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5年分のいろいろレヴュー20 [レヴュー]

いろいろ考えたんですけど書くことないので、大人しくレヴューしようかと。
今日は、『Lost Passage~失われた一節~』を。

進学とともに故郷の京都を離れた主人公は、教育実習で久しぶりに帰ることになる。
そこで待っていたのは、懐かしい人たちと新たな出会いだった。
これがこの間言いました、ただ直訳しただけのサブタイトル。
まぁ確かに、前回紹介した『パティシエなにゃんこ』の移植版と違って
追加ヒロインとかもないんで、つけにくいとは思いますけどねえ……。
とはいえ、だからこそセンスが問われると思うんで、何とかしてほしかったですねえ。
さて、ヒロイン追加はなかったのですが、だからといってベタ移植かというとそうでもなくて
エンディング、用語集、解説用ミニルートなどを追加し
間口がものすごーく狭かった、PC版の悪いところを修正しようとしたのは見えますね。
ただ、それが必ずしも良かったかというと非常に微妙。
話を分かりやすくするために、という目的だと思うんですが
攻略制限をかけたのがまずかったと思いますね。
PC版は、攻略一回目は必ずBAD行きのヒロインは何人かいましたけど
全ヒロインいけないということはなかったですからね。
まぁ、それだけならよかったんでしょうけど、いろいろとその辺修正したため
PC版の攻略情報が、全く役に立たないという事態が発生したのがまずかったかな。
管理人も、こんなんがあるとは思ってなかったため、嵌りまくって一度積みましたからね。
他にも、用語集は良かったと思うんですが、それで引っかかった部分は確認することができるので
過去の流れをきちんと説明してくれるミニルート、弥生編・平安編は
ありがたいと言えばありがたいですが、どちらかでよかったんじゃないかというのはありますね。
それか、見たい人は見ればいいよという感じにしておけばよかったですかねえ。
PC版でいうところの、観月伏線回収ルートはまだしも
めぐみに至っては、他の五人のヒロインを大半攻略したうえで、ミニルート全部見て
ようやく、攻略が可能になるというめんどくささ。
このゲームだと、めぐみが一番な管理人は……。酷い目に会いました。

ただまぁ、移植を担当したプリンセスソフトさんは、パティシエを移植したピオーネソフトに比べれば
かなり頑張ってくれているので、快適性はこちらが上だと思います。
用語集もただ用語集というだけでなく、ヒロインがフルボイスで解説してくれるので
飽きないのはいいと思いますが、純粋にちょっと確認したいときなんかは
邪魔な気もするので、一長一短かもしれませんが。
声優は変更なしなので、問題はないですね。

エンディングが追加されたのは、人気ヒロインの沙雪だけですが
残りのヒロインも、ちょっとだけ後日談が追加されており
他のヒロインにも配慮されているのは、評価したいところですね。
ただ、この沙雪に追加されたエンディングですが
なんもかんも投げ捨てて、ご都合主義的にハッピーエンドみたいなかんじなので
あまり出来がいいとは言い難いところ。
もとからあるエンディング二種は、BADはまぁともかく
Trueの方も切なさ漂うエンディングでしたから、ベタなのが望まれてたんだとは思いますが。
まぁ、結末への流れはともかく結末そのものはいいと思いますけどね。
管理人にとってはそこよりも、めぐみの追加後日談でメシマズ属性追加されたことの方が
何とも言えなかったんですけどね……。


正直、もとのPC版があまり移植に向いていたとは言い難いですからねえ……。


Lost Passage ~失われた一節~ (通常版)

Lost Passage ~失われた一節~ (通常版)

  • 出版社/メーカー: プリンセスソフト
  • メディア: Video Game



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