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水9 相棒 Season11 第十二話感想。 [・相棒]

というわけで、年明け再開一発目のイタミン回でしたが
なんでも、2月の半ばごろにX-DAYでコンビを組む田中圭がゲスト出演するそうで
つまり、もう一回イタミン回があると。うーん、流石映画化。

まぁ、それはさておき今回は
手の込んだ情報操作で外務大臣の不祥事を隠蔽ってな話でしたが
オチが読み易かった上、広範囲に展開する話だったので、どうにもふわふわした感じでした。
戸田山氏は、強烈なキャラがでないと普通回が多いですからねえ。
掛け合いとかそういうのは、安定感あるんですけども……。
ただ、ちょっとこの、官邸とか関係省庁にいるべき時にいないってのは
ネタにするには、既に風化してる気がしないでもないですな。
いやまぁ、そういつもいつもこんなしょーもないことを、政局にされちゃたまりませんが。
それとあれかなあ、「単語登録は残ってる」そのものは悪くないと思うんですけど
IMEなら、登録した単語の一覧を見れるモードありますよね?
そっちで見た方が早いんじゃないかなーとか思ったんですけど
他のやつだとないんですかね? 替えようとか思ったことないんでわからん?

しかし、ホントに合コンやるとは思わなかった。
このびみょーに忘れた頃にやるのが何とも心憎いですな。
ちょっと、一番焦らないといかんイタミンが一番乗り気じゃないのは……。
うん、頑張れイタミン。
予想通り、享パパ動き出しましたが
うん、すげーフラグ建てまくって負ける気がする……。
大河内監察官も、かなり正義感強い方ですし。
それにやっぱ、大河内さんの方が特命との付き合い長くて
今回の「お任せします」とかみても、ある意味一番信用されてますしねえ。

さて、次回は陣川回ですが、陣川回担当は初となる徳永氏。
まぁ、そんなに心配しちゃいませんが、どうなりますやらー?
でも、意外に陣川に対して享の反応控えめだったね。


イタミンにあんなこと言わせた以上、享が特命を去る時は一課にいくんだろうなー?

水9 相棒 Season11 第十三話感想。 [・相棒]

うん、やっぱり陣川回は鉄板。すごく面白かったと思います。
まぁ、詰め込み過ぎと言うほどでもないですけど
要素が多かったのは間違いないせいでしょうかねえ……
伏線やヒントの類が、ちょっとわかりやすすぎたかなーというのはありますか。
彫刻の視線の先、薬の袋、枯れた花、やたら重いスーツケース他ね。
流石に、ティーカップの柄まではあの短い中じゃ判別できなかったのと
債権放棄で贈与税減額云々はとっさには出てきませんでしたが。
あと、野間社長の為人が理解できないというわけではありませんが
お母さんの生きてた時を、少しはシーンで入れるべきやったんじゃとは思いますかねえ。
こないだの元日SPみたいに、すべてが終わった後でもいいからさ。
なんつーか、ITバブルのころにとんでもない財産築いた人だったら
たぶん、それはそれはドライな人だったんだろうから
それを変えた人というには、口頭で語るだけじゃ説得力がイマイチかなと。

まぁ、来るのおせえよ!! と言うのを除けば
右京さんが新相棒を指名なんかしたら、陣川くん怒りますわな。
でも、陣川が惚れる相手はもーちょっと悲劇的な別れ方してほしいなあ……。
さっきも書きましたけど、今回は時間がなかったのはあるけど
あれは流石に、ベタすぎ&ギャグっぽすぎかと思うなあ。
某脚本家みたいに、変ないい話にする必要は微塵もないですけど。
それから、これも時間がなかったせいかなーとは思いますが
新相棒と陣川君の初絡み回は、できりゃー捜一とも鉢合わせして欲しい。
あの陣川と聞いた時の捜一の嫌そうな顔とかさ
陣川回の醍醐味の一つだと思うんですよねー。
そーいや、米沢さんも今回は鑑識のお仕事こなしただけで
陣川くんに言及する台詞なかったもんねえ。

さて次回は、だいぶ早いバレンタイン。
確かに、やってなかったネタではあるんですけど
恋人いる享でやってもなーと言う気はしないでもない。
プライベート不詳の、神戸でやっておけばよかったかも。


しかし、あの足跡はやっぱり陣川君のだったのか?

水9 相棒 Season11 第十四話感想。 [・相棒]

うーん、やっぱちょっと詰め込み過ぎじゃないかねえ。
復讐、兄の殺害事件、見殺し、うまくいかない親子関係、奇妙な友情、嫉妬と
そりゃ濃かったかもしれないけど、そのしわ寄せで急転直下短絡思考じゃあなあ……。
親として嫉妬する気持ちは分からなくもないけど
そこから即、殺そうになるのはわからんわ。
まぁ、確かに殺しちゃわないと話し進みませんけどね?
今回はちょっと、殺人なしで話進めるには弱かったしなあ。
でもまぁ、弟君は普通に確保されてカンモクさせといて
レコードショップの店長を、倒れて頭打って意識不明ぐらいに留めとけばよかったかもね。
それか、もーちっと兄貴の計画を派手にしておくとかさ。
中学生に出来て犯罪にならん範囲でとなると、結構厳しいけども。
それで、今日の人は上戸主演の絶対零度系や
去年壮絶にコケた、『家族のうた』とかの人だったそうですね。
絶対零度は、未解決事件~の方は見てないので、何とも言えない部分はありますが
未解決事件~と特殊犯罪~の間のSPで
雨上がり宮迫が病院の駐車場で、サイレンサーもつけてない銃で撃たれたのに
医者が誰も来ないで死んだ、なんつー場面をやらかした人だからなあ……。
それでもまぁ、もりゆーよりは数段マシとは思いますけど。

うんまぁ、冒頭の現場しか出ないなんてよくあるけど
今回ラストは捜一でも良かったんじゃねえか?
最近出番多いからなあ、少ないと寂しいわ。
しかし、中園参事官の娘が通ってるってことにするなら
せめて、あのアニオタ仲間の女の子に「なかちゃーん」とか言わせとけよ?
そりゃ、誰かの子供がとかしかないであろうとはいえ
なんか伏線張っといた方が面白かろうにねえ。

さて、次回はまたなんか、お年寄りな話だった?
志垣が気になりすぎて、予告が頭に入ってこなかった。
まぁ、せっかくなので強烈なキャラ希望。


隠し事が多い方……、頭は隠してないだろ!! と思ってしまった?

水9 相棒 Season11 第十五話感想。 [・相棒]

今回の犯人は、いい感じにいっちゃってる感じがよかった。
こういうの久々だったしね、1シーズン2回ぐらいはこの手のも欲しんだけどなあ。
でも、今回は犯人とかその手の示唆分かりやすすぎたなあ。
まぁ、犯人はどっちの仲居さんかは2回目の登場までは分からなかったけどさ。
でも、デコイ投入は正直ずるいなーと思いますよ!!?
しかし、転落事故がなんともしょっぱいというかなんというか。
生徒を探しに行ってというだけだったなら、職務を全うしたというかんじですけど
なんか、仲直りのために花の写真を撮っていたとなると
舞い上がってたんだろうなーとしか思えないわけで
そりゃ、死んだことは悲しいし、岩田先生にとって自分が殺したことにはほかならんけど
もっと、誰が見ても悲しい結末にもできたんじゃないかなとも思います。
あと、終活についてだけど、あれじゃ唯出しただけでしたねえ。
管理人は、秘密を抱えたまま死んでいくことの覚悟を決めるために
やっていたのかなと解釈することにしましたけど
最後のシーンで、終活をどうするのかを言わないとなあ。
生徒たちに打ち明けることは、罪の意識を分け合うことで
また生きていくor生きていけるということだと思うので
その決意は、はっきりさせたほうがよかったんじゃないかと思います。
そうじゃないと、流行っぽいのをただ出しただけになっちゃいますからね。
これは、前回担当したS11-8棋風のときも、その気があったしなあ。
前回ネタであれだけど、金井氏の棋風なのかもしれませんねえ。

前回は、異様に人間に入れ込む米沢さんっていうのはあったけど
今回レギュラー陣、至極無難な動かし方をされていたという感じで
捜一の出番は多かったけど、何も残らない感じでした。
まぁ、今のところはまだお客様なので
この慎重すぎるともいえるレギュラー陣の動かし方は
ある意味で好感持てなくもないですが
今後、またやって欲しいかどうかの判断のためにも
少しくらいは挑戦した動かし方やってもらいたい気もするしなあ……。
志垣太郎は、うん、単純に期待しすぎた感はあるけど
使いどころ間違えた感は否めんなあ……。
もっと劇的な変人回で使って欲しかったと思います。

さて次回は、またスポーツ絡みの話のようですね。
まぁ、肉体派だった割には、亀山時代にもあまりなかった舞台なんで
享のフィールドとして悪くはないと思うんだけどね。
この手の話の度に言ってる気はするけど
どーも9係のフィールドのような気がするのよねえ。


そいや最近、享パパ全然出てこねーな。

水9 相棒 Season11 第十六話感想。 [・相棒]

