二次創作 アトリエ(4) [二次創作SS]
ぶっちゃけた話、ここから先はほぼゲームどおりなんですよね……。
というわけで、申し訳ないけど今回で最終回、続きは本編をやってみてほしいな。
流石に、ここまで露骨な描写なんかないし、本編だとここからってところはあるけどね。
まぁ、レヴューでも書きましたけど、追加要素が残念すぎてねえ。
PS2版なら安いのは安いでしょうけどね、あれもフリーズはあるしなあ。
ガストちゃんはフリーズとなかなか決別できませんな。
ほんと、ユーディーの問題はやりこみまくって超性能アイテムを作っても
実験台がいないというのが最大の問題でしたからねえ。
追加要素がきちんと機能してくれていれば……。
そんなわけで、最終回スタートです。
ユーディーのアトリエ~想いの深淵~
「で、結局どうするの?」
隣で背を向けて寝ているクリスタが、私にそう話しかける。私はどうするべきかわからずにいて、そんな状態で答えることはできなかった。でも、こうしてアルテノルトまで逃げてきて、クリスタといるというのに、私が答えを出せないのはラステルのことを想えばこそだったから。
「……あたしはユーディットと出会うのが遅かったね。あの子より早く会えていたら、ユーディットの一番になれたかな」
私は、クリスタのその言葉には謝る以外の言葉を持たない。だから起き上がって、クリスタに頭を下げる。その目じりには光るものが見えた。
「ごめん……」
「初めから分かってたことよ。あーあ、ちょっとは期待したんだけどな、やっぱり無理か」
クリスタも起き上がって、私のほうへと向きなおる。そして。
「これは、私を期待させた罰でお別れの印、明日になったら元通り」
そう言って、唇を重ねた……。
「早く、あのこのところに行って」
あってちゃんと話せば、ユーディットが心配することなんてなくなるから。そう言って、クリスタは私を追い出す。
「ありがとう」
私もそう答えて部屋を出ていく、その背後からクリスタの声が聞こえてきた。
「また冒険に出るなら頼りなさいよ!!」
ラステルに会う、そのためにメッテルブルグを目指す私が中継点のヴェルンに着いたときだった。
「ユーディー!!」
私を“ユーディー”と呼ぶのはラステルだけ、心配してここまでは時々は来ていたのだろう。嬉しかった、本当に嬉しかった。
「ラステル!!」
駆け寄ってくるラステルを私はしっかり抱きとめる。この子を二度と離したくない、いや離れることなんてできない。迷うことなんてなかったんだ、ずいぶん待たせて心配させた。だから私は。
「ずっと、一緒にいよう?」
「うん」
ラステルの言葉を待って、人目もはばからずに私たちは唇を重ねた……。
ユーディーのアトリエ~想いの深淵~ 了。
というわけで、申し訳ないけど今回で最終回、続きは本編をやってみてほしいな。
流石に、ここまで露骨な描写なんかないし、本編だとここからってところはあるけどね。
まぁ、レヴューでも書きましたけど、追加要素が残念すぎてねえ。
PS2版なら安いのは安いでしょうけどね、あれもフリーズはあるしなあ。
ガストちゃんはフリーズとなかなか決別できませんな。
ほんと、ユーディーの問題はやりこみまくって超性能アイテムを作っても
実験台がいないというのが最大の問題でしたからねえ。
追加要素がきちんと機能してくれていれば……。
そんなわけで、最終回スタートです。
ユーディーのアトリエ~想いの深淵~
「で、結局どうするの?」
隣で背を向けて寝ているクリスタが、私にそう話しかける。私はどうするべきかわからずにいて、そんな状態で答えることはできなかった。でも、こうしてアルテノルトまで逃げてきて、クリスタといるというのに、私が答えを出せないのはラステルのことを想えばこそだったから。
「……あたしはユーディットと出会うのが遅かったね。あの子より早く会えていたら、ユーディットの一番になれたかな」
私は、クリスタのその言葉には謝る以外の言葉を持たない。だから起き上がって、クリスタに頭を下げる。その目じりには光るものが見えた。
「ごめん……」
「初めから分かってたことよ。あーあ、ちょっとは期待したんだけどな、やっぱり無理か」
クリスタも起き上がって、私のほうへと向きなおる。そして。
「これは、私を期待させた罰でお別れの印、明日になったら元通り」
そう言って、唇を重ねた……。
「早く、あのこのところに行って」
あってちゃんと話せば、ユーディットが心配することなんてなくなるから。そう言って、クリスタは私を追い出す。
「ありがとう」
私もそう答えて部屋を出ていく、その背後からクリスタの声が聞こえてきた。
「また冒険に出るなら頼りなさいよ!!」
ラステルに会う、そのためにメッテルブルグを目指す私が中継点のヴェルンに着いたときだった。
「ユーディー!!」
私を“ユーディー”と呼ぶのはラステルだけ、心配してここまでは時々は来ていたのだろう。嬉しかった、本当に嬉しかった。
「ラステル!!」
駆け寄ってくるラステルを私はしっかり抱きとめる。この子を二度と離したくない、いや離れることなんてできない。迷うことなんてなかったんだ、ずいぶん待たせて心配させた。だから私は。
「ずっと、一緒にいよう?」
「うん」
ラステルの言葉を待って、人目もはばからずに私たちは唇を重ねた……。
ユーディーのアトリエ~想いの深淵~ 了。
2012-01-31 09:54
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