、キャラを崩壊させないとか配慮すべきことはいくらでもあります。
そんな状態で、初手から難しい題材を扱えばどうなるかは明白でしょう。
まぁ、これは守口氏だけでなく、ブラジリィー・アン・山田氏もそうでしたけどね。

さて、最終回はまさかの3/21だそうです。ここでさらに一週あけるとはおもわなんだ。
しかし予告見た限り、この方向性は逮捕でしょうか。
組織に、職務に背いてでも守らなければならない命があるとかそんな感じでしたね。
まぁ、辞職が逃げとなって、上に行くのは心情的に無理、殉職はしないと明言となれば
これしかないかと、そんな気はしますけどね……。
亀山のボランティア渡航には、リアリティがないとか散々言われましたけど
落としどころとしては、これ以上なかったのかもしれませんね。


三橋に、あの場面で「記憶にございません」という台詞を持ってくるセンスに脱帽。

水9 相棒 Season10 最終話感想。 [・相棒]

亀山薫はあなたを止めないと言った
あなたがそうするにはそうするだけの理由があるはずだからと。
神戸尊はあなたを止めた
ただしそれは、あなたが望んだ方法とは違うやり方で。

なーんて、カッコつけて書いてみましたが輿水氏がちゃんと
同じ問いに違う答えを出して、卒業させてくれたことはよかったです。
しかしまぁ、右京さんの願いとしては
自分の正義を止めるだけの正義をもって、且つ正しくそれを行使すること
なんでしょうけど、ものすごくハードル高いよね。
神戸の正義はそれに足りたのでしょうけど
行使する方法は間違っていると思っているからこその、“僕の罪”なんでしょうね。
でも、S9暴発のときとは違う、右京さんのもうひとつの信念と
重なる思いからの神戸の行動だったから、引き止めたのかな。
演者という意味も含めて、どんな人が次の相棒になるのかわかりませんが
右京さんの望む答えを出せる日は来るんでしょうかね。
そして、ただ一点。亀山や神戸が下位互換に見えないような形で決着をつけてください。
そこだけは、何が何でもお願いしたいところ。

さてまぁ、事件の方は特にどうということはないよね。
二人の信念の重なる部分と相反する部分、それを引き出すために必要なコトと
そんな感じでしたからね、ちとやっぱり非日常に踏み込みすぎてるとは思いますし。
いや、わかるんですよ? こんなことありえねーよと、切って捨てていい問題ではないのはね。
とはいえ、誰でも関わりうる裁判員制度や時効の問題なんかよりは
遠い問題と思ってしまうのはいたし方のないところかと。

うーん、今回残念だったのは相棒シリーズラスボス(暫定)の片山雛子きたぜーって言うので
元副総監と組んで特命いじめにくるぜーっていうのを、期待してしまっていたため
いつになく弱気な、片山雛子に拍子抜けしてしまった上
映画からすでにそうだったけど、さらに圧倒的な小者に進化した元副総監ということで
完全に肩透かしだったことかなあ。
まぁ亀山卒業のときに、卒業のくだりは10分とかそんなもんかよ!! ってな意見が
結構あったようなので、その辺にしっかり尺を取るにはそっちまでやってはいられんよ
というような感じでしょうかね? こういうときは官房長がお亡くなりになられたことが響くね。
片山雛子はともかく、副総監じゃ完全に役者が違いますわ。


盆のころには、新相棒も発表されるでしょうか?
不安もありますが、期待してSeason11を待つこととしましょうか。

水9 相棒 Season11 第一話感想。 [・相棒]

いよいよ始まったわけですが、新相棒・甲斐亨ですが
亀山君と神戸君、それぞれの熱さや洞察力と言った要素を持っているようです。
冒頭のシーンで思いっきり、また何かを背負ってる系かよ!? と思いましたが
神戸のように目を瞑ることができず、きちんと片づけてから始めようとする姿勢が
右京さん自ら指名して、自分を止めることのできる存在として育ててみたいと思わせたのかな?
そう考えると、……これは甲斐くん卒業で相棒も終わりかもしれんね。
まぁ、もとから「右京が定年になったら終わりかな~?」みたいなことは言ってたので
単純に残りを計算すると、あと五年ですからねえ(S1時の右京さんは45ぐらいの設定)。
相棒が代わるたびに、スタート時から終わりを考えて視聴したくはありませんが
そのかわりに得られる、新たな境地に期待していきましょう。

