水9 刑事7人 Season8 第七話感想。

もちろん、管理人はリアルのそれを知っている人間ではないので
本当のところは分かりませんが、それでも生前の故人に苦労させられた
遺族の葛藤について、納得感ある話だったんじゃないかとは思いますが
そこへの持って行き方は、もうちょっとなんとかならなかったかとも思いました。

故人と遺族が決定的に仲違いしていて、「遺体は引き取らない!!」と言い出す系の話は
最終的に故人の思いを知って、引き取る方へ方針転換するわけですけど
その故人の思いを知る（というか知らせる）タイミングには
事件解決後に真相と共に伝えるパターンと、中盤に知らせるパターンの2つがあります。
そして、その後の展開としては、前者はその場で「引き取ります」と宣言する形が多く
後者は、その場では捜査陣に「真相を明らかにしてください」と頼むにとどめ
事件解決後に実際に引き取りに来たシーンが描かれる形が多いかと思います。
もちろん、そういう形が“多い”と言うだけのことであって
“そうしなければならない”わけではありませんから、今回のように
中盤、蟠りが解けたタイミングで「引き取る」と言ったっていいのですけど
今回の場合、事件の真相は遺族にとってはつらい結末で
遺族に真相を伝える前に引き取らせないと引き取らないだろうけど
あの葬儀のシーンに持って行くには引き取らせないといけないという脚本の都合で
中盤で引き取らせた感じが強かったんですよね……。

正直、今回の話は立場の近さ的な意味でお休みするなら
海老沢さんより、片桐さんの方がよかったような気はしないでもないのですけど
先週の話の手前、またお休みというわけにはいかなかったのでしょうかね?
……肝心の坂下が休みですけども。

さて次回は、遂に野々村君と。


冤罪を晴らすではなく、疑いを晴らすと言うべきでは……。

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