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ヤマモト・ヨーコ新装版12巻 [書籍関連]

そんなわけでー、遂に完結!!? と相成りまして
スタートから約20年、管理人が読み始めてからだと約15年、止まってからは約12年と
相当な時間が経過したわけで御座いますが、何はともあれ一区切り
庄司先生長い間、本当にお疲れ様でした。
そんなわけで、感想をいつも通り隠しておきますので
既に読まれた方、ネタバレオールOKな方は続きをどうぞ。
例によって、トップページから消えたらオープンにします。
 追記:3/7オープンにしました。

とりあえず、やっぱり止まってた時間が長すぎたなと言うのが第一印象です。
この形が、先生が当初から予定していた結末に一番近いとのことですから
まとまっていたと思うし納得もしたのですけど、いかんせん間に存在した
トゥインクル☆やエイティー、読んでないのであれだけど
グロ丼&フロイラインも? の既視感が強すぎて
ぐいぐい引き込まれたとか、素直に面白かったとかは言いづらい感じ。
まぁ、逆に言えばヨーコ中断から再起動までの作品を読んでないなら
そう大きく引っかかることはないんじゃないかなとは思いますが。

もちろん、気になるところがないわけじゃないんですよ?
結局、前回で大打撃を受けたTA-29以外の艦も出撃して協力するぐらいなら
修理自体は比較的容易ではあるけど、一撃で戦闘不能になる場所を
ピンポイントで撃ち抜かれたとかにしておけばよかったと思う。
どっちみちネプチューンは無双してんだし、洋子と双璧を成すフーリガーだから
それぐらいやってもまぁ、問題はないと思いますしね。
今回のは、万全の状態でなくても普通に渡り合えた感じに見えて
グレートリパルションポイントに集った闘争心の格が落ちただけな気がする。
それに、ボロボロの状態でも誰かを守るために覚悟を決めて出撃するというのは
燃えるシチュエーションではあると思いますけど
そう言うわけじゃ全然なくて、厄介払いもいいとこだもんなあ……。

それから、人の造ったものとの戦いはほぼなかったから仕方ないと言えばそうなんだけど
ザッパーやらブラスターみたいな武装を、安易に強化してポンポン使うのは
やっぱりなんかちょっと違うなーと思うんですよね。
確かに、最後だからTA-29の全性能をフルに活かして戦って欲しくはあるけど
ザッパーやらブラスターって、言わばサテライトキャノンなわけですから
ココ一番、どうしてもこれじゃなきゃダメって時に使うもんですよ。
それに、ブラスター撃ちまくり展開なおかげで
あっさり無効化されてしまって、ザッパーの立場がアレだったし……。
撃ちまくりはザッパーだけにしといて、ここ一番グレートリパルションポイントに
ブラスターをもっと大仰に? 撃てばよかったよね。
……まぁ、好みの問題ではあるけどさ。

で、終わってないけど終わり方はあれしかないんでしょう。
そうでないと、正直“ハートウェアガール”要素ゼロやし……。
とはいえ、あれで〆てしまうとオプションプラスは
この後の時間軸取れないよねってのはどうしてもありますよねえ……。
洋子の答え次第では、紅葉との関係は変化せざるを得ないし
もし、変化なしでとなるとフーリガー派大勝利と取られかねないから
ぼかした意味がなくなるしなあ……。
まぁ、「洋子が好きなのは実は克也だったんだよ!!!」とかいう可能性もなくはないけどさ
いくら「過去も未来もない、あるのは現在だけ」とはいっても、流石にそれはどうよだしなー。
管理人は、もうこのシリーズの恋愛模様については
精々、エリュが幸せならいいやぐらいですけどね。
多少でも、まだヨーコで何か書くなら先が見たいですよと。


まどかがちょっとやりすぎてて、正直寒かった……。


それゆけ!  宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】12 (朝日ノベルズ)

それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】12 (朝日ノベルズ)

  • 作者: 庄司 卓
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: 新書



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