さて事件の方は、海外が舞台の話は初めてでしたが
……別にいつも通りだったんじゃね? 特別香港満喫したわけでもないし。
それはいいとしても、また右京さんに新たなスーパー能力が!?
いや、超記憶の延長上と言われればそうなんですけどね
射撃練習さぼる人が、銃器の発砲音を記憶してるはちょっとなあ。
尤も、射撃練習でそんなアレコレ使うわけはないですけども。
しかし、そんな危ない銃なら、普段から実弾入れとくのはどうかと思うし
飾るのも、もちっと上の方に飾っとくとか、なんか対策しましょうよ?
まぁ、普段から実弾は抜いていたとしても、暴発による殺害計画自体は防げないでしょうが。
とはいえ、これもまた高いとは言えない確率に賭けたものですよね。
狙い通り総領事が磨いているときに暴発したとしても
死ぬ確率は半分もないと思いますけどねえ……。
こうしてみると、輿水氏は事件部分に関することは、他に協力頼んだ方がいい気がする。

でも、細かい部分とか事件以外のところはやっぱうまいなあと思います。
マブダチだろ→友達いないでしょの流れとか、扉を蹴ったりしないでくださいねのあと
図らずも、神戸君の床を蹴る癖とかさなるあたりはグッときましたねえ。
それに今回は、トリオ・ザ・捜一と米沢の絡みが多かったのがうれしかったなあ。
あの四人の絡みは、いつもすごく面白いんですよねー。
さっきも書いたマブダチの行とか、プラス参事官の激励のとことかね。
そーいや、今回はえらいあっさり花の里に到達しましたね。
まぁ、そこら辺はS8最終話まで、警戒されてた神戸君との違いですかね。
しかし、今回もタコの足が何とも言えない感じでそそり立ってましたねえ?

さて次回は、オークションの話やら組対五課以外のレギュラーと顔合わせやらあるようです。
神戸ソンを超える、破壊力はありますかねえ。
しかし、石坂浩二レギュラーなのか……。もう次は最終回だと思ってたわ?


そーいや、右京さんはなんで香港にいたんだろうか。

水9 相棒 Season11 第二話感想。 [・相棒]

『時効直前』かあ、懐かしいですねー。
S4・7人の容疑者で連ドラ版撮ってたやつですけど
そのとき、映画はだいぶ前とか言ってなかったでしたっけ?
脚本調べてみたら、該当回は櫻井氏が担当されてましたから
記憶違いやらかしたのかもしれませんねえ……。
しかし、あの手の撮影所が舞台の回はどーも、9係や科捜研と混同しやすいですな。
また、オークションのシーンはこれまたS4・アゲハ蝶でした。
昨年のシーズンみたいに、懐かしのあの人が続々登場!? というのも悪くはなかったですが
こういうニヤリとできる演出は嬉しいですねえ。

まぁなんというか、ちょっと調べれば身内と分かるような奴を使うわけにはいかんとはいえ
あんなチンピラ使えばどうなるかぐらいは、想像つくと思うんですけどねえ。
しかし、最初に、オークションハウスを訪ねて三人とあった時の犯人の人の反応が
イマイチしっくりこないですかねえ……。
犯人の人は、鑑定士の人にあこがれてこの世界に入ったと言ってたわけですが
やらせ工作については、社長と鑑定士の人と被害者がグルで行ってたわけで
それは、犯人の人のプロ意識に反することだったののですから
あのシーン、なにかしら思うところがあるような形にしておいた方がとは思います。
そして、石膏像とかってそんな簡単にできるもんなの?
まぁ、固まるだけなら何とかなるのかもしれないけど
パッと見だけでも、本物と判別つかないほど綺麗に仕上げるのは無理じゃないかなあ。
今回のはしっかり着色やらなんやらもしないといかんわけですしねえ。
その辺ツッコむのは流石に野暮でしょうか。