別大マラソンでの川内選手優勝から、二週間チョイ経ちましたが
狙ったかのような、タイミングでしたねえ。
ここで、駅伝偏重によるマラソンの弱体化をディスってくるとはー。
まぁ、竹沢さんのサポートを受けてたわけだから
どっちかっつーと、昨年のロンドン五輪代表、藤原選手に近くて
厳密には、完全な市民ランナーだったわけじゃないのかもしれませんが。
なんにせよ、選手にはそれぞれあった練習法や戦い方があるはずですから
陸連には、実業団に所属してない選手を
あからさまに冷遇するようなマネだけはしないように、お願いしたいところですねえ。
さて、今回の事件は、『有望な高校生の南条さんを育てたい』というのが、最大の動機。
ドーピング云々も、どうしても育てたい南条さんがいればこその
指導者の立場を捨てられてないですからね。
それ自体は何ら問題なかったんですけど、見てるこちらにも
「南条さんSUGEEEEEEEEE」なところを多少でも見せてくれないと
イマイチ説得力が感じられなかったなと。
彼女の陸上の成績についてアナウンスされたのは
大事な場面で襷をつなげなかったという、ただその一点だけでしたからねえ……。
そこさえよければ、もっと被害者の監督はクズ!! とか
どうしても守りたい才能なんだ!! とかが素直に感じれたと思うんです。
でも、先週の感想・予告についての部分で、ちょろっと書いた
スポーツとかそういう方面が、享には合ってるというのは実感しましたね。
まぁ、毎回体力勝負するわけにもいかんでしょうけど
享だからやることを、早々に構築できればベストですよね。

……うん、最近確かに「暇か?」そのものは言ってなかったよね。
それはともかく、今回は角田課長が自分の仕事から、暴力団関係者を看破しましたが
特にそれ以上踏み込んだ話があるわけでもなく
ただその肩書きが重要というような状況でしたからね
捜一が、特命の二人が持っていた写真の出所を聴いた場面で
「どこからそんなもん手に入れたんですか」→「俺たちもそこから調べるか」
 →「暴力団関係者だったんですよ!!」
とかでも良かったんじゃないかな? 課長は冒頭に出番あったしさ。
まぁいいんだけど、なんかあの場面あっさりしすぎだった気がしまして。
どうせなら、課長か捜一かどっちかに集中させた方がと?

さて次回は、映画X-DAYのイタミン相棒が登場。
……の割には、全力でイタミン回というわけでもなさそーなかんじ?
でもまぁ、右京さんと聞き込みのシーンとかあるっぽいですから
期待はしても大丈夫かな? しかし、S7以来久々に芹沢回とかやらんかな?


最後に駅伝フォローも忘れない、……ってそれなら桂馬さん駅伝の方がよかったような?

水9 相棒 Season11 第十七話感想。 [・相棒]

事件・ネタ・映画の宣伝、どれをとっても完璧な回と言ってもいいんじゃないでしょうか。
まぁ、まだ残りはあるにせよ、間違いなく今季最高でした。
やっぱり、相棒は面白いね。

まず事件についてですが
21:20分頃の管理人「はいはい、マスターマスター」
21:45分頃の管理人「なん……だと……」
てなかんじで、物の見事に騙されました。
でも、確かに靴メーカーの人にCMについての説明を受けてるシーンで
イギリス人だと言ってたり、マスターとの会話では動機になりそうなことについて触れないとか
後から考えればちゃんと分かるようにはなってますよね。
これは本当に、ただ上手いというしかないという感じです。
あえて気になるところを挙げるとすれば、解決編までは知能犯っぽかった被害者が
自業自得にしてもかっこ悪すぎた気はしますかねえ。
まぁ、少なくとも6人には成功しているっぽい以上
だんだん油断も生まれるだろうから、急にキャラ変わったというわけでもないですけどね。
実際、ブティックのオーナーの方とか見てると、ちょろそうだったしねえ。

ネタも新たな境地「女心分からないブラザーズ」が誕生。
まぁ、右京さんはあれでも一度は結婚してるわけですけど
イタミンは本当にヤバい、配慮を語りつつ配慮してねえもんなあ……。
最後ビシッと言うのはまぁ、イタミンなりの優しさかもしれんけども。
そして、三浦さんがカッコ良すぎた!!
どうせなら、三浦さんにも英会話シーン欲しかったけど、流石にそれは高望みしすぎかな?
芹沢? ラストのカッコつけがまぁなんというか……
お前今回特に頑張ってないだろ!! みたいな?
しかし、最近の櫻井氏はやたら米沢さんをこき使うなあ……。

映画の宣伝も、S9-9予兆に比べるとすごく上手かったと思います。
尤も、予兆はタイトル通り劇場版2の直前の話でしたから
今回の様に、その内容を踏まえた思わせぶりな言動をさせるわけにもいかんかったわけで
そこら辺は差し引かんといけないとは思いますが。
まぁ、管理人はなんだろうが行くと決めていますから
今日のを見て、どれくらいの人が行って見ようという方向に振れたかはわかりませんが。
でもなあ……、最近公開されたストロベリーナイトは
劇場公開記念TVSP見て、行くの止めることにしたんですよね……。
やり方は、あまり変わらないと言われたらそうなんですが。
TVSPがTVSPとして面白くなかったせいかなあ……。

さて次回は、遂に来た? 加藤清史郎くんですよ。
最近じゃあ、金曜ロードショーぐらいしか見ませんが、でっかくなったのう?
しかし、元日SP出演だったことを考えると
大橋のぞみちゃんの方が格は上なのか、それとも引退発表してたからなのか。
でもまぁ、マルモコンビは呼ばれんだろうなあ……、たぶん。


意味は分からなくもないけど、あの騙されたOLの方の変身ポーズがシュールすぎた……。

水9 相棒 Season11 第十八話感想。 [・相棒]

古沢脚本で、二つの時間軸を並行して進める形というと
S8-18右京、風邪をひくを思い出しますが、あの時に比べると、今回は事件が誘拐だったのもあり
頻繁に時間軸を切り替えることで、緊迫感は出ていたんじゃないかと思いますけど
その分、分かりやすさは犠牲になったかなという印象ですかね。
まぁ、玄関を映していたカメラが廊下の先へ移りながら
事件発生時と特命到着時が切り替わるシーンとか
演出ではカッコいいポイントもあったから、良しとしましょうか?
しかし、このあまりにも絆されやすい指名手配犯は、なんだかなあと言う気がする。
いや、かくまっていた人のところから、割とあっさり出て行ったのも含めて
指名手配犯のキャラがぶれてるとか言うつもりはないんだけど
この性格で、強殺なんかできんの? とは思ってしまうなあ。
そりゃま、人間切羽詰まればなんでもするでしょうけど……。
かといって、本当にクズにしてしまうと話が成立しないしなあ。
行き吹き返して反撃して逃げて倒れたときのおばちゃんの言葉で
変わったんだという展開にした方が、よかった気はしないでもないかな。

うーん、まぁ幽霊だと認識していなければ、会ってないのと同じだけどさ
管理人は、“右京さんには”幽霊とコンタクトして欲しくないなあ……。
幽霊を見たりなんだりは、それこそ相棒のお仕事じゃないかなと。
……神戸時代は、幽霊話なかった気もするけど。
輿水氏が解禁するんであれば、そりゃー仕方ないですけどね
そうでないなら、出来ればやらないでほしいですよ?
まぁ、輿水氏は幽霊ネタとか好きみたいですけどね。
しかし、今季もう3回目か……、多いなあ……。
で、注目の清史郎くんはというと、あんまり台詞とかなかったしなんとも。
管理人が、忍たま実写劇場版でも見に行ってれば
もうすこしは、何か語ることがあったかもしれませんが、残念ながら見ていないので。
流石に、こども店長と比べても仕方ないしなあ……。

さて、次回はついに最終回。
予告だけじゃ正直さっぱりわかりませんが
祝日だし、数字の方もいいといいなーとか?
そんなわけで、最終回は8時からですよ!!! 8時!!!!


あのクリームそんなまずくなりそうなもん入れてた?

水9 相棒 Season11 最終話感想。 [・相棒]

これ、相棒交代後の初回シーズン最終回としての構成が
S8-19・神の憂鬱と全く一緒だったんじゃね?
自分の道を妨げる、様々な思惑と対峙することで
見えてきた新たな道である特命係を、自らの手で選択するってなかんじで。
そりゃ、どっちも櫻井氏だしシチュエーションも似てるわけだから当然といえば、当然ですが。
神の憂鬱のラストで、神戸に「ようこそ特命係へ」と言うシーンとか
今回の「メガネ違いではなかったようです」とかぐっとくるいいシーンだったしなあ。
……輿水氏は即身仏とか書いてる場合じゃねえと思いますよ!!?

うーん、今日はずっと、君嶋いずみが気持ち悪くてしょうがなかったですね……。
まぁそれだけ、脚本も演技も良かったということなんでしょうね。
ただ、文面を見る限り、君嶋いずみが王を愛して考えることを止めているのは
つい最近というわけではないようでした(片鱗があったとかかもしれんけど)。
そうだとするなら、恩地課長を殺すとき、あんなにビビりまくりだったのは
ちょっと、違和感があるような? あの局面で、愛することを続けるには
恩地課長を黙らせるしかなかったわけですから、吹っ切れててもいい気がしました。
しかし、ああいう心情は頭では理解できなくもないけど、分かるのは無理かなあ。
だって、自分が彼を愛するということさえしていれば生きていけると彼女は言ってるわけで
それってつまり、相手がどう思うかとかはある種どうでもいい、自己満足ですもんね。
捨てられるとなったら、また違う行動に出たりするんでしょうけど
あの手紙の文面を見る限り、その考慮をしなくてよさそうだったわけですしね。
あと管理人の中で、決めきれなくて流動的だった『相棒・三大不快な犯人』の三人目が
今日ここに確定してしまったのは間違いないですね。異論は認めるけども。
あと、今回気になったのが、享のスマホに送られてきた
遠隔操作アプリを無力化しただけで、それ以上の対策を取らずに使い続けたのか。
せめて、アドレスは変更すべきだろうし、番号教えたなら買い換えるべき。
そこをめんどくさがったのか、ケチったのかわかりませんけど
それで、起爆装置に利用されたんじゃ、お話になりませんわな?

