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ガラスの仮面(49) [書籍関連]

読んでいて、早々に終わらせたいんだろうなーという雰囲気を感じるのですが
その割にちっとも話が進んでいる気がしないんですよねえ。
まぁ、マヤの周囲が相変わらず堂々巡りを繰り返している中で
亜弓さんだけは着々と前進していますが。

しかし、主人公はマヤなわけですし、宿命のライバルとの最終決戦なのはそうですが
マヤと亜弓さんだけによる対決ではないわけで
せめて対決の中心となっている、阿古夜・一真・演出は両陣営描写して欲しいなあ。
小野寺班の一真役赤目慶は、亜弓さんの相手をするシーンとかで描写ないわけじゃないけど
小野寺の演出プランとか全く描写ないやん?
今の、黒沼班に「“ごっこ遊び”だー」とかやらせて、こんなことやってて勝てるのかという
読者の不安を煽る演出だと思いますが、それなら小野寺班の描写増やした方が
より効果的じゃないかなーと思うんですけどね。
それこーゆーときって本番まで秘密!! ってやるなら主人公側じゃね? 普通。

行くところまで行ってしまった紫織さんを救うために、いろいろ諦めようとする真澄に
あしらわれて真澄の心が分からなくなったマヤは、月影先生のところに行きますが
こんなにあっさり、アドバイスくれる月影先生とか違和感しかないぞ!?
まぁ、昔ほどじゃないのは確かですけどねえ……。
そもそも、そこまで詳しく知っているわけではないですから
自分と同じ道を歩ませたくはないから、と言うわけでもないでしょうし。
演劇に関係ないからと言うのわけでもないしなあ……。

しかしまぁ、真澄さんは本当にやさしいですね(棒)。
マヤのことを諦めるつもりは毛頭ないのに、安定を取り戻してほしいとか
いくらなんでも自分勝手と言うかなんというか。
狂わせてしまった責任をとって、いっそ楽にしてあげるぐらいの覚悟はないとなあ。
それは言いすぎにしても、離れる方がいいと思うんだけども。
……だからこそ、結婚してくれにOKなんでしょうけど。

やっぱり、最終的には全てを捨ててーと紅天女と重ねて終わりっぽいですが
まだまだ、そうなるには遠そうですねえ……。
なんだかんだで、あと10巻ぐらいは増えそうな気がする。


真澄さんは、周りが優秀でよかったよねえ。


ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 美内すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2012/10/05
  • メディア: コミック



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