今回は名前にまつわるネタが多かったですねえ。
「か」で始まり、「る」で終わる名前で、一文字ずつ減っていくってやつとか
大きい方が小松で小さい方が大木とか。
とはいえ、流石に次があったとして四文字はかなり厳しいなあ。
「てる」ぐらいしか名前として成立しない気がする。
流石に苗字が「か」っていうわけにもいかないですしね。
芹沢は、やっと先輩風吹かせられる相手ができたって感じかな?
右京さんや三浦さんは定年間近組、亀山や伊丹は五十前後
神戸や陣川は四十代、芹沢は四十にはまだってところっぽいですからね。
……まぁ、調子乗せられて情報渡しちゃうんでしょうけども。

さて、次回はボクシングの話みたいですね。
なんだろう、あんまり相棒ってスポーツ選手がどうこうっていう話ないですもんね。
どっちかというと、9係の縄張りって感じがする。


今季は、S3~5の雰囲気でいくんですかねえ……。

水9 相棒 Season11 第三話感想。 [・相棒]

S8以降の第三話恒例太田愛脚本でしたが、また全方位に救いのない話だったなあ……。
まず、あんな回りくどい脅迫で八百長させるとか面倒なことするより
減量終わりの食事に一服盛った方が早い気がしないでもない。
尤も、そんなことすると『殺意をもって』宮坂のところにいくことになりそうなので
今回の話が、根本から成立しなくなってしまいますから、こういう展開にしたんでしょうかね。
しかし、享パパとの会話シーンとか、今後のために必要なシーンではあるんだけど
今回のラストは、事務を出ていくシーンで終わりにして
追悼のテンカウントをすべきだったんじゃないかな?
ベタすぎる気もするけど、その方が効いたと思うんだけど。
さて、マイナースポーツはどこ行っても厳しいですよねえ……。
ボクシングなんて、どこぞの誰かさんたちのせいで余計厳しそうな気がする。
まぁ、特に個人スポーツは一躍時の人になることも多いですから
熱しやすく冷めやすい日本人が、なんちゃら王子に群がるのは仕方ないと思いますけど
そーゆー華がある人だけじゃなく、地味でも成績残してる人にも
お金回してあげて欲しいなあと、マイナースポーツファンの一人として思います。
3位でも、本当にすごいことなのよ!?

今回、こういう話をやったということは
新相棒・甲斐享の因縁はこれから描いて構築していくということになるんですかね。
まぁ、神戸に関してはあの過去がそれ以前と整合性が取れているかはともかく
大して伏線もないまま、あれを持ってきたことは批判されても仕方ないですからね。
しかし、そーなるとまたきつめの話が続くかもしれんと言うことかしらん?
それはともかく、最近捜一よりも組対5課の方が出番多いような……。
それに大木小松の台詞も増えてきてるし、これは一部で言われてるあれか
『大木小松は数字もってる説』というやつか!?
……実際、なぜか台詞があった回は面白いことが多いんですよね。

さて次回は、よーやく真飛聖がまともに出てくることになるんですかね。
まぁ、神戸の三年間でそんなにプライベートいらねえと分かったわけですから
ああいう扱いなのも、分からなくはなかったんですけどねー。
はてさてどうなりますやら。


とりあえず、渡嘉ちゃんが犯人を疑うよね!?

水9 相棒 Season11 第四話感想。 [・相棒]

