水9 相棒 Season21 第十二話感想。

Season15で人生のお会計とパスワードを見まして、櫻井智也氏には
これからも書いてほしいなあと思ったものですが、待てど暮らせどその名はなく
時は過ぎ去り今やSeason21、新しい話を見ることは叶わないのだろうと
諦めの境地どころか、完全に諦めるさえ通り越して
もはや、そういえばそんな人が書いたこともあったなあと化していました。
そんな状態のところで、また書いてくれるということを知れば
期待値は鰻登り、それはもう天井知らずとなるわけですが
いや、今回もいい話でしたね。また次があるといいなと思います。

さて、年の離れた二人の関係性というとS19-16人生ゲームが思い出されますが
純然たる友情だったあちらとはまた違う、親心というと
行き過ぎのような気はしますが、そういう思いも含みつつ
武志くんのために行動する南野は、頼りないと自分では言いますし
実際、頼れるではないと思いますけど、素晴らしい人間だと思いました。
そして、本当の親ではない以上、仕方ないこととはいえ
ひとまず武志君とは離れることになりましたが
今回のことで気付けたことをもって、もう一度
恋人ともやり直せて本当によかったと思います。
あらすじやサブタイトルを見る限り、恋愛方面があるようには
見えていなかったので、そちらも入れてくれて本当に感謝しかないです。

ただ、話はよかったのですけど、演出はちょっとなあ……。
特命の犯人への聞き込みシーン、刑事ドラマフリークの直感すら要らないですよ。
あんな映し方して分からない人はいませんって……。
パスワードの時も、小瓶敷き詰めの意図はなかったみたいな
そんな話があったかと思いますけど、そういうのよりはマシかもしれませんが。

さて次回は、切り裂かれる絵画。
今回は本当に切り裂かれるっぽいです。


麻雀ホントにやってるんかい、からの、ホントに強いんかい。

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