そんなかんじで、素直に好きと言えない今回のお話ですが
暇課長の出番多くて、そこはなぜかスポットライト浴びまくってたなあ。
組対5課メンバー好きだし、ダメってわけじゃないんだけど
がっつり享にスポット当てるはずの最終回これでいいのだろーか(笑)。
特に捜一も含めてみんなで、特命部屋でコーヒーのシーンはよかったなあ。
閑話休題、享パパの小物化が一向に止まる気配を見せないのは大丈夫か?
相棒界のキングオブ小物、元副総監を追い抜きそうな勢い。
大体、パパ個人がCIAと繋がってることになんかメリットあんの?
存在をチラつかせて脅すぐらいしか使い道がない気がする。
そりゃ、政府が知ってりゃ使いようはいくらでもあるだろうけど……。

さて、週末にX-DAY公開、さらにそれに合わせて劇場版1ですが
流石にもう4回目ぐらいだしなあ……、もういいや感。
X-DAYの感想は、来週中にはあげる予定です。


しかし、どーも今回の星野真理とか剛力彩芽とかの系統の顔は苦手やわー?

劇場版 相棒シリーズ X DAY 感想。 [・相棒]

というわけで、何を血迷ったか、わざわざレディースデイで春休みな昨日見てきました。
ま、相棒見に来るガキンチョは、いたとしてもそう多くはないはずなのでそこまで関係ないか。
近所のシネコンでは、大きい方のスクリーンでしたが、大体埋まってましたね。
客層も、大半はドラマ好きなおばちゃんとかおばあちゃんに
付き合わされた旦那さま方といった感じでしたが
流石に臨場とは違って、若い子もポツポツとはいたようにみえました。
さて、感想の方は、いつも通りトップから消えたらオープンにということで。

結論から言ってしまえば、『全力でキャラ萌映画』でした……。
もちろん、相棒ファンである管理人としては、すごく楽しい2時間ほどでしたが
たぶん、初見の人が見にいったら、「なんでこんなんが人気あんの?」と思われるんじゃないかと。
まぁ、ナンバリングの劇場版ならともかく、スピンオフですから
そう言う心配は、あまりしなくてもいいのかもしれませんけどね。
公開規模も、ナンバリングに比べればだいぶ、小さ目のようですし。

事件の方は、確かに“X DAY”は動機でしたが
その存在を漏洩したことではなく、その使い方をめぐるものでした。
確かに、あんな数字とアルファベットの羅列を動画にして公開したとしても
一般の人が見てそれとわかるわけもないし
岩月のように途中までは分かっても、それの意味するところまでは分からないかもしれません。
そして、完全に理解できるのであれば、それを使って儲けようと思うのも当然ですが
被害者に、“X DAY”がいつか訊いて答えたとしても、本当にその日に起こると思ってたの?
まぁ、「もしこのままのペースで国債が発行され続けたら」という仮定のデータでも
具体的な日付が記されていたら、本当に“X DAY”を誘発してしまう可能性もあるので
そこら辺の記述は、被害者がリークする際に抜いたのかもしれませんけどね。
そうだとしても、実際にその日に起こるかどうかなんて、分かりようもないのですから
あたりをつけるぐらいしか出来ないと思うけどなあ……。
そりゃま、10年20年先かもしれない“X DAY”に備えて
国債のカラ売りを続けるなんてムリだろうから、全く無意味ともいえないけどさー。
でも、それなら次の故意にシステム障害が起きる銀行でも知った方が
よっぽど儲かる気がするんだけど。
あと、“X DAY”についてシミュレートすることについては悪いことではないと思うんだけど
実際やってみるのは、流石にちょっとなあ……。
やるにしても、大勢に影響のないところでやるべきでしょう。
データの信頼性については、難が出るかもしれませんが。

しかし、イタミン映画だけどイタミン普段通りだったなあ……。
まぁ、だからこそ伊丹憲一というキャラクターは、よく出ていたと思うけど
もーちょっとなんか、派手なことしても良かったような気はするかなー?
いや、被害者の上司を追い詰めるシーンは魅せ場だったけどさ
どーもあのシーン、お札のCGが残念すぎて、伊丹に目が行かなかった。
流石に、鮮魚運搬車の水槽に頭沈めてた時は
殺す気かーーー!!!! って言いたくなりましたけども。
あ、噂されると痒くなるは久々でしたねー。亀山時代を思い出しました。

で、イタミン映画な以上、当然トリオの残りの二人の出番も相当あったわけですが
やたら三浦さんカッコいいな!! まぁ、相棒キャラである意味一番大人ですから
ああいうセリフを言わせたら、カッコいいのは当たり前といえばそうなのかもだけど。
他は、暇課長&大河内監察官のコンビとかなかなかよかったですね。
間が持たないのをなんとかするべく、必死に話しかける課長を
華麗にスルーする監察官。おもしろいけどいたたまれないなあ。
あ、もう少し見やすければなおよかったけど、大小もアクションあってよかったね?
でもまぁ、今回はそんなことより片山雛子ですよ。
いやー、流石の彼女でも事態に対処するしかできなかったS10-19と違って
漂うこの風格!! 流石、暫定とはいえラスボスですなー。
……とはいえ、ひなちゃんが出てくると思うのは
そろそろ、瀬戸内元法務大臣の刑期終わらねえかな。なんですけどもー。
逮捕されてからもう5年、保釈をしてなかった期間が長いし
控訴審判決で少しでも削られていれば、あと1~2年でなんとかなんないかな?

さて、神戸君と同じタイミングでやるなら
今年の末に、劇場版3を期待してもいいかなー?


神戸君ただの連絡役……。

水9 相棒 Season12 第一話感想。 [・相棒]

まずはともあれ、三浦さんというか大谷さんお疲れ様でした。
まぁ、FBI研修で抜けも多かったですけど、やっぱり最初からのメンバーですから
寂しい限りとしか言いようがありません。
これから、前シーズンのフェイスグッド回みたいなときに、女性は誰が慰めるんやー?
芹沢&享じゃ貫禄が足らんぞおおおおおおおおおお!!?
でもあれかなあ、右京さんよりちょい上ぐらいの設定とするなら
そろそろ定年が見えるぐらいの感じのはずですし
それで退官と言うよりは……、この方が“らしい”ですかねえ。
いつぞやは「俺は定年まで死にたくない」って言ってましたけど。
これからは、“まだ”壊れてない家庭の再建に頑張ってもらいましょう。

今回の犯人は、ちょっと間抜けな気がしますねえ……。
今際の際の告白の方がアピール力があるという考えは
ジャーナリストやってる人間としての実感の類だと思われますから
それに従って行動して専務さんを殺すところまでは、まぁ分からなくはないのですが
なら、警察は隠蔽体質だというのも、実感してるんじゃないか?
10年前の事件のときに、学生だったということは
遅くとも、S5~6ぐらいのときにはジャーナリストになってたんじゃないかと思うのですが
そのあたりからだって、隠蔽体質が発揮された事件は
特命係が絡んだものだけでも結構ありましたし?
「遺書が公開されたら、大々的に記事書いてやる」とか言ってる場合じゃないよね。
そんな抜けてる感じがする割には、その後の計画は急造なのに手が込んでますしねえ。
やりたいことしか見えなくなってて、全部自分の思い通りに運ぶと思い込んでる感じでしょうか。

さて、そんなわけでコンビ・ザ・捜一になるのかな?
まぁ、なんにせよ変化があった時には
それが悪い方に転がらないようにはして欲しいですね。
でもま、今日の捜一のシーンはどれもグッと来たなあ……。
……出来なかったら、それこそ退場に意味がなくなってしまいますけども。
あ、でも、芹沢が撃たれてる件についてはちょっと触れて欲しかったなー。
無理やりにでも茶化すってのも、ベタだけどいいシーンになりそうだと思うんだ。
今回は捜一回だったんで、最終回は組対五課回になりませんかね?
しかし、参事官はあの大部屋で指揮取ってるときはホントいいことないな!!
それはそうと、……最近やたら天丼好きですね。

次回は、どうもレギュラーに昇格したらしい金井氏担当回のようですな。
……なにもそんなときに、レギュラー陣入れ替えんでもいいのに?


次は、ミスター小野田かな!!?

水9 相棒 Season12 第二話感想。 [・相棒]

まぁ、世の中広いですし、いろんな人がいるわけですから
絶対にいないとは言い切れませんけど
管理人としてはこういう現実の越え方は、あまり好きではないですし
最終的に有耶無耶にするなら、多少は無茶な風呂敷の広げ方をしてもいい
というのも正直どうかなーと思います。
……やっぱり、研究をテーマにとってやりすぎると白けちゃいますって。
なんで、去年のS11-8棋風ぐらいに留めておいてくれる方がいいなあ。
金井氏の回は、最近他の皆さんがやらない動かし方で、昔懐かしい感じがしますしね。
ただ、東亜国大使館職員のねーちゃんはまぁいいとしても
肥後の助手のねーちゃんは、少々中途半端すぎやしないか?
演出の方の問題なのかもしれませんけど、出番があの食堂での話で終わりの割には
ミスリード要員っぽい撮られ方されてたよーに見えたなあと。
……そりゃま、昔懐かしい感じの相棒ですから
付きまとってる人が、まず間違いなく犯人ではあるんですが。

というわけで、コンビ・ザ・捜一で行くみたいですね。
なんというか芹沢に、もーちょっとその分成長しろと言いたい気もしなくはないですけど
10年以上やってきた中に新しい人入れて、延々なじめないとかなるよりは
これでいいかなーというところでしょうかねえ……。
しかし、あの手の数字の並びメモで、分からないと言ったのって初めてじゃないかな?
結局、2課の範疇っぽかったから、引っ張ってそれかよとは思いましたが
まぁ、流石の右京さんも、個別銘柄が何日にいくらとかまでは覚えれないだろし
そこまで見てるのかどうかも分かりませんから仕方ないですかね?

さて次回は、予告的にはレベル4を彷彿とさせる感じでしたが
「きっと違うんだろうな」とも思ってしまう感じの映像でした。
……どうせなら、思いっきりしょーもないのを期待したいなー?


いや別に新属性追加してもいいけど、次使われることあるんだろうか……。

水9 相棒 Season12 第三話感想。 [・相棒]

とりあえず、これ○○ラインシリーズ第三弾なタイトルでも良かった気がするなー。
……そうですね、セイフティラインとか?
最初のアレからすると、だいぶやわい話になってるとは思いますけど
アレは正直きつすぎましたからねえ……。二度と見たくないもんね、実際。
事件の根底には近いものがあったわけですし、いいんじゃないかと。
そんなわけなんで、まぁはぐれ死なのはいいとしても
あのスープトップでできた傷というか痕は、ちょっと回りくどすぎた気がします。
非常に特徴的な痕で、重要なヒントにはしつつも
それで犯人を特定させたくはないので、ルミノールが出ないように致命傷にはせず
派手にぶつけて痕を残したっていうかんじでしょうか?
書いてみると、やっぱり回りくどいですね……。
まぁ、確かに食品加工工場の社長さんが初手でぐうの音も出ないようにしちゃうと
否定しながらの叫びは言えなくなっちゃうでしょうから
仕方ないと言うか、そうした方がいいんでしょうけども。
いやしかし、タイムリーなお話で御座いました。

今日のイタミンはあれか、X DAY見に行かなかった人に対するサービスですか?
……特命以外と関わってるときのいつものイタミンですけどね。
とはいえ、映画の見せ場も大体あんな感じだったかと。
まぁ、今X DAYみると伊丹そっちのけで、三浦さんカッコ良すぎて泣くかもしれんけど。
というか、こういう状況は後輩の芹沢じゃ抑えられんよなあ。やっぱカムバーック!!
とか思ってたら、ラストにはあしらい方覚えたっぽいシーンが……。
つまり、今後どんどんぞんざいになると。それはそれで期待ですかね?
あ、白衣はイタミン以外はなかなか似合ってた?
しかし、暇課長冒頭だけか……。

さて次回は、大澄賢也でダンスですかあ……。
まぁ、テレ朝東映枠の中では右京さんが一番適任だと思うけど
なーんか、こういうのも9係のテリトリーな気がします。


生ハムのボイルはこの伏線か!!?

水9 相棒 Season12 第四話感想。 [・相棒]

「戸田山氏担当で強烈なキャラがいないなら、まぁこんな感じだよね?」という
実に普通回といったお話で御座いましたかねえ。
ベタな庇い合うパターンで、開始十分(以下略)でしたし。
まぁ、もちろんこーゆー普通な回もないと
S10みたいにどよーんとなっちゃいますから、それはそれでいいんですけどね。
でも、今回はとりあげたボールルームダンスは
右京さんの興味の範囲(少なくとも、引っかかりそうではあるはず)だろうし
その道のプロと関わる、職人回の亜種みたいなもんですから
もっと、劇的に変人な右京さんが見たかったかなとは思いますかね。
で、今回のゲストは大澄賢也だったわけで御座いますが
接待回だったかどうかは……、どうなんですかね? 大物かも少々微妙な気はしますが。
『かつては圧倒的な強さを誇ったダンサー』という役でしたから
おそらくは、ベストに近い選択ではあると思いますし
かつての輝きは失われているという感じは、出てたんじゃないかとは思うんですけどね。
それにしても、扱いやら出番はかなり地味だったなあと。
これなら、須永と礼夏の役割を逆にする(まぁ、遺体の運搬で支障が出るけど)か
いっそ、誰それな人にして礼夏をメインで扱った方が良かったレベルでは?

それはそうと、最近暇課長がホント賑やかしのみやなあ……。
今日はさっちゃん冒頭のみでしたし、暇かヒントでもよかったんじゃないかなと思うんですが
まぁあれですかねえ、前シーズンでやたら出番多かった揺り戻しでしょうかねえ?
捜一の方も、前回伊丹を抑えられない問題を感じましたけど
今回は、礼夏の動機が消えたことを把握してなかったあたりに
純粋に人手が足りないのを感じてしまったなあ……。
大抵の場合は、特命に情報貰っても確認にいったりしてたのにー?
あれか、こーゆーのをちょっとずつ感じさせていって最終的に
新メンバー致し方なしという方向に誘導するつもりかー!!?
……いや、来てみないといいかどうか判断できませんって?

さて次回は、すわホントに○○ライン第三弾かっ!!!
と思ったら、金井氏担当のお話のようです。
うーん、また「え? あのセリフって最後に係ってくるんじゃないの!!?」な予感。


ヨツバ電機か……、経営陣入れ替わったんだなあ……。

水9 相棒 Season12 第五話感想。 [・相棒]

やろうと思えば、ボーダーラインぐらいのを書ける題材だとは思いますが
やっぱりというかなんというか、単純に「まだやってないネタというとこのあたりか!!」
と言う感じだったんじゃないかなと思います。
……被害者と親友の子の立場が逆だったら、即○○ライン入りだったけどな!!

しかし、今回の犯人はチョイと頭悪過ぎたと思います。
どう考えても、そしらぬふりがベストでしょうよ?
気づいていない可能性だってあるのに
藪蛇をつつきにいくとか秘密を守る気あるのかと、小一時間問い詰めたいところ。
それも、態々あんな被害者にとってメリットの全くない話を持ちかけるとかもうね……。
そしらぬふりが、蚤の心臓過ぎてそんなん無理と言うにしたって
今回のようなケースであるなら、面接官である立場を利用すれば
脅し返すなり取引に持ち込むなりは容易ですよね。
社長の娘と結婚まで控えてて、出世コースまっしぐらな若手と言う立場もあるわけですし
過程で恩を売ることもできることを考えたら
被害者を恐れる必要はなかったんじゃないかなーと思いますけどね。
……少なくとも、殺っちゃうというのはその手のアプローチが失敗してからですわ。
あとはまぁ、被害者が四菱にこだわった理由は
財布の子の台詞に集約されてた以上ではないのかもしれませんが
その理由こそ、文通と絡めてもっといい話に出来たんじゃなかろうか。

まぁ、去年あんなに目立ちまくりじゃなければなあ
いつも通りくらいかなーと思わなくもないんですけどね
今回も暇課長は冒頭だけだったなあ……。
その代りと言ってはなんですが、相変わらず多い捜一の出番。
で、多いということはですよ? 三浦さーんと思う回数も多いと。
管理人としても、いい加減諄いと思ってるんですけどね
やっぱりこー、代わるところと思ってなかったところが代わっちゃうとなあ
ダメージ大きいんだなーと思う次第で御座いました。

さて次回は、今度こそ本物の職人回。
機械式の時計職人だそうで、右京さんの趣味ともあってるし
予告見る限りはすっごい面白そうだなー。


写真の合成をもーちょっとなんとか……。

水9 相棒 Season12 第六話感想。 [・相棒]

というわけで、徳永氏による職人モノ“右京の着衣”シリーズでしたが
とりあえず、態と遅れるように修理した時計……、あれはどうかなあ……。
『仕掛けに利用するエアコンのタイマーは24hまで』が大原則としてありますから
歯車を発見したのは、どんなに早くても前日の夕方以降。
そこから、態と遅れるように修理するの間に合うのか?
いやま、右京さんのの修理に数日かかってるのは、他の仕事もやってるからだろうから
そっちのけでやれば、間に合わせること自体は可能なのかもしれませんが
「藤井が奥さん殺した犯人かも」ってのは、その時点であくまでも想像。
そんな殺ること前提の作業に、集中して取り組めるものでしょうか?
それに殺し方も少々問題と言うか、なぜあれで殺されるのか疑問。
あの時点で、津田は藤井が奥さん殺しの犯人だなんて微塵も思ってないんですから
あの仕掛けが「吸っちゃまずい硫化水素を発生させる」ことは説明していたはず。
となれば、吸う前に逃げれば助かるわけで、傍の窓開けてさっさと逃げれば済む話
なぜ、それが出来なかったのか理解に苦しみます。
まぁ、あそこで逃げてもどっちみち破滅だったのはあるかもしれませんが
命とどっちが大事かと言ったら……、ねえ?
で、今回の凶器は硫化水素だったわけですが
実際には、結構な濃度でない限り即死までは行かないっぽいですね。
尤も、今回は現実に合わせてしまうと、あの仕掛けを覗き込んで
思いっきり吸い込みでもしない限りは、死ぬまでは行かないってことになるでしょうから
仕掛けがどういうものか知ってる被害者が、そんなことをするわけがないので
そもそも話が始まらなくなっちゃいますから仕方ない。
それに真似されても困りますから、ウソを混ぜること自体がダメとは言いませんけどね。
ただ硫化水素に関しては、あっさり死ねると思われちゃった方が困る気はする。
あとは、流石に偶然の連鎖が多かったかなあと思いますねえ……。
奥さんをはぐれ死させてしまった偶然
強殺に見せかけるための工作で重要な歯車が紛れ込んでしまった偶然
それが都合よく気づかれずに残っている偶然
更にそれを都合よく発見する偶然と、偶然のバーゲンセールだったからなあ。
まぁ、偶然の連鎖について、あまりツッコむのも野暮かなとは思うんですけど
やっぱり、どうしても終盤にこういうことされてしまうと脱力してしまいますし
どんなにそこまでが良くても残念な感じで終わってしまいますからねえ。
ドラマ自体、そう言う部分ないと成り立たないところはありますが
何事も、やり過ぎは良くないですよね。

今回は、米沢さんとの落語トークはありましたけど
レギュラーメンバーの出番が最近多かったせいか
急に、なんかその辺淡白だったような気がします。
そいや、今シーズン金田氏は捜一多用するようになった?
まぁ、久々に暇課長のアシストあったのはよかったですけどね。
それも、さっちゃん出なかったから? と言う気はしないでもないんだけど……。

さて次回は、過去のひき逃げ冤罪に始まる殺人。
それはいいんですけど、脚本はなんで飯田武(櫻井氏の別名義)なんだろう?


ひまカップに次ぐ、ひまウォッチ(2万円也)か!!?

水9 相棒 Season12 第七話感想。 [・相棒]

そんなわけで、いつもの櫻井脚本ではあったと思いますが
張本人が自分のことを覚えてなかった→殴りかかる→反撃に出ると言う流れで
その間、終始無言であったがゆえに殺害まで行っちゃったと。
……しかし、ああいうことになっちゃったら、例え喋る気なかったとしても
「お前のせいで!!」ぐらいは、口をついて出ちゃうんじゃないかなあ。
そもそも、恨み言を言いに行ったわけですし……。
まぁ、会いに行く段階から殺意があったわけではないのであれば
確かにあのくらい一気にたたみかけて殺っちゃわないと、ちょっとの変化で
殺害までは行かなくなる可能性が高い状況でしたから
仕方ないのかなあと言う気もしなくはないんですけどね。
あと、被害者的にはネットに煽られてエスカレートしちゃった認識で
取調官の誘導の方は、あまり重要ではなかったようでした。
でも、その要素を入れた以上、きっとやりたかったのは相乗効果でって感じですよね?
まぁ、乗せられてしまって責任の一端は確実にある一般人に
顔の見える相手を、糾弾するのは難しいだろうなってのは分かりますけど
最後の原稿、どっちにも触れておかないと入れた意味がないかなと。
尤も、いくらミスリードのためとは言っても、恋人(?)関連を引っ張りすぎで
あれがなきゃ、もうちょい両方とも話を濃くできたかなとは思うんですけどね。
刑事の方なんて、出番すらあんまりなかったし……。

今回の捜一と参事官の使い方は面白かったなあ。
最初のほっとけのときは、何で今更この程度でと思ったけど
2回目があった時は、なるほどでしたねえ。
でも、なんか最近櫻井氏の回は天丼多いですな。ハマってんのかな?
未だに米沢さん酷使続けてるし……。
組対の方は、今シーズン大木小松の役名がクレジットされてないあたり
やっぱあんまり目立たないのかなと思う今日この頃でした。
ちょっと今回は流石に、見すぎだろと思ったけどな!!

さて次回は、岩下志麻がゲスト。
……なるほど、その発想はなかったなあ。
とりあえず、全力で接待でないことは祈っておこう。


ちなみにうちは月間1万アクセス程、これでも増えたんですよ!!

水9 相棒 Season12 第八話感想。 [・相棒]

……おい、この洋館ついこないだ(S11-13)使ったばっかじゃねえか!!
そりゃ、閣下の城とか使いまわされるよりはいいけど、もーちょっと間をですね……。
そして、これでもかと言うぐらい動きのない話でしたねえ……。
まぁ、眼光鋭くとかどっしり構えてとか言うようなイメージですから
動かしまくっても仕方ないのは分かりますが
いっそ、画面全く見なくてもいいんじゃないかレベルだったよーな?
劇的に静かな話だったS10-3・晩夏でも、もう少し動きあったのに。

閑話休題、やっぱり接待脚本で
「接待脚本はまかせろー!!」な戸田山脚本でしたが
なんか右京さんが、いつもに比べて普通の人だった……。
今回のポイントである「父の前歴は周知の事実だった」と言うあたりは
いつもなら、娘のところに戻る前に自分で言いだしてるぐらいの話ですよね?
てっきり、そこから先があるもんだと思ってたから
かなり拍子抜けしてしまったのはありますね。
あと、ノートもなあ……。
夏河が書いたものならまぁ、「遺品整理してた時に紛れ込んだ」ぐらいの補完はしますが
江花が書いたものだというなら、なぜそれが母の遺品にあったのか
その点を説明しないのはどうかなと思います。
江花が殺っちゃったときの回想シーンからすると
あの場でノートを貰うというのも微妙ですし、仮に貰ったとしてもそれを妻に託しますかねえ?
かといって、父経由でないとすると、享パパを迂回して援助していたということは
事件後、遠からず管理人の仕事からは離れてるわけですし
続けてたとしても、雇い主の私物を持っていくのはなあ……、泥棒になっちゃいますよ?

しかし、芹沢忙しすぎだろ……。
まぁ、ここ数話は三浦さんがいれば!! と思うシーンこそないけど
捜一の尺が減ってるという訳じゃないからなあ。
いろいろやらされすぎて、芹沢が安定してない気がする。

さて次回は、享の過去の婚約者が殺される事件。
うーん、神戸はプライベート不詳なのもあるから、こういうの似合ってたけどねえ。
……享はどうだろうなあ。


淑女のイメージかと言われると、微妙ではあるよねえ……。

水9 相棒 Season12 第九話感想。 [・相棒]

そうですね、結婚の約束なんて別に、いつでも出来ると言えば出来ますよね……。
神戸なら、警察入ってからぐらいの年齢が似合うし
享なら、今回みたいな年頃が似合うという違いですな。
亀山は、……ちょっと思いつきませんが。

なんというか、管理人は享に同情するしかないって感じの話でしたねえ。
一応、被害者のゆがんだ理由は説明されてましたけど
だからって、被害者に同情できるほどではなかったですわな。
転機に出来たところは、いくつかありましたし。
安易に、被害者のお涙頂戴に逃げてないのは良かったんじゃないかな。
まぁ、設定が設定ですから、いっそ清々しいまでは無理でしたけど。
しかし、犯人の若社長は怯えて殺す必要ってあったんですかねえ……?
「死体の出しようがなく、殺人があったことすら証明が難しい」というのが根底にあるわけで
そーなると、警察に行かれても妄言扱いで門前払いされそうですし
妻にばらされても同じことじゃないですかね?
被害者も、若社長の証言以上の手札はないわけですし
それさえも、録音とかがあるわけじゃない。
三人同席してばらせばまぁ、動揺の仕方とかで或いは信じるかもですが
人殺しをやれた人間ですからねえ、そこまで豆腐メンタルかと言われるとなあ。
ちょいと疑問を感じますかねえ……。

今回は、流石の右京さんもこの手の世界の人間に対しては
本領が発揮できなかった感じですね。
うん、新しい感じでなかなか良かったと思います。
……でも、こーゆーのやるならもっといい時があったよね!! S8の元日SP!!
折角、京都行ったのになんであんな東京でも出来そうな話だったんだ……。

さて今年の放送は今回がラスト。次回は、元日SPとなります。
……というか、先週のS12-8・最後の淑女が戸田山氏だったから
これはもう、太田氏は離脱かなあとか思ってたら、元日SPは太田氏のようですね。
……元日SP専属になったのかしら?


外で2ショットは初めてだっけ?

元日SP 相棒 Season12 第十話感想。 [・相棒]

……まぁ、レギュラーに向けられる銃の殺傷力のなさは前からわかってた話ですね。
相棒では、刺されたレギュラー(小野田・三浦)で降板はいますけど
撃たれたレギュラー(右京・大木・芹沢)で、降板って実はいませんから。
そりゃー、刑事部長だけ死んだりしませんわなー?

今年は、予告からしてピエロの二番煎じ(脚本一緒だけど)に見えましたが
そうは言っても、そのピエロ自体が名作だと思うので、ある意味では期待していたのですよ。
で、今年のボマーはどの位置かと言いますと……。
ピエロ>バベル>ボマー>アリス>カシオペア>西へ>悪戯>ノア>聖戦
うーん、バベルは越えないけど、アリスよりは上。
上位には入ると思うんですが、そう言い切れないのは最後が残念だったからでしょうか。
事件が珍しくドンパチやる内容で、掘り下げる尺の余裕がない上に
昏睡状態で掘り下げられないようにまでして
黒幕の動機に大きすぎる話を持ってきたのが、失敗だったかなと思います。
これなら、S6-11/12・ついている女/狙われた女のときみたいに
「私利私欲の不正がばれたから」ぐらいが
いっそ、清々しくて良かったかなーと思ったりなんかします。
おまけに、黒幕(と視聴者)を嵌めるためもあって
重要なポイントは伏せて進め、捕まえた後ですべてを語らせるという手法をとったので
唐突感が、ハンパじゃなかったのも悪かったなあ。
結果、相乗効果でラスト30分ぐらいの間延びがひどかったかなと思います。
てか、言い方は変だけど、せっかく太田脚本なんだから
桂木の北村に対する複雑な感情とか掘り下げたイイ話が見たかった。
そう言う意味でも、黒幕の動機はしょーもないくらいでよかったなと思います。
でもまぁ、そこまでは面白かったですよ?
動かす方が合ってる享に合わせた形の、S10-10・ピエロと言う感じで。
車につけられた発信機が、都合よく落ちたこととか
享たちがテロリストと強硬に主張していたミスリード要員は、やりすぎで全く怪しくなかったとか
どうかなーと思わんでもないことは、そこそこありましたけども。

イタミンサンタはともかく、芹沢トナカイはやる必要あったのか!?
脱ぐシーンが面白かったからいいんですけど、でもやっぱ
こーゆーのは、悪人面をツッコめる亀山がいたときにやってたらよかったなあ。
そして感じる、三浦サンタが見たかった!!?
ときに、奪わせる車の運転手役だった米沢さんは、作戦を当然知ってたんですよね?
びみょーに、知らされてなさげな素っぽさを感じましたが……。
しかし、そりゃま小松を投げ飛ばすのは、体格的に少々厳しいかもですが
大木さん貧乏くじやなあ、たまには小松にも振ってあげて!?
享の同期の子は、去年どっかで殺されるかと思いきや
元日SP専属レギュラーになったってことなのかー。出世したなあ?

さて、今年は冬季オリンピックがあります故に
次回は8日と、間を開けずに再スタートで御座います。
しかし、なぜ陣川回の配役はびみょーに場末感の漂う人ばっかなんだ……。


そーいや、今年はいても良かったと思うんだけど、ちょっと目立つ芸人警官いなかったな……。

水9 相棒 Season12 第十一話感想。 [・相棒]

S10-13・藍よりも青しで、おためしして以来の高橋氏が担当されてましたが
……おためしの人に、陣川回やらせるの止めた方がいいんじゃないかな。
やっぱり陣川回って特殊だから、判断には向かないと思うし
キャラが一人増えるだけでも、慣れてない人には大変ですよねえ。
今回、享に負傷させると言う荒業で、人数減らしたあああああ!!! と思ったら
肝心の陣川君まで、警護に付きますとか言い出すしで
明らかに、動かすの避けてるなーと思ったりなんかしました。
でもまぁ、前回のときは良かった部類に入ると思いますから
やるのであれば、ベタな人情系をやった方がいいんじゃないかな?

事件の方は、顔見せのときからああコイツだわって感じで
実際その通り、さらにその正体は所謂鉄砲玉の類でございました。
……いや、実行犯としては至極正しい(?)設定ではあると思いますが
そんな人間にしては、最初の手口が手が込みすぎてやしませんかねえ?
まぁ、そんな世界の話は知るわけないんで
事故に見せかける手口として、広く教育されてたりするのかもしれませんが
イメージではないですよねえ……。
あとは、最後に諭す場面での右京さんの言い回しが
ちょっと違和感あったかなーと思わなくはないかなー。
今回みたいに、自分で考えろっていうときは
自分で、どっちかはっきりは言わない気がするんだけどな……。

しかし、暇課長以外は出番少なかったなあ……。
特に、「芹沢さんを落としました」は流石に寂しいぞ?
まぁ、あからさまにそのシーン入れちゃうと、亀山かよ!! ってなりますけども。

さて次回は、イタミン回のようですね。
最近は、イタミン回も定例っぽくなってきましたな。
たまには、芹沢回とかやってもいいんじゃないかなー? S7の相棒不在時代以来だし。


予知夢ってんなら、せめてもーちょい具体的なのを右京さんは期待してたんじゃないかな……。

水9 相棒 Season12 第十二話感想。 [・相棒]

実際に落ちたシーン、もうちょっとチラッ☆が分かりやすいと良かったかなー?
尤も、実際に死ぬ気はなかったし、あんだけ長いこと飛び降りもせず突っ立ってりゃー
マットが用意されてないってことはあり得ないですし
用意してるのが目に入らないってこともないと思いますから
いっそ、しない方が自然だったかもしれませんけどねー。
……まぁ、流石にいざとなったら怖いってのはあると思いますけども。
なんて話はともかくとして、今回は自分が見れなかった夢を生徒に託すために
大金を横取りする計画を遂行していたら、それを利用されて嵌められたわけですが
そもそも計画が杜撰と言うか、覚悟が足りないと言うかで微妙な気がします。
今回の計画は、一括で全額用意する必要はないかもしれませんが
基本的にタイムリミットは、緑川さんが留学するまでで、時期を考えると1年強というところ。
正直、取り入って訊きだすには、そうそう余裕があるとも思えません。
にもかかわらず、こーゆーとき一番手っ取り早いと思われる「愛人になる」と言う方法ではなく
なぜか、大麻をやる隠れ家提供という意味の分からない手段。
そりゃまー、「秘密を共有」と言う意味では、通じる部分もないとは言いませんが
ベッドの中で男を調子に乗せる方が、断然楽だと思うけどなー?
芹沢と暇課長を絡めるためだけに、これを選んだって感じにしか見えないのが……。
大体、立場に差がある場合と同じ場合では、訊き出せる情報に雲泥の差があるわけで
同等の立場になる、隠れ家提供は最悪手と言っても過言ではない気がしますよ。
それに、前田が「大麻をやってる」って証拠を持ってるんであれば
それをカードに強請れば、事足りるんじゃないのって気がしないでもない。
既に一人殺している相手ですから、やり方には注意しないといけませんが
それでも、横取りしたところでやった相手がバレバレで
報復することも奪い返すことも容易な、今回の方法よりはいい気がします。
さっきも言いましたが、最初にかかる費用は確かに大きいですけど
全額を一度に用意する必要も、ないと言えばないわけですからねえ……。

存分にこき使われてましたが、イタミン回という訳じゃなかったですね。
てーか、匍匐前進可愛かったけど、あれむしろ目立つんじゃないか?
まぁ、演奏者から隠れてりゃいいのかもしれませんけどね……。
面白くはなくなるけど、舞台袖とかじゃダメだったのか?
あとは、芹沢がなあ……。もう一回出番欲しかったな。
気遣いとか、目立てた部分もあるけど、あれで終わり感はちょっと残念かなと。

さて次回は、麻取の早乙女再登場、……ではないですね。
まさか、相棒でもあまちゃんキャスト来るとは思わなかったわー?
てーか、大物接待になってもアレだから小泉とかはないとしても
まだ出てない人いるじゃん!! 勉さんとか!!


ボードも米沢さんが書いてたのかー。

水9 相棒 Season12 第十三話感想。 [・相棒]

今回は、初めての真野氏が脚本を担当されていましたが
フジテレビヤングシナリオ大賞で、2008年に賞を獲られた方で
TBSの新参者(というか阿部寛版加賀シリーズ)なんかも、共作ですが書かれてたみたいです。
……こないだの眠りの森は櫻井氏がメイン(真野氏も脚本協力)で書いてたわりには
正直、ドラマとしてはあまり面白くはなかったですけどね。
「未解決の事件だからよく覚えてないんだ」なんて迷台詞もありましたし……。
閑話休題、今までもおためし参加の人はたくさんいらっしゃいましたけど
その中でも、かなり大胆な話を書いてきたなーと思いました。
“相棒”についての行とか、流石におためしのうちにやるには
かなり度胸がいると思われる程度には、踏み込んでましたし
昔の話のネタを振るのだって、やってる人いなかったと思います。
書きたいと思った話に合う回を探したのか
S4-8・監禁が好きで、入れたかったのは分かりませんが
確実に、これまでを見た上で書いてくれてると言うのが分かりますから
ファンとしては嬉しいですよね、こういうの。
……まぁ、あの回は古沢氏の手柄と言うより
キャスティング担当の方の功績が大きい気はしますけどね。
たぶん、どんなに上手い役者さんでも、人によっては滑っちゃう人もいそうですし。

ただまぁ、もーちょいは捜一とか花の里とか
そのあたりにも、尺を割いてほしかったかなーとは思います。
やっぱりその辺の動かし方も、また書いてほしいと思うかどうかの重要なポイントの一つ。
たぶん、太田氏が参加した時に管理人がすんなり受け入れられたのは
一番は神戸との親和性だとしても、この点も大きかったんじゃないかと
今にしては思ったりなんかしますしね。

さて次回は、またまた久しぶり。
……でも、全く期待できないこの感じ。
なんか、予告とか公式のあらすじを見る限り、急転直下短絡思考になりそうなんだよなあ。


ちょっとは神戸のことも触れてあげて!!?

水9 相棒 Season12 第十四話感想。 [・相棒]

S4-15殺人セレブ以来ですから、8年ぶりの真部脚本ということでしたが
いつもの急転直下短絡思考こそなかったものの
犯人の炭谷の行動が、余りにも行き当たりばったりな上にうっかりでは
やっぱり戻ってこんでいいわ、としか言いようがありませんな。
2回目に同じ顔を用意して開けたとき、何としてでも再び閉めない努力ぐらいしろと。

しかし、倉庫を開けたらもう用済みは分かるとしても
あの場で殺しをさせると言うのが、どうにも管理人には理解できないです。
あそこは、いろいろなクライアントから預かった機密書類の類やらなんやらを
保管する各倉庫へと繋がる前室なんですよ? 
各倉庫内部は、それこそ情報漏洩等問題が出るかもしれませんからないかもしれませんが
前室には当然、監視カメラぐらい存在して、誰かが見てると考えるべきでしょう。
いくら完璧なセキュリティがあったとしても、今回みたいに
そこへのアクセス権限を持つ人間が、犯人だったりしたら役に立たんわけですから
そーゆーチェック体制がないとかは、あり得ないと思います。
自分が設定した場面なんだから、そこがどういう場所かぐらいもっと真剣に考えてから
そこで行う行動を、考えていくべきだと思います。
ならどうすればよかったかというなら、事情を話す+金を払うなりして
目的を遂げてあの場を離れ、そこで改めて殺すが正解でしょうか。
まぁついでにいうなら、死体を抱えて社屋を出られるかと言うのも、結構な問題。
繰り返しますけど、機密情報等を扱ってるんですから
社屋の警備体制がゆるゆる、なんてことは考えられないわけで
そんなところから、説明もなしに死体なんて嵩張るわ重いわなものを
ホイホイ持ち出したら、ご都合主義と言われるに決まってます。
と、ここまで書いて、去年の科捜研S12-8と全く同じだと言うことに気付いた……。
あれも懇意とは言え、客が勝手に店の裏手で争って人を殺しても、店主が気付くことはなく
狭い店内から、これまた誰にも気づかれず死体を運び出してましたし。
なーんでこー同じよーなことを、何回もやらかすんですかね。
流石、テレ朝東映枠脚本家ワースト3と言うべきでしょうか?
ちなみに、ワースト1は切られた可能性も高いけど守口悠介。
2は刑事110キロの(おそらく)メイン石原武龍、真部氏はましな方と言うのが何とも言えない。
あくまで、管理人の個人的な見解ですが、それなりに賛同は得られると思う!!?
まぁでも、真部氏は比較的面白そうな題材を面白く繋ぐことは出来ると思うし
掛け合いとかは、そこまでダメとは思わないんですけどね。

前回に引き続き、今回はまた過去作からのネタが多かったですかね。
ブランド靴メーカーのイーニアスは、流石に記憶に新しいですし
捜一の二人が、元カレを捕まえるシーンの芹沢サンドは、S10-8フォーカスの時のネタかな?
まぁ、あれはおそらく脚本ではなくて
演出の方でやったことでしょうし、今回もそうだとは思いますけども。

さて次回は、予告を額面通り読むなら
かつてマスコミに虐げられた人が、他人に同じことをして云々と言う話ですかね?
今季は、それ絡みみょーに多いなあ……。


櫻井氏や戸田山氏は科捜研だけど、徳永氏とかどこ行った?

水9 相棒 Season12 第十五話感想。 [・相棒]

結論から言うと、これってS6-14琥珀色の殺人の二番煎じと言うか
裏返しだったんじゃねーかなーと、管理人は思うのですが……。
まず被害者が、琥珀色の~方は独りよがりではありつつも信念を曲げなかったのに対し
今回の山路はビジネスライクと、同じ辛口評論家と言っても対称的ですし
真犯人と庇うものも、琥珀色の~が拾い上げてくれた恩人を庇う形なのに対して
今回は、表面上何の関わりもない相手と真逆の関係。
さらに、事件のあらまし的にも今回の事件は、琥珀色の~で言うと
「批判原稿を見せられた時に、三好さんがキレて殺っちゃってたらこうなっただろう」
と言うような流れでしたからね。全く類似性がないと言うのは厳しいかなと。
もちろん、管理人がそう感じただけで、皆さんそう思うかどうかは分かりませんから
これ以上は言いませんが、初めての方にこれやられるとなあ……。
狙ってやったんだとしたら、手抜きと言われても仕方ないだろうし
狙ってないんであれば、それはそれで見てないってことになっちゃうからなあ。
……まぁ、最早初めての方に全部見た上で書けってのはキツイ量になってますし
琥珀色の殺人が押さえるべきポイントに入っているかと言うと、入ってないとは思いますが。

しかし、要素要素をうまく繋げてないなーという感じがしました。
まず今回、右京さんは悦子さんから、『有村がいつ帰国したか』の情報を
暇課長から、『有村へのバッシングの発端は山路』と言う情報を、早い段階で得ていました。
……うん、これだけあれば右京さんなら初手から有村のところ行く(断言)。
そして、昔ながらの付きまとい右京さんに!!
……なんてのはともかくとしても、この自殺した大倉さんの娘の手帳に
有村の名前を発見したことで可能性を探ると言う流れだと
最後に、本当に娘さんと有村に繋がりがなかったか問いただした場面で
なぜ、そのことをつかないのか疑問なんですよね……。
まぁ、確かにそこをついて問いただしても、大倉さんは言わないでしょうが
その反応で察することはできたんじゃないかなと。
他にも、『山路は碌に対象を見もせずに書いている』と散々繰り返してきたのに
舞台を見てもいなかったと、口走ってしまったことが
有村をキレさせる、最後のトリガーにならなかったりしましたし……。
一応、全く言ってないわけではなかったですけど、あれだけ繰り返しておいて
「言ってはいたよ」レベルってのはないと思うわけで御座います。
あとITOHについてですが、大倉さんも分からなかったように
普通の人は、そもそもトロフィーが魚のイトウの形だから
イトウのトロフィーと言ってるとか、誰も思ってないと思います。
管理人も、アレが何の魚かなんて特定しようと思って見てないから
どうせ、カジキかなんかだろうなーとしか思ってませんでしたよ!?
まぁ、これについては小道具さんも責めるべきではあると思いますけど
流石にあれでは、役目が果たせていないと思うなあ……。
せめて、ただ“釣り”じゃなくて“渓流釣り”とか言っときゃもーすこしわかりやすかったろーに?

そーいえば、珍しく組対五課が忙しそうにしてたのに
事件には関わってきませんでしたねえ……。
まぁ、いろいろ詰め過ぎかなーって思うところもありましたし
捜一他も最低限って感じでしたし、仕方ないかな。

さて次回は、盗聴器から始まる話でゲストはやましげですか。
脚本は戸田山氏とのことですが、どうだろうなあ……。
古沢氏担当回に出て欲しかった気もするなー?


ドラマを確かめてたシーン、実際溢れかえってるのは事実だろうけどいいのかなー?

水9 相棒 Season12 第十六話感想。 [・相棒]

うーん、やっぱこれ、やましげの無駄遣いだった気がしてならないなー。
まぁ、あまりにもイメージからかけ離れてるとも言い難いんですが
戸田山氏によくある普通回だったからなあ……。

そんなわけであまり書くことがないんですけど、最初の聞いちゃうシーンは
もーちょい視聴者に、制限掛けた方がよかったんじゃないですかね?
一発でアブナイおクスリって分かっちゃって、逆にもどかしいったらなかったです。
おまけに、悦子さんに麻薬持込みについての話とかさせるもんだから
あえてそこを避けてて、不自然極まりなかったというかなんというか。
まぁ、どうすればよかったかと言われると
「(前略)、かい……」で区切るとか、微妙なことしか思いつかないので
それはそれでどうなんだと思ったりなんかするわけですが。
あとは「大学から覚醒剤くすねて売りさばいてた」は、ちょっと無理があると思うな。
モルヒネとかならまぁ、大学病院とかにはそれなりの量はあるでしょうけど
覚醒剤が、売り捌いて荒稼ぎできるほどの量が保管されてるとは思えないです。
もちろん、あのシュガースティックの中身の大半は砂糖で
クスリは、ほんのごくごく微量と言う可能性もありますけど
だとすると、今度はそれで急性中毒起こして死ぬかと言うとなあ……。
具体名が出てるわけじゃないんで、致死量とかなんとも言えませんが。

前回、珍しく組対五課の忙しさが関係なかったですが
今回はいつも通りの関連ありでした。
まぁ、そこらへんはいつものメンバーかそうでないかの差ですかね。
しかし、山狩りのシーンで捜一のふたりが立ってみてるの見て
昔は、穴掘りする方だったのになーとかしみじみ思ったりなんかしました。

さて次回は、ビル火災で人助けしたはずの男が、何故か否認する話。
なんとなーく、S9-13通報者を思い出しますが……?
しかし、くりぃむクイズのSPとか終わってからすりゃいいでしょうに。


鍵谷家は、見覚えある気がするんだけど……。

水9 相棒 Season12 第十七話感想。 [・相棒]

金井氏担当回の中では、一番よかったんじゃないかなーと思います。
最後の「本当は……」の流れが、少々大仰と言うかあからさまというかで
もう少しさりげなくできなかったかなーと思いましたが
まぁ、「圧力で逆らえなかったんだ!! 私も被害者!!」じゃなかったし、妥協すべきかなあ?
それから、今回は多少曖昧でしたが「遺族に殺される覚悟はしている」とか言われちゃうと
相棒ではどうしても、三雲判事を思い浮かべてしまうのはありますねえ。
そりゃ、こんな長期シリーズでキャラ被りすんな!! とか無茶なことは言いませんし
管理人があの二回好きなんで、思い浮かびやすいのはありますが
流石に、三雲判事はその辺を考慮した方がいいキャラだったんじゃないかなあ……。
しかし、相棒で開始十分(以下略)をやるときって
どうも犯人が地味すぎて、全く印象に残ってないんですよね。
……いやまぁ、見返してみたら
杉本少年がクルーズ船の事故を知ったシーンで、山本美香を最後に言うとか
並び的には栗原夫妻の一個前に言ってた、ヤマモトジュンペイさんの方でしょうけど
“ヤマモト”がむしろ大きく映るぐらいの感じで、強調したりはしてましたが。
それに9係では、毎回に近いレベルでやる分
常に警戒してるから気づけてるだけで、キャストの地味さは大して違わなくね?
と言われたら、そうかもとしか言えなくなっちゃいますけども。

今回、捜一の二人の出番が多かったのは嬉しいんだけど
最後、駆け付けたときに二人があらぬ場所を探しに行ったのには違和感があるなー。
あそこで、アテもなく探さないといけないということは
向かっている間、情報を交換したりしなかったということになりませんかね?
慰霊祭やった場所だってことさえ分かっていれば
特命がやったように、とりあえず海の方ぐらいは出来たと思います。
うーん、右京さんは捜一の方が先に着くと分かってるなら
詳しく教えて、凶行阻止を優先するような気がしますけどねえ。
てーか、捜一は後から着けば良かっただけじゃないかと。

さて次回は、恒例になりつつあるのか? 最終回前の古沢氏回。
あらすじを見る限り、S8-18右京、風邪を引くを思い出す感じでしょうか?
……ですが、そんなことよりも前に言いたい!! 芳本美代子をナンパはない!!!!!!!!!!!!!!!!!!


杉本少年が借りてた部屋も、よく見る気がしますね。

水9 相棒 Season12 第十八話感想。 [・相棒]

今回は、疲れをとってリフレッシュ……はタテマエな話で
いろんな人が疲れていましたが、その中の一人イタミンだけは
“疲れてた”んじゃなくて、“憑かれてた”んじゃないかと……。運が悪すぎる。
そんなわけで、古沢氏回らしい感じの話だったと思いますが
これなら今回のを神戸時代に、S8-18右京、風邪を引くを今やってた方が
面白いというか、よりハマってたんじゃないかなーと。
まぁ、言ったって詮無きコトではありますが。
閑話休題、今の夫を振り切って友部の下へ行かないといけないのは分かりますし
良かったと思うんだけど、雪美の側からの言葉しかない聞いてない状態で
あのセリフは流石に、白々しさしか感じなかったですよ……。
もーちょっと、なんかフォローしてあげて!!?

しかし、イタミンも優秀ではあるんだけど、王道の捜査を地道にやるタイプですから
今回は流石に、キャラじゃなさ過ぎて笑えましたね。
芹沢の言ってた通り、疲れてテンションがおかしくなってたってことかな?
まぁ、あの時も「それ三浦さんに任せた方が……」って感じではあったんですが……
とか言ってたら、久々に三浦さんカムバックを叫びたい気分に。
公園のシーンはともかく、友部の部屋のシーンは三浦さんのツッコミで見たかったなあ……。
具体的に説明するのは難しいですけど
芹沢があう場面と三浦さんがあう場面は、確実に違うよなと今になって思う訳でして。
今回は、三浦さんの落ち着いたトーンの方が良かったなと。

さていよいよの最終回は、官房長に元法相。
うーん、この面子はS9-18以来なんですけど
これは、櫻井氏っぽいな……。


そーいや、今季はハセベバクシンオー氏回なかったな……。

水9 相棒 Season12 最終話感想。 [・相棒]

ドラマですから、なにがなんでも現実の範囲でやれなんて
そんな無茶なことを言うつもりはないんですけど
そうは言っても、あまりホイホイ現実を越えられると
見てるこっちが引いてしまうということは、往々にしてあることだと思います。
相棒で言うと、S9-18亡霊が顕著な“超法規的措置”とか
S11-11アリスの“国家転覆級の秘密”とか、S12-2殺人の定理の“未解決問題”とかね。
もちろん、小野田官房長ってそう言うキャラだし
特に死んでからは強調されてますからそこはいいとしても
瀬戸内さんの保釈と御影親父の連れ出しと、合計3つもやりましたからねえ……。
多すぎると感じてしまうのも、仕方ないですよね?
それに、証人保護プログラムをネタにするなら
S9-6暴発の続きを、櫻井氏にやって欲しかったなーと思います。
一応、あの時は真実を曲げたおかげで、バレてないハズですけど
誰かが口を滑らせてばれちゃったことにでもすればいい訳ですしねー。
まぁ、複数で書いている以上、早い者勝ちな部分はあると思いますけど
なんとなーく、とられた感じはしちゃったりなんかします。
しかし、瀬戸内さんの保釈ですが、自分で蹴ってたはずですよね?
まさか、毎年墓参りに行きたがったりはせんでしょうし
そんな、何度も請求して蹴られるようなことはないと思うんですけどね……。
やっぱ、輿水氏は自分で書いたこと忘れてんじゃないか?
でも、最近の輿水脚本の中では、面白かった方じゃないかと思います。
……まぁかなりの部分、久しぶりの瀬戸内元法相と官房長の存在感に
助けられているなーというのは、否めないと思いますけどね。
ああ、小野田官房長と言えば、出てくれないだろうから仕方ないんですけど
末っ子の現在とかいらないから、亡霊の時の篤人の娘とのシーンみたいなのが
ベタですけどあると良かったなと思いましたね……。残念。

しかし、今回は折角2時間なのに
レギュラーメンバーの出番が、少なかったのは残念だったなあ……。
まぁ、初回SPのときは、特殊な事情もありましたけど
最近は、SPとなったら結構出番多いですからねえ。
……それともあれか? 太田氏が使い過ぎなのか?

さて次で、享も交代な可能性がそこそこあるわけですが
割とベタな親子和解をして、終わりそうな感じですねえ……。
流石に、官房長に続いてあのポジの人間を連続で殺すことはないと思うんで
今回や亡霊の時の官房長のようなことをして、パパは警察を去る感じですかねえ?
……うーん、そうすると今度は瀬戸内さんとかぶるなあ。
今回の話は温存しておいた方がよかったんじゃないだろーか。


今シーズンは、参事官萌えにはいいんじゃないかな!!
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相棒 劇場版III 感想。 [・相棒]

予告通り見てきましたので感想を。
まぁ、まだ2週目ですので、いつも通りTOPから消えるまでは
隠しておきますので、お手数ですが続きを読むをどうぞ。
 追記:十日経ちましたのでオープンにします。

結論から言うと、輿水脚本ד相棒史上最高密度のミステリー”は無理がありましたね……。
まぁ、IやIIみたく、戸田山氏に丸投げしなかったこと自体は評価したいんですけど
輿水氏の悪い癖が全開だったあたり、何とも言えないなと思いました。
具体的に言うと、輿水氏が2h以上のを書く場合
舞台の設定やら、事件のあらましやらといったことを語っている間に
気づいたら30~40分消費していて、肝心の捜査がおざなりになりがち。
分かりやすいところでは、S4-21桜田門内の変やS10-19罪と罰とかで
島に着くまで結構かかった今回は、もろにこのパターンだったかと思います。
もちろん、全く必要ないこととは言いませんが
毎度、もーすこしスマートに出来んものかとは思ってしまうところなのです。
まぁ、その分(?)神戸の出番が思っていたよりは格段に長かったので
その点は、相棒同士の絡みが見たい管理人としては嬉しかったですが。
それから、もう一つ“相棒史上最高密度のミステリー”のコピーに難があったと思うのは
「岩代がスパイだったから」という動機の部分ですかねえ……。
動機そのものがダメってわけでも、暴力の応酬の危うさに気付いて云々みたいな
そーゆーベタなお涙頂戴にしろとかってわけでもないですけど
なんというか、そりゃーどう言い繕ったってテロリストな連中相手にばれたら
殺されかねないというのは、当然想定されることで
動機としては、一番わかりやすい部類と言ってもいいぐらいでしょう。
確かに、“密度”であって“難度”ではないわけですが
それでもやはり、コピーに対して軽いのは否めないんじゃないかと思いますね。

それから、細かいこと言うと天然痘そのものはばれずに持ち込めたとしても
それを管理製造するあれらの設備って、ばれずに持ち込めますかねえ?
基本は船でしか行けないことを考えたら、物理的な難ももちろんあるでしょうし
安物でやるには怖すぎるものを扱うわけですし、安全のためには消耗品だってかかるわけで
金銭的な問題は、ちょっとやそっと裏金作ったぐらいじゃ利かないんじゃないかなあ?
あの島の独自の収入って、訓練の参加費徴収ぐらいでしょうしねえ……。
となれば、スパイなんぞ送り込まずとも調べる方法はあったんじゃないかと思うなあ。
特に若狭社長は、経営が~とか理由つけて資金援助縮小すれば
反応見て判断出来たんじゃないかと思いますけど。

しかし、予想に反して結構な面子がお留守番だけじゃなかったですけど
その分出番は微妙でしたねえ……。
うーん、そっちのメンバーは去年X DAYがあったからですか?
その判断そのものは分からなくもないですけど
三浦さん最後だったんだし、もーちょっと見せ場あればよかったなあ……。
つーか、内村刑事部長や中園参事官なんて
クレジット見て、一瞬「あれ? 今回いなかったよーな……、ああ!!」レベルだったしなあ。
次があるなら、もっとみんな活躍を願いたいものです。


ヘリのCGはもう諦めるべき?

水9 相棒 Season13 第一話感想。 [・相棒]

とりあえず、本編感想に入る前にちょっと。
今年のOPですが、去年までのを管理人の好みで並べると
S6>S9>S8>S4>S11>S10>S12>S7>S5>S2>S1>S3
と言う感じなのですが、その中ではS11の下かなというところで
嫌いではないんですが、若干、張り切りすぎたS7と同じような匂いを感じましたかねえ?

さて、例によって輿水脚本の悪い癖は出てましたが
瀬戸内元法相に頼ってない分は、S12-19プロテクトより上かなと。
しかし、輿水氏はこの「同じ穴の貉でした」パターン好きですね。
なーんか、レギュラー陣の進退に関わらない話で
国家絡みのネタやるときは大概コレな気がする……。
違ったのって、去年のS12-1ビリーバーぐらいじゃないかなあ?
尤も、そんなのってS2-21とかS3-1/2/3ぐらいですけど、この二つ印象強いからなあ……。
まぁ、そんな大昔のとのパターンかぶりぐらいはどうでもいいんですけど
ちょっとアレコレ無理がありすぎる気がしますね。
まず分かりやすいところで、踏切で撒かれたり、車に議員が乗ってなかったりは
百歩譲って仕方ないとして、地下鉄のギリギリ下車で撒かれるのはいくらなんでもなあ。
そりゃー、一人で尾行してるというなら乗らざるを得ないんだから
最悪やられてしまう場合はあるでしょうけど
ぞろぞろ4人もついて行ってて、撒かれる刑事さんはいないと思いますよ。
さらに、なんでこの7人の中に自衛官なんか混ぜた!!
そりゃー、この7人を選んだのは室長ではないですし
スパイが籠絡したがるであろう職業ではありますから、いること自体は仕方ないわけですが
自衛官殺せとか言われても、銃でもなきゃ普通の人には無理。
最初の被害者みたいな方法というのも、踏みとどまられてしまいそうな気がしますしねえ……。
そんなどっちも無理な二律背反に陥ったら、たとえ弱点を突かれていても
警察に駆け込むと言う選択をするやつが、出てこないとも限りません。
そんなわけですから、連鎖殺人という手段を選択するのはどうかなと思うわけです。
最後に回して自分で手を下すにしたって、それで状況が好転するわけじゃないですしね?
回りくどい方法をとるんだから、それがベストと思える設定にして欲しいです。

で、警視庁の広報課長と言うことになりましたが
神戸に対する副総監みたいな感じなのか、単に三雲判事なのか。
まぁ、ちょっと次は最終回ってのは不自然すぎるポジションに来ましたから
元日SPぐらいは出るのかもしれませんが……。
享編の映画はもうやっちゃいましたしねえ?
でも、確かに1回のみのゲストじゃないなら受けますね。うん。

しかし、まさかの一郎くん再登場には驚きました。
もちろんいいんですけど、こんなスパンで再々登場となるなら
S10で出してあげればよかったんじゃって気はしますな。
別に、神戸も“相棒は視える人”設定でもいいと思いますし
なにより、S11は幽霊話が固まりすぎてて食あたりだし……。
そのせいかなんなのか、ちょっと捜一以外のレギュラー陣の出番が寂しかったですが。

さて次回は、予告を見る限り
S1-5目撃者とかS5-18殺人の資格とかが、よぎる感じの話っぽいですか?


なんか、劇場版IIIとのギャップが……。