さくっとググってみましたが、ほんと結構な数のデジカメにGPS機能ついてるんですね。
何も映ってない真っ黒な写真は、いろいろ調節したりしてみたらぼんやり何か映ってるとか
そういうかんじかなーと思っていたら、そんな機能があるとは。
管理人は、デジカメどころか写真そのものに興味のないですから、全く知りませんでしたよ。
といっても、そう言う明度とかそういう調整はフィルムで撮ったやつにやったほうがいいか。
昨年の遺留捜査S1で、糸村が自分で現像やってたみたいな感じで。
そう言えば、なんかこういうタイプの櫻井氏は凄く久しぶりな気がします。
去年は、ひたすらに重苦しい話が多かったですからねえ。
でもまぁ、今回の話は「いたちごっこで結局それか」みたいな結末でも仕方ないですか
実際そうなんでしょうからねえ……。時事的な話でそれだと笑えないですけど。
時事的と言えば、S9・過渡期以来そういうのは○○ラインだったからなあ。
気楽にっていうと、それもちょっと問題な気もしますけど
軽めのやつをやってくれるとありがたいですかねえ。
まぁ、S10・あすなろの唄も時事的っちゃあ時事的なんですけども。
しかし、おそらく今季は今回の様に、時々享パパの逆鱗に触れるようなことをしていって
最終的にカチーンときた享パパと対決!! っていう感じではないかと思いますが
なーんか、そういうのやるには官房長の存在が大きすぎてなあ。
今回のは確かに、享パパの怖さを出した回でもあるのですが
じゃあ、勝負になるのかと言われるとなあ……、まだまだ返り討ちにあいそうです。
もちろん、どうあがいたって積み上げたものがない以上は仕方ないですが
なんとか、最終回までに戦い甲斐のあるキャラクターに成長していることを願います。
今回の話とはあまり関係ないけど、片山雛子とも早めに絡んでおいてほしいなあ。

今回は、捜一の出番多かったですね。
特に三浦さんは単独のシーンもあって目立ってましたな。
出ないときも時たまある割には、あまり目立たない三浦さんなので
たまに目立つとなんかいいですな。去年の地味に英語ぺらぺらのシーンとか。
そしてCA=合コンという発想の暇課長と米沢さん。
暇課長が既婚者なのはもちろんですけど
米沢さんも、いつも逃げた嫁に未練たらたらなのにねえ?
てか、芹沢も絡めて伊丹を巻き込んでほしかったぞ!?
あ、川原さんご結婚おめでとうございます。

さて次回は、またなにか入れ替わったりとかそんな話?
S5・イエスタデイを思い出すような予告でしたねえ。
しかし、加藤晴彦かあ……。


大河内監察官、右京さんの扱いはなかなか上手くなりませんねえ。

水9 相棒 Season11 第五話感想。 [・相棒]

今年は、珍しく早めのハセベバクシンオー回でした。
いつもなら、特に心配なんかしないのですが
今回は公式にものすごーく不安を煽る、『脚本協力:守口悠介』の文字。
去年のS11-8、S11-17、ついでにおみやさんS9-5も酷い出来でしたからねえ……。
しかもね、いやーな前歴があるんですよね。
実は以前、あの真部氏が櫻井氏の脚本協力でS4-15殺人セレブと言う回を書いてまして
その後は、相棒では書いてませんけど、ずーっと書いてるんですよね。
つまり、守口氏の酷さは分かってるけど切るつもりはないということですよね……、たぶん。
マジで切って欲しいわー。真部氏も大概だけど、それをはるかに上回る酷さでしたし。
ああ、ちなみにこの殺人セレブは……、真部氏いつもの急転直下短絡思考化でした。

まぁ、脚本協力というのが、どういう形式で書いてるのかわかりませんが
どちらとも言いづらく、記憶に残らないだろうなーって感じになりそうです。
というかね、真・滝浪が過去にお金で躓いた理由がはっきりしないと何とも言えない。
もちろん、今回は新しい家族ができるこれからはやり直そうという人間なので
「自首しますか?」がダメとは言わないけどねえ……。
それでもやっぱり、理由があまりにもしょーもなかったりしたら、流石に同情できませんし。
しかし、身分を売ったのになんで本物のパスポート持ってんの?
そりゃ、パスポートはもってない人も多いだろうから
隠しおおすことはそこまで難しくはないかもですが
これは、なにかしらフォローがいることじゃないでしょうか。

どーも今季は、芹沢がウザいねー(笑)。
先輩風吹かしたいのがよく伝わってきます。
まぁ、たぶん享にいろいろ勝ててないけども!!
今回出てきた、米沢のスマホの通話画面、相棒ロゴの右京さんシルエットだったのかな?
ちらっとだったんで、はっきりはわからなかったですけど
もしそうなら、なかなか小粋な演出ですな。
今日は、暇かって言えないほど働かさせられてた課長。
去年は、結構米沢がこき使われまくって酷い目に会ったけど、今年は暇課長の番だったり?
……ああ、あと多分言って来る人がいるんで先に言っておくと
人影を見た子がかわいかったかな?

さて次回は、なんとなく、S9-6暴発を思い出す予告でした。
これも多分、享の因縁の一つになっていくのかもしれませんね。
来週はサッカーですので、再来週お忘れなく。


ローキック地味に痛そうだったなあ。

水9 相棒 Season11 第六話感想。 [・相棒]

S10で言うなら宣誓とかそういう重要な回かと思ったら、意外と普通回だったね。
それでもまぁ、思うところがある回ではあると思いますけども。
しかし、今日みたいな右京さんは久々だった気がしますね。
最近、犯人にずーっと張り付いて怒らせたり気に入られたりとかあんまないですもんねえ。
この間の、セレクションの時にも書いたけど、殺人ワインセラーみたいなのがたまには見たいわ?
とかいってたら、来週結構それっぽいかも?
でも、今回共犯者ありだったのが、残念っちゃあ残念よねえ。
まぁ、相棒は『密室なんてムリ!!』と言い切っちゃうぐらいだから
トラベルミステリー的なアリバイ作りもムリってスタンスなのかもだけど
共犯者入れば大抵のことは出来ちゃうからなあ。
背景的なものより、単純に事件そのものが重要な時はもちっと頑張って欲しいかも。

最近ふと思うのですが、元上司の課長、やたらキャラ立ってる気がする。
まぁ、被害者を危険に晒すのはあまり褒められたことではないけど
それでも、たらい回ししたりとかするよりは断然好感が持てるしねえ。
現場に駆けつけて、いつも通り捜一に嫌味を言われたとき、珍しく説明せんかったね。
そこ言わないんだ、と思って拍子抜けだったよ!?
そーいやー、容疑者待ち伏せ×芹沢がなんか定型ネタになりつつある気がする。
いつもいつもあるわけじゃないから、そんな言うほどでもないけどね。

さて、次回は久々の幽霊ネタのようですね。
神戸のときはそう言えば、結局なかったか。
まぁ、右京さんは見れないよなあ……。


しかし、制服に合わねえなあ……。

水9 相棒 Season11 第七話感想。 [・相棒]

今日は凄く面白かった!! 
事件の方は4つもあって、詰め込み大忙しって感じではあったけど
分かりにくいということはなかったし、意外性もありました。
しかし、S2-13神隠しは細川俊之さんの抜群の存在感など
見どころの多い回なのですが、流石に細かいところまでは覚えてなかったので
最初に消えた二人の子たちが、あの時の再現とは全く思い至りませんでした。
学校が別れるとかいうから、あの子たち付き合ってるのか!? とか思ってしまった。
管理人もまだまだ、修行が足りんですなー。
まぁでも、戸籍譲渡の話がついこないだもあったばかりなので
またかって思ってしまうのは仕方ないところですかねえ。
あとこれも偶然なんだけど、ついこないだ尼崎の事件で死体遺棄の時効の話が出てたので
なんともまぁ、タイムリーなことでしたな。

今回は、かなりのギャグ回でしたねえ。
何回天丼するんだっていう動体認識カメラとか、もー笑った笑った。
幽霊関係は結局見れない右京さんでしたが
見たいからって、米沢さんに頼んだって無理でしょう。
東映枠のキャラの中で、右京さんは科捜研のマリコの次に、霊感とかない人だろうしねー。
「都庁ですよ!!」「仙台ですよ!!」の流れに加えて
現地で捜一にあっちゃうあたりとかもね。
あとは、「せっかくのナース」はもちろんだけど
結局、特命の入り口付近で聞いてる課長と大小を
右京さんが遠ざけるあたりも面白かったね。

次回は、将棋のコンピューター対戦の話。
一昔前は、将棋で人にコンピューターが勝つのは
まだだいぶ先と言われてた気がしますが、今はどこまで行ってるんでしょうか。
ああでも、S7-6希望の終盤とは関係ないようだ?


しかし、細川俊之さんが亡くなられてからもうだいぶ経ちましたなあ……。

水9 相棒 Season11 第八話感想。 [・相棒]

今日は、初めての方が脚本を担当されていらっしゃいましたが
なんというか、「テンプレート通り綺麗に書いてきた」そんな印象ですね。
まぁ、享を動かせてないのも含めてお試し回の時にはよくある現象ですし
今となってはある意味、オーソドックスで安心することもあります。
何と言っても、守口氏に比べたら数段いいわけですしねー。

さて、昨年やたら多かった(3/19回)せいか、研究絡みは飽き気味なのは置いておきまして
今回のは、棋士一歩手前で挫折した研究員がいるという時点で
AIのゴーストをやってんのかと思ったのは、たぶんS10-18守るべきもののせい。
なんてどうでもいいことぐらいしか思いつかない、流石はテンプレ回。

でもそう言えば、「棋士やってると時間が正確にわかるようになる」が特に何もなかったですね。
最後の、「棋風が分かる」にかかる……、と言うわけでもないと思いますしねえ。
まぁ、お約束に一歩踏み込んでみただけかな?
珍しく熱くなっていた米沢さん、去年は研究絡みの回で酷い目に会ったしなあ
なんてわけはないでしょうけど、米沢映画以来だったような気がする。
捜一も今回は出番が多くてよかったよかった?

さて次回は、見た感じ山の中で動物と間違って誤射? という話のようです。
しかし、こういう作品における東京の西の方ってどうなってんでしょうねえ……。
ま、それはともかく記憶喪失とは亀山でもあったことのないハードな? 展開ですねえ。


将棋教室で教えてた「金底歩」、なんか伏線だと思ったのに!! まぁ、名人指してたけど。

水9 相棒 Season11 第九話感想。 [・相棒]

輿水氏が戸田山氏に丸投げせず、自分で書いてるだと!?
……まぁそれはともかく、すごい久しぶりの前後篇。……レベル4以来ですか。
なので、話の本筋に関することは次週にまとめてということで。

いやー、ゆったり時間が使えるせいか、ギャグ満載でしたねえ。
組対の三人がすげーうぜー(笑)。
そんな要素もなくはないかな? ぐらいのレベルじゃねーですか。
さらに、月本幸子も襲来するとはねえ。
捜一も、ひさびさに一緒に捜査と言うことで目立ってましたが
そんな中、一人目立てなかった米沢さん……。
解決編の来週は、米沢さんも目立てると信じてますよ!!

というわけで、来週は解決編。
しかし、享は毒キノコでも食べて暴走しちゃったんでしょうかねえ。
ま、いくらなんでもそれはないか。


しょぼーんからのキレる参事官(笑)。

水9 相棒 Season11 第十話感想。 [・相棒]

あんな仰々しく出てこられたら、組対5課の管轄内容に関する事件なのかと思うわあ?
大麻は、……あそこと今関わるのはいろいろ問題でしょうから、マジックマッシュルームとか。
尤も、先週の伏線から考えたら、そんなわけはなかったですけどね。
にしても即身仏ですか……、感受性豊かな人だったんでしょうかねえ。
正直、管理人にはそこの感覚は分かりませんが。
しかし、現行の法律で勝手にやると罪に問われる可能性のあることであると
まぁ、おそらく享の記憶を『消し』に来たのだから、分かっていたと思いますが
迷惑をかけるのが他人であるのならば、やるべきではなかったとしか言い様がないですかね。
少なくとも、あーんなちょっとイレギュラーがあったらばれるようなやり方ではね。
せめて、よほどのことがない限り人なんか来ない山の上の方でやるとか
まろく庵の床下でやるとかさ、なにかしらの対策は出来たんじゃないかと。
でもまぁ、それだけのことをしても誰かのために祈りたいというその覚悟を
身内が汚したわけですからねえ……。
今回は、ぷるぷる右京さんの方がよかったと管理人は思います。
それを分かってる人もいたから、それは避けたんでしょうか?

流石に、前半あれだけギャグっぽく進めただけあって
今回は真面目だった、というか大半解決編でした。
でもま、大小も引き続き台詞あったし、最後に入口の向こうで笑ってるのもよかった。
イタミンの釘刺しもなかなか面白かったしね。
だけど、芹沢の返しはあんまり爆発力なくていまいちだったかも。

さて次回は、元日SP。
予告編からだけでも、あふれ出る太田脚本でしたが
うーん、まさかの二年連続太田氏担当。
面白そうだったけど、これはハードル高そうな気がするなあ。


そりゃー、あんなプッツンしちゃったら参事官いじめられるよね。

元日SP 相棒 Season11 第十一話感想。 [・相棒]

まず、各年の元日SPを管理人の好きな順に並べると
ピエロ>バベル>カシオペア>西へ>悪戯>ノア>ジハード
といった感じなのですが、今回はそうですね
カシオペア以上、バベル未満といったところでしょうか……。
尤も、カシオペアから悪戯までは、特別印象に残るほどでもないのですが
まぁ、その辺はまた、別の機会にでもということで。

さて今回は、序盤からやたらあちこち広がり続けるので
これ収拾つくのかと、ひじょーに不安を掻き立てられていました。
なんせ、そろそろ一時間経つかなというときになって
今回のサブタイトルにもなっている「アリス」がさっぱり出てこないとなれば
まだまだ、さらに広がるとわかっていたわけですから。
でもまぁ、一昨年の聖戦、昨年のピエロと
2回続けて遠ざかっていたので忘れていましたけど
導入(15分くらい)→別の事件(90分ぐらい)→冒頭の事件(30分くらい)と
サンドイッチで構成する、元日SPとしてはよくあるパターンでしたから
いつも通りと言えば、いつも通りだったかもしれません。
実際、ラストでも丁寧に伏線をつないで謎解きをしてくれましたから
特別解釈が難しいということはなかったと思いますが
ちょっと、元華族の人たちの行動は分からんなあとは思いますね。
そりゃまぁ、最大90%にも及ぶ税率を掛けられ、それから逃れるために
資産をホテルに預けたわけですから、手元に残りゃしないのは
元子爵家の事情を見てもわかりますが
だからと言って、その最後の頼みの綱であるホテルへの支払いを止めてしまっては
わざと、預けてある資産が戻ってこないようにしているとしか思えませんがねえ。
明治生まれで、華族のために尽くす人間だったという設定があるにせよ
預かる方にもリスクを負わせることなのですから、最低限の礼儀は尽くすべきですわな。
まぁ、そこが最後の「瑠璃子さんの表情が傲慢に感じた」にかかるわけですから
仕方ないっちゃあ仕方ないのかもしれませんが。
気になると言えばもう一つ、享パパとの対立構図が明確化してきましたねえ。
尤も、今回の『国枝文書』は流石にそんなもんを公開することにしてしまったら
とてもじゃないけど扱いきれない事態になってしまうので
あの箱の中に、入ってないor読めない状態だろうなと想像はついてしまったのがいまいち。
当然のことですが、あまり話を大きくし過ぎるのはやめないとですね。
今年のを、引っかかりなく好きと言えない一つの要因ですし。
とはいえ、とりあえず今回決裂は避けられましたけど
最終回までには、なにかしらあるとみていいでしょう。
しかし、そうだとすると今回出てきた同期の女の子、死にそうな気がするなあ……。
正直、今回だけなら名前とか出してあそこまで大きく扱う必要なかったように思います。
なんなら、芹沢の女装とかでも良かったかもってレベルだったですし。

今回、ちょっと残念なのはこういう話ならやっぱ洋館でやって欲しいなと。
ホテルがそうだったんだからいいじゃねえかと言えばそうなんですが
ふつーの平屋の日本家屋に、あんな煉瓦造りっぽい地下室があるのはしっくりきません。
まして、謎の鍵はアリスだったわけですから。
しかし、太田氏の元日SPは誰か死にかけないといかんのか?
まぁ、あれは精々しびれる程度だったっぽいですけども。
なんというか、ちょっと大木小松目立ちまくってると思ったらこれだよ!?
そのあおりか、暇課長と米沢さん出番が少なかったのは残念でした。
捜一は、三浦さんの新たな一面が見れたり
イタミンの熱血属性が、映画に向けて強化されてんなーと言う感じでしたね。
……? 芹沢? 管理人も数の子はいりません。

さて、次回はイタミン会のようで
これまた映画に向けた布石の一つ、なんでしょうね。
うーん、でも捜査情報漏えいは特命に前科がありすぎるよーな……。


しかし、そんなあっさり命を絶ったとか、ちょっとえーなんですけど……。