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水9 遺留捜査 Season3 最終話感想+総括。 [・遺留捜査]

これは文句なく、S3最高のお話だったと思います。
まぁ、初回に持ってくるような話じゃあないんで、入れ替えろ!! ってのも無理な話ですが
せめて、初回にこれぐらいの引き込む力があればなあ。
数字の方もついてきたかもしれんなーと、思ってしまう次第です。

今回なにがよかったって、我門が鈴木にハッキングを教わった経緯をぼかしたこと。
鈴木にやらされて始めた場合と、我門から教えてくれと言った場合では
今回の事件の印象が、だいぶ変わってくるんじゃないかなと思います。
まぁ、恨みに恨んで殺している以上、あの取調べのシーンでは
実体以上に悪く言ってる可能性が高いので、我門の逆恨みが大半でしょう。
でも、そこでどこかしらから証言者を連れてくるなりして
完全に我門の逆恨みだったと断定してしまうと、途端に陳腐になってしまっていたと思います。
というか、思い返せば「実は姉妹でした!!!!」とか
最後の最後で詰めを誤る、そんなんばっかりだった今シーズンでしたからねえ。
……いやまぁ、ここまでの回では、なにかしら理由を用意してないと
今度は理屈が通らなかったのは分かるんですけどね。
それから、娘の位置情報サービスに繋がるあのパスワード。
正直、「いや、そんな回り道せんでも『ドロップ』だろ」とか
「残り時間大丈夫か!?」とか言いたくなったのも事実なんですが、これ書きながら考えていたら
糸村が、『右京さんとか加納係長とかの天才とは違う』というのが表れてる感じがして
いい演出なのかもしれないなーと思ったりなんかしました。
しかし、主題歌これは卑怯でしたねえ……。
娘のために、赤だけ選り分けた最後の一個を、自分で食べるところは
久しぶりにもらい泣きしそうになりました。

さて、シーズンも今回でエンディングなわけでしたが
こういうみんなで集まって和気あいあいなのもいいですね。
チームもののはずの9係でも、係長+浅輪+倫子だけだったり、村瀬+小宮山+早瀬川と
青柳家+矢沢家の3グループで別々だったりして意外とこういうのなかったりするんで……。
ただまぁ、先週も言いましたけど、出向組の佐久間と二宮が
「ただいま帰りましたーーー!!!!」とかいって帰ってきてくれると嬉しかったかなーと。
森田との和解も、少々物足りない気はしますけど
この「目の仇にしてたのが馬鹿らしい」って結論は割と好きかな。
一応、今シーズンは事件解決に糸村が関わる場面が多かったんで
認めるのが唐突だったり、不自然だったりはあまりしないとおもいますし。
……ああそうだ、最終回なんだから村木さんにもーちょっと活躍の場をあげて!!?
最後の場面で月島中央署刑事課の輪の中にいるのは不自然になるだろうから仕方ないとしても
ここまで、こき使ったんだからさー。もーちょっとなんかほら? ね?

さて、どうあがいても数字的には芳しくなかったわけですが、次ありますかねえ。
まぁ、木8も含めると3本必要(110キロがGOなら2本)なんで、前も言ったように
「ここはとりあえず『新』をつけて、もう一回はやる」ということもあるかもしれませんが
警視庁の捜一一係から、月島中央署刑事課に異動した現在が既に
ついてないけど『新』状態と見ることもできますから、それだったらもうアウトかなあ……・
そもそも、遺留捜査は最近の作品の中では、おみやさんに近い静かな(?)作風なんで
管理人としては、そんな手段がOKなのであれば京都枠に行くのがいいのではと思いますが
またキャスト総入れ替えなんかやると、流石に誰もついてこないだろうからなあ。
やはり、一番無難なのは、土ワイ行でしょうか? エンディングも結構合いそうだし。
管理人としては、最近スタートの作品には珍しく
あまり主人公にイラつかない(いやま、右京さんだって味方によっちゃイラつくけど)んで
できれば、続いてほしいなーと思うんですが……。


いやいくらなんでも、チンピラ使えなさすぎ!